つれづれなるままに・・・

日々の思ったことを綴っていきます。

平昌五輪お気楽予想ーーー団体戦FS(FD)編

団体FSは5カ国での戦いになる。カナダ・ロシア・アメリカはまず間違いなくFSに登場する。
一方韓国・イスラエルそしてドイツはおそらくSP止まりだ。ということで残りはフランス・イタリア・中国・日本の内の2カ国と言うことになる。
この4カ国はフランスとイタリアはシングル競技が、日本は逆にカップル競技が、中国は女子とダンスが弱いという急所を持っている。故にこの弱い部分がどれほど足を引っ張るか&強い部分でどれほど上位にいけるかでFSに進めるかどうか決まる。そのため何が起こるかわからない五輪という舞台では予想はしにくい。
ということでFS(FD)はこの7カ国での順位を予想したい。


ペアFS

1位 ヴァネシブ
2位 ザビエン
3位 ユージャン
4位 セガビロ
5位 デラグア
6位 シメクニ
7位 海龍

 

アメリカが1枠だったことはわかっていたがフランスも1枠だったとは理解していなかった。ヴァネシブ団体回避なんてできるわけないやん。ということでFSに進んでしまうとこの二人かなり消耗することになりそう。種目別に響かないといいけど…もちろんシメクニも。
はっきり言ってペアFSの順位は全く読めません。枠のある国はSPFSでメンバーを変えるでしょうからFSだけ滑るという状況&五輪という場がどういう影響が出るかわかりませんから。
ただ上位がどれほど変動しようと日本がFSに進出できたとしても5位6ポイントになることは変わりありません。

 


男子FS

1位 パトリック・チャン
2位 ミハイル・コリャダー
3位 アダム・リッポン
4位 田中 刑事
5位 ハン・ヤン
6位 シャフィク・ベゼギエ
7位 マッティオ・リッツォ

 

チャンとコリャダーとリッポンの争い。構成的にはコリャダーが4S転倒のみでまとめられれば1位になるだろう。ただわりと抜けが多いだけに難しいかな、と。
一方チャンはこの団体にかけている。4Tのみでも演技をまとめればメンバー的に高PCSが生きてくるだろう。金メダルを獲得するためにはとにかくしっかりとエレメンツをこなしきることが大事だ。
リッポンも4回転の出来にかかってくるが回転不足がつきものだけに1位は難しいかなと予想する。ハンヤンは四大陸を見る限り4Tをクリーンに降りることがかなり難しそうだ。下手をすればベゼギエにまくられることもありうる。(ベゼギエはPCSは低いがここのところ4回転は割としっかり飛んでいる)

 


アイスダンスFD

1位 ボブソロ
2位 ハベダナ
3位 ウィーポ
4位 ギニファ
5位 ロールギ
6位 かなクリ
7位 ワンリュウ

 

ステブキがいなくなってしまったことと女子2人が金メダル候補なので分散するだろうからボブソロがFDも出ると予想。
パパシゼが出ればフランスも強いだろうがメダルの可能性がなければ回避するだろう。カナダはアメリカに勝てるかがかなり結果に響きそう。ロシアに勝てないまでもできれば差は1ポイントにしたいところ。

 

 

女子シングルFS

1位 アリーナ・ザギトワ
2位 カロリーナ・コストナ―
3位 坂本 花織
4位 ガブリエル・デールマン  ケイトリン・オズモンド
5位 ミライ・ナガス
6位 シャンニン・リー
7位 マエ・B・メイテ 

 

今回は2枠あるからコストナー連戦じゃないかもしれないが、ソチの際団体でいい演技ができてその勢いで個人も取ったため今回も出るかもしれない。コストナーが回避ならカペラノが2戦戦うことになる。(さすがにペアに2戦はさせないだろう)どちらもベテランが2回出なくてはいけないわけだから大変だ。ただルッソだと確実に5位6ポイントになってしまうのでそれならコストナーが出た方がイタリアにとってはポイントが稼げるだろう。
女子はザギトワ1強だろう。ただ坂本は結構台風の目になるかもしれない。はっきり言ってプログラムとしてはいいものではないが大きな勢いのまま飛ぶジャンプはかなり魅力だろう。一応3位にしたがコストナーのジャンプがユーロであまりよくなかったので上回れるのではと予想している。
デールマンも全加がかなり良かったから強敵だがコントロールしきれない部分が出てしまうとノーミス坂本の下になるかもしれない。

うっかり交代枠の件を落としていた。カップル競技で2枠使ってしまうとシングルは一人で行わなければいけない。ということでかなり心配だがオズモンドがFSを滑ることになるだろう。ただ・・・予想としては変わらないかな?という気がする。ノーミスを行えば間違いなく2位に入るだろうがオズモンドが五輪という場でそれができるかはかなり怪しい。ということで坂本の下という予想は同じ。カナダとしてポイントを考えるならテサモエが両方滑った方が絶対に良いのだが年齢的にかなり高い&金メダル候補の二人に負担をかけすぎるわけにもいかないだろう。ということでケイトリン、ミスの連鎖だけはないように頑張れ。
長洲は今の女子シングルにおいてはその助走の長さが際立ってしまっているのでPCSは厳しいだろう。その辺で点数が伸びきらないと予想する。

 


<FS総合順位>

1位 ロシア  38~39=9~10+  9+ 10+ 10
2位 カナダ  32~34=7~ 8+ 10+  8+7~8
3位 アメリカ 29~32=6~ 7+  8+  9+6~8
4位 フランス 28~30=  10+6~7+6~7+  6
5位 イタリア 28~29=6~ 7+  6+  7+  9
6位 日本   27~29=   6+  7+6~7+8~9
7位 中国   26~28=   8+6~7+  6+6~7 

 

~が入るのは3強以外のどの2国になるか判明しないため。SPより僅差になるのはポイントが10~6と範囲が狭いためでこの団体戦は実はFSの順位がかなり大きいことがわかる。ただそれでも出場すれば点数的には大差で5位になってもポイントは確実に6ポイント入るため他の競技でいい順位を取ればそう差が出なくなる。そういう意味ではFS順位の3位はフランス・イタリア・中国・日本も入ることは決して不可能ではない。ただ金メダルを取るためにはすべての競技で常に3位以上に入っている必要がある。2番手でもこの順位には入れる選手がいる国が強いといえる。
その点ペアが1枠しかない&そこまで上位に来ないアメリカはどうしてもロシア・カナダと比べて不利になってしまう。アメリカが団体金を目指すならペアの強化が急務だろう。


<団体総合順位>

         合計得点 SP  FS

1位 ロシア  70~71=32+38~39
2位 カナダ  68~70=36+32~34
3位 アメリカ 60~63=31+29~32
4位 フランス 54~56=26+28~30
5位 イタリア 51~52=23+28~29
6位 中国   48~50=22+26~28
7位 日本   46~48=19+27~29


うーん・・・ロシア勝利になってしまった。ということでやはりこの2国の熾烈な争いになりそうです。
カナダが金メダルを取るためにはSPでできるだけロシアに差をつけてFSでチャンが1位になりコリャダーと2つ以上差がつくこと&オズモンド2位に入ることが必要か?何にせよロシアは女子で確実に20点はいることが大きいです。
ということでカナダは何としてもアイスダンスSDでパパシゼを上回らないと・・・パパシゼが団体戦を回避してしまうとロシアとポイント差がつかないので出てくれないと困るしでなかなかジレンマです。
あとはペアですか。私はヴァネシブを今回1位と見たが出場選手の顔ぶれによっては上位に変動はあるだろう。この辺りの駆け引きによる順位もポイントになりそう。いずれにせよカナダは金メダルを取るためにはロシアの強い種目ではその次の順位を確保する&カナダが強い種目ではできるだけ差をつける試みが必要になる。

ロシアはストクリやステブキが出場を認められず厳しいといえば厳しいですがそうであっても特に大きな穴がないという点でやはり銀以上は固い。ただ金を獲得するためにはチャンとコリャダーのポイント差はかなり重要になる。構成差はあるが4Lzの成功率はかなり悪い。せめてSOくらいで降りれないとSPポイントで差がついてしまうかもしれない。五輪という大きな舞台でどこまでできるかが団体金のカギになりそう。

平昌五輪お気楽予想ーーー団体戦SP(SD)編

2月に入り報道もようやく平昌五輪関連が多くなってきた。なんとなく政治的な話題が多いことが気になるがとりあえず選手には関係ないと思いたい。今のところフィギュア選手の怪我情報などもないので最高の舞台で力を出し切ってもらえることを信じたい。

出場選手一覧を眺めていると誰がメダルを取るか予想するだけでワクワクしてくる。とりあえず今現在の予想を書き留めておく。まずは団体SP(SD)から。

相変わらず個人戦の前に行うという愚策を繰り返したことは腹立たしい。特に怪我のリスクの高いペアと男子の日程がきついことも本来もう少し考慮されるべきことだっただろう。この辺りは次の北京開催でびしっと中国側がアメリカメディアを抑え込むことを期待する。そういう意味でも是非ボーヤンとスイハンはじめとするペア代表に頑張って欲しいと願っている。

 

ペアSP


1位 ヴァネシブ
2位 デュハラド
3位 タラモロ
4位 マルホタ
5位 シメクニ
6位 ペンジン
7位 ホケブロ
8位 キムカム
9位 海龍
10位 コナクラ

当初は点数も計算していたが変に絡まれても嫌なので予想順位だけ。
スイハンとサフマソは団体戦に出ないと予想する。ドイツはソチでもメダルの可能性がある選手を回避した。今回も団体メダルの可能性(というかFS進出の可能性も)がほぼ無いので同じだろう。
スイハンは怪我で四大陸を回避した経緯があるのでここでもリスクは犯さないだろう。ペアの日程がもっと遅かったらわからないが団体戦はペアにとって罰ゲームに近い。一番怪我を負うリスクが高い種目の日程が1週間も無いなんてばかげているとしか言えない。出場する選手にはぜひ無理はしないで欲しいと思う。
メダルの可能性が無いことはフランスも同様だからヴァネシブも回避するかもしれない。ただフランスはドイツよりFS進出の可能性があるのでリンクに慣れる・五輪の雰囲気を味わうという意味で入れてみた。案外とサフマソとスイハンがいないと1位を取れてしまうかもしれない。そしてここで1位を取るとFS進出ができてしまうかもしれない。

 

男子シングルSP

1位 ネイサン・チェン   
2位 ボーヤン・ジン    
3位 パトリック・チャン   
4位 ミハイル・コリャダー 
5位 宇野 昌磨       
6位 アレクセイ・ビチェンコ
7位 シャフィク・ベゼギエ  
8位 ジュンファン・チャ   
9位 マッティオ・リッツォ  
10位 パウル・フェンツ    

羽生は団体戦は出ないと予想する。→と書いていたら本当に個人戦のみという発表があった。会場の様子は昨年の四大陸でわかっているからそれでいいのだろう。良い調整をカナダで積んで欲しい。

ネイサンとチャンはとりあえず3Aがどうなるかで順位が決まりそう。特にチャンは五輪で3Aを決めたことがないので是非3度目の正直を演じて欲しい。
ボーヤンは四大陸でいい演技ができている。また構成も確実に実行できるものということでおそらく同等の演技はできると予想する。100点は超えてきそうだ。
コリャダーはとにかく4Lzの出来にかかってくる。クリーンに決めることができればGOEとPCSの差でボーヤンを上回ることはできるだろう。ただ転倒してしまうと良くて94というところか。上の順位は4LzSOでこの位かなという予想。
宇野はセカンド3Tが入るかどうか。あとは四大陸FSで回転不足を取られたことがどう影響するかが読めないのでこの程度に抑えてみた。
全体の傾向としては上位5人下位の5人の間で順位変動が起こりそう。

 

 

 

アイスダンスSD

1位 テサモイ
2位 パパシゼ
3位 シブタニズ
4位 ボブソロ
5位 カペラノ
6位 かなクリ
7位 ワンリュウ
8位 ミンガメ
9位 ローポリ
10位 タンジー

滑りはパパシゼだが踊るという点においてはテッサが上、ラテンと言う点においても。と言うことで期待を込めてカナダ1位に。パパシゼもものすごく好きだがラテンで見たいのはああいう演技じゃないので。
シブタニズはシーズン後半に来てミスが目立っていることが気にかかる。SDはまだ大丈夫だと思うがミスが出たらかなり順位を落とすことになる。どこまで復調しているか、ここの結果でアイスダンスのメダルが見えるかもしれない。

かなクリはとりあえずワンリュウとミンガメの上には立っておきたい。四大陸でいい演技ができていたのでそれをぜひ出してほしい。

 

女子シングルSP


1位 エフゲニア・メドベデワ 
2位 ケイトリン・オズモンド
3位 カロリーナ・コストナー 
4位 ブレイティー・テネル  
5位 宮原 知子       
6位 ダビン・チョイ     
7位 シャンニン・リー    
8位 マエ・B・メイテ   
9位 ニコル・ショット    
10位 エイミー・ブキャナン 


女子も男子と同じく上位下位が5人で分かれそう。ただダビンは伏兵になるかもしれない。地元の声援を受け会心の演技ができれば70点が見えてくるかもしれない。
宮原はとにかく回転不足が心配。3Lzも3Tも3Loも危ない。PCSについてはテネルに勝てるだろうが回転不足とGOEを大きく望めないところがなかなか上位に食い込めないでいる原因だ。とにかくレビューがかからないジャンプを飛ぶことそれに尽きる。すべてクリーンなら上位3人に迫れるかもしれない。
カナダはデールマンとオズモンドで悩んだがSPだったらオズモンドの方が点は伸びそう。デールマンは構成が下がるのでPCS差でコストナーの下になるだろう。オズモンドはFSがかなり不安定なのでデールマンがそちらに回るだろうと現時点では予想している。

 

<総合順位>

             ペア 男子 ダンス 女子

1位 カナダ   36= 9+ 8+10+ 9
2位 ロシア   32= 8+ 7+ 7+10
3位 アメリカ  31= 6+10+ 8+ 7
4位 フランス  26=10+ 4+ 9+ 3
5位 イタリア  23= 7+ 2+ 6+ 8
6位 中国    22= 5+ 9+ 4+ 4  
7位 日本    19= 2+ 6+ 5+ 6
8位 韓国    14= 3+ 3+ 3+ 5
9位 ドイツ    9= 4+ 1+ 2+ 2
10位 イスラエル  8= 1+ 5+ 1+ 1

 

ということでFS進出はカナダ・ロシア・アメリカ・フランス・イタリアの予想となった。フランス・イタリアは中国・日本になるかもしれない。イタリアはコストナーの調子とペアとアイスダンスで安定した演技をすることが大事。フランスはペアとアイスダンスの結果次第。一方で中国はスイハンが出場すればむしろ進出する可能性が高くなる。団体戦にどこまでかけているかで出場選手が変わるからその辺りの駆け引きによって順位は変動しそう。

日本がFSに進出するためには男子か女子で1位を取る必要がある。100台のカメラに囲まれた中でジャンプの技術や質の低い二人がどこまでクリーンにできるかがカギとなりそう。・・・というか日本が団体メダル取れるなんてどんなデータ引っ張ってきたらそんな予想がたつのか?本当に不思議。流石に五輪で有力選手軒並み自爆という演技は見たくないのでFS進出ボーダーライン上、良くてソチと同じ5位といったところかと思います。

 

 

雑記

本日の会話

 

私 :「2月16日に休んでいいですか?」

上司:「理由は?」

私 :「今は休みの申請に理由言わなくてもいいと聞きましたが・・・」

上司:「それは大企業だけだよ。(ウチは中小だからそんなわけにはいかない)」

私 :「オリンピックが見たいからです。いいですか?」

上司:「駄目です」

 

ということで有休は取れませんでした。

真昼間に行われる今回の五輪フィギュアスケート。ライブで見れるのは2月17日の男子シングルFSと25日のエキシビションだけになりそうです。まさか時差のない開催地がこんなにあだになるとは・・・

次の北京だとどうなるかな?ボーヤンが金メダル候補だったら中国もアメリカメディアの言いなりにならないと思うので是非平昌で頑張って表彰台に乗って欲しいです。

雑記

ユーロ終了後突然39度近くの高熱が出た。

もしかしてインフルエンザ?と病院に行ったところ「違います」とのお返事。風邪でしょうということで薬だけもらって帰宅した。インフルエンザだったら文句なしに休めるのだが違ったことと朝起きて測ると36度台後半に落ち着いているのでそのまま出勤→帰宅後38度超えを繰り返す悪循環に。

それでも出勤予定だった土曜日が工場休日になったことから事務員も出勤しなくてよくなりこれで休める&四大陸がライブで見れると喜んだ。ところがその前日急に歯医者に行かなければいけない事態に。年中無休のかかりつけ医院に予約を入れようと電話すると何故だか週休2日になっていてそのため10日先まで予約が取れないほど混んでいた。

そこまで放置できないので何とかしてもらえないかと頼んだら朝一番に来て待っているなら空いた時間や予約に来ない人のところでできるかも、3時間くらい待つことができるなら来てくださいというお返事。

そんなわけでせっかくの土曜日は朝8時半から歯医者で待ち状態に。厚手のひざ掛けと雪国使用のジャケットで防寒対策していったのだがそれでも2時間半待って11時過ぎにようやく見てもらい12時過ぎに帰宅すると熱が上がっていてそのままベッドに直行→震えながらひと眠りして起きると四大陸でボーヤンが逆転優勝していた・・・

という1週間を過ごしていました。今日はほどほど落ち着いたので毛布かぶりながら四大陸の動画を見ていました。かなクリ、初チャンピオンシップのメダル獲得良かったですね。坂本の初タイトルも五輪に向けて弾みになったと思います。

男子はボーヤンの復活!に喜び引退組のラスト演技に泣きました。五輪シーズンは楽しみですが引退選手が多く出るという意味で悲しいシーズンでもあります。この先それぞれの新たな道を進むのでしょうが演技後の笑顔を忘れずに頑張って欲しいです。

 

1日おとなしくしていたので多少落ち着きましたが今週は月末月初で忙しくなります。またぶり返すかもしれませんが何とか五輪までにはいい状態に戻したいと思っています。

かなり寒いですしインフルエンザも流行っていますので皆様もどうか体調には十分に気を付けてください。寒さのせいか結構長引きますので・・・本当に大変です・・・

五輪の切符を手にする者は?―――欧州選手権ざっと感想

眠いです・・・

全然記事書いていませんがユーロ見てます。
女子シングルではザギトワがようやくSPジャンプを揃えてきました。メドベデワは怪我ごと言う事でジャンプとスピンの質があまり良くありませんでした。そしてコストナーは30歳にしてPBを出すという。
五輪表彰台はロシア3人とカナダの2人、そしてコストナーと言う事になるのでしょうか?FSの結果に注目です。

 

それにしてもアイスダンスのステップレベル判定の厳しいこと。これは五輪採点を見据えてのことなんでしょうか?エッジがフラットになりやすい選手はかなり注意しないといけないです。日本の二人ステップレベル3も取れないかも・・・

 

男子シングルについては全米・全加と続いてあまりいい演技が無い大会となりました。SPで4回転を1本でも決めたのはフェルナンデスとアリエフだけという。
ただ・・・思い返してみれば4回転の成功率って昔からそう変わらないのかもと言う気がします。今は種類や飛ぶ本数そのものが増えたため失敗を見る機会が多くなったということかもしれない。基礎点って大きいなと感じます。基礎点とGOE幅の変わる来季がどういった結果を生み出すのか・・・

 

1位は危なげなく6連覇を決めたフェルナンデス。ジャンプの軸、体のキレが年末よりずっとシャープになっていました。ただ一方でSPFSとも押さえた印象といいますかかなり慎重に滑っていた気がします。いいフェルナンデスの時のような会場全体と一体になるというパワーは感じられなかった。
更に昨季から続くFS後半の失速感は今回も同様でした。ミスったジャンプ以外はそれでも纏めたのですが踏みとどまったという印象を受けましたのでやはり体力的に厳しいのかな?後半の4Sと3Lz・3Fのエッジが不安定なところが解消できるかが五輪メダルを手にするための鍵となりそうです。

 

2位は頑張ったアリエフ。課題の体力は4Lzを抜くことで何とか持たせたという感じ。後半ジャンプは着氷が良いものは無かったがまずは最後までやりきるという課題がこなせたのは朗報。
PBを出してこれで五輪代表は確定だろう。ただウルトラマンのタイマーのようないつ切れるかいつ切れるかひやひやしながら見る演技では入賞以上はなかなか難しい。今の自分に最もいい演技が出来る構成とプログラムを練り込んでいって欲しい。

 

3位は2年連続コリャダー。表彰台はともかくチャンピオンシップでアリエフに負けたというのは印象が良くない結果だ。4Sは今回も駄目だったし4Lzもミスありきのジャンプとなっている。降りれれば綺麗なのはわかるが成功率が1割程度ではやはり博打的な印象を受ける。時間が無い中でどこまで成功のイメージを身につけられるか・・・なかなか難しいが頑張って欲しい。
昨季のワールドといいプレッシャーなのか精神的に抱えるものがあると演技に集中出来ないのかキレやスピードがいまいちになる傾向が見られる。初五輪と言うことで初ワールドの時のように何も考えず思い切り飛んでみると言うのも有りかもしれない。

 

4位はラトデニくん。4Tは紛れもないダウングレード・・・なかなか4回転回る感覚というものをどうやったら身につけられるかが今後の課題か。
ただ動きは大きくリンクを広く使った滑りは見応えがありました。売りであるスピンで表情を見せられるというのも観客を沸かす強みです。見ていて気持ちいい演技でした。後は高難度ジャンプ・・・ランビエール先生何とかお願いします。

 

五輪代表はロシアがコリャダーとアリエフ、フランスはベゼギエになりそうです。
ヨリヘンは派遣してもらえるだろうか?マヨロフはどうだろう?

このユーロはサモヒン・クヴィテラシヴィリ・サマリンなどの複数4回転ジャンパーは良くなかったです。高難度が飛びにくい氷だったのでしょうか?みんなジャンプで手をつくので見ていて怖いです。羽生のような吹き飛ぶ転倒もおっかないですが最初から危ないときは手をつこう感覚で飛ぶというのはどうなのかなと感じます。自分の中で4回転回る感覚が身についていない気がします。まずは体を起こし軸をしっかり締める処から見直した方が良いかと。

個人的にはブレジナがFSで久々にまとめた演技を見せたことが良かった。なんとなく見えない枠の中でもがいている感じがここ数年見受けられたがこれで打破するきっかけとなって欲しい。

そしてビチェンコさんの潔いほどのレベル無視の演技。・・・うん、それでいいよ、ベテランだから。ちまちまレベルを気にして小さくなるより滑っていて気持ちのいい見ていて面白い演技を見せてください。

一方でGPSで初優勝しながら五輪に出られないヴォロノフが悲しい。せめて補欠の1番にしてくれないか・・・サリマンよりは今季安定した点数を出しているのでぜひお願いしたい。

 

 

ユーロ開催のさなか五輪日本代表選手団の1部が発表になった。

・・・羽生が全日本欠場になった際にした悪い予想がその通りになってしまった。まだ1部といっても追加されるのは発表されていない競技に関するものだろうからフィギュアはこれ以上増えることは多分ない。相変わらず選手ファーストではないなと感じさせる内容であきれてしまう。主役ありき選手ありきという考えを持てる人間が日本のスケ連にはいないと言わざるを得ないところが同じ日本人として非常に残念だ。

荒れた全米選手権

新年おめでとうございます。

 

・・・今頃?という感じの2018年初更新となりました。
その間に全米が終わってしまいました。年末時点ではJスポーツをまた契約するか迷っていたのですが、木・金・土と見られないことが確定していたのでは止め。ユーロがやるかわからなかったし・・・

それにしてもいつになく荒れた全米となりました。特に男子は代表選考が今後の遺恨になりそうで気になります。
女子もワグナーが代表落ち。ゴールドは今季最初からリタイアしてしまったのでソチ以降主に活躍してきた選手が二人とも出れないというのは何とも残念です。

 

とか言っていますが女子の表彰台は予想通りでした。私からしたらまさか当たらないだろう的な予想だったので逆にびっくりしてしまいました。
テネルはアメリカ代表としては無名でしたがスケアメでで安定したいい演技をしました。ワグナーやカレンよりは回転不足を取られないジャンプの質を見せていたのでスケアメの演技が出来れば今の全米勝てるんじゃ?と思ったわけです。
あからさまに候補として名前が挙がっていなかった分思い切って演技できたのでしょう。初優勝おめでとう!
ただ個人的には彼女の演技は好みでは無いなぁ。表現として滑りと上半身の動きが合っていないところがとても気になります。四大陸には出ないと言う事なので五輪でどう評価されるのか、おそらく全米のPCSは五輪・ワールドでは出ないと思います。強いロシア娘達と張り合うのはかなり弱い気がします。

 

長洲はソチ選考で全米3位に入りながら落選した経緯があるので今回の全米2位五輪・ワールドの代表は本当に良かったです。
今季は体もかなり絞ってジャンプのキレが良くなりました。3Aはなかなかクリーンに決まりませんがその他のジャンプで以前より回転不足を取られなくなりましたのでチェレンジする意味はあるかと思います。
五輪に出場した経験もありますからいい演技を見せてくれると言う期待があります。是非この好調を維持して欲しいです。

 

カレンはどうしてもセカンド3Tが回転不足になってしまうところが世界で戦うには弱いかな?他のジャンプも足りないことが多いですし・・・ただもう矯正している時間は無いのでとにかく思い切りのいい演技を見せて欲しいです。

 

それにしてもアメリカ女子代表が全員アジア系とは、時代も変わったものです。アメリカは団体表彰台が堅いですからどの選手もメダルを得るチャンスがあるのは良いですね。


そして荒れた男子。SPでネイサン・リッポン・ブラウンになったときはやはりこの3人に行かせたいんだなと感じました。
しかしまさかネイサン以外の二人がFSで崩れるとは思わなかったのだろう。伏兵マイナーが2位に躍進、ぐさぐさ刺さりまくっても基礎点の高さが光ったヴィンセントが3位に入ってしまいました。

女子の時は30分で決まった代表が3時間半にかかったという。それで決まったのはネイサン・リッポン・ヴィンセントの3人。3枠あったその選考で争われたのはヴィンセントとブラウンだったという。確かに五輪・ワールド選考条件は世界選手後に明らかにされていたのだがそれを見るとGPF終了時でほぼネイサン・リッポン・ブラウン・ヴィンセントの4人しか対象にならないものだったことがわかる。他の選手が五輪代表になるには日本と同じように全米チャンピオンになるしかなかったのだろう。ただそういった部分が他の選手に伝わっていたのかな?というあたりが微妙だった気がする。結局2位に入ったもののマイナーは五輪もワールドも代表にならず更に補欠の1位にもなれなかった。

こういう選考を生み出したのも五輪で団体戦が正式種目になったことが大きいのだろう。特にアメリカは団体メダルが見えているのでリスクを負い過ぎたくないという意識もあったと思われる。マイナーは今季国際大会でそれほど高いスコアが出せていなかった。

それでも全米結果を比較的重視してきた風潮があるから一発逆転に書けていた選手も多かっただろう。マイナーがいい演技ができたことを非常に喜んでいたことからもそれが窺える。2位ならいけるだろうと思ってしまっても仕方ない。今回は残念だったが四大陸は得たのでぜひそちらで良い得点を得てマイナーを五輪に派遣すればよかったと思わせてほしい。

四大陸の代表にアーロンが入ったのもかなり意外だ。何しろアーロンは全米9位だったから。5位のホクスタインが補欠というのは日本の選考ではまず起こらないだろう。おそらくホクスタインのGPSが悪すぎアーロンが中国杯で3位に入ったためだとは思うが・・・五輪やワールドでない4大陸でもそちらが優先というのはどうなのかなという気がする。全米の価値を下げる選考の気がするが大丈夫なのかと他国民ながら心配してしまう。

ネイサンは足首を痛めているという情報があり4Lzを抜いてきて3A以外のジャンプはまずまずまとめてきた。GPFから見れば良くなってきているのだろう。ただ滑りという点ではSPですらシーズン冒頭よりも悪くなっている気がする。SPはまだ動きが多いので多少ごまかせる部分はあるがFSは本当に助走して飛ぶだけになってしまっている。この上4Lzを入れてくるとしたら本当にBVを獲得するだけの勝負ということになってしまう。本当にそれでいいのかなという気がする。旧採点下で4S・4Tを飛んでも4Tのみのヤグディンプルシェンコに勝てなかったゲーブルでもここまでただ飛ぶだけのプログラムではなかったことを振り返るとなんとなく残念な気がしてしまう。

それでも怪我の情報もあるし3Aを2本とも失敗していることからまだまだいい状態ではないのだろう。試合数もそれなりにこなしているから体調を整えるのも大変だ。五輪団体まであと1月無いが怪我を直し良い状態でアジアに来てくれることを願っている。

ヴィンセントは表彰台に乗ったことで五輪切符をつかみ取った形だ。それでも4Lz以外のすべての4回転で今回回転不足を取られた。確かに回転が微妙なのでおそらく五輪でも今のままなら減点を受けるだろう。プログラムもはっきり言ってジャンプしか見るところのないものなのでPCSにも期待できない。ジャンプの質をどこまで高められるかが順位を左右することになるだろう。はっきり言えば本命は北京であると思うので今回は今できることを出し切ったものを見せて欲しい。

 

欧州各国、アジア各国のナショナルがおおよそ終了し代表選手が発表になっている。残すは今週のカナダ位か。男子シングルは今シーズンこれは素晴らしいと絶賛出来る演技が少ないのでなんとなく盛り上がりに欠けるのだがそれでも着々と最大のイベントが近づいている。

カナダは1枠がチャンなのはほぼ確定しているが残りがまだまだ読めない状況だ。誰がカナダ上位に入りその切符をつかむのか非常に楽しみだ。

その次はユーロ、そして4大陸がある。フェルナンデスとコリャダーのどちらがタイトルを掴むか。4大陸では日本代表と中国代表がどういう順位付けになるかまずは五輪の前哨戦の結果を見届けたい。

 

新年早々なかなかまとまった時間が取れない状況です。書いたり書かなかったりかなり不定期になると思いますが2018年もどうかよろしくお願いいたします。

 

 

雑記―――2017年の終わりに

会社は毎年29日までですが経理の私は銀行がやっているため30日まで出勤がありました。しかし2017年は30日が土曜日だったためみんなと一緒だけ休めることに。

おかげで30日は例年大晦日に行っている大掃除や買い出しに費やすことができました。空いた31日は車の洗車と本棚の整理。ここ数年なかなか手が出せなかった本棚にようやく手を付けて小説・コミックなど200冊ほど処分することにしました。連載中の作品は終了後に手元に残すかどうか検討し処分するなら一気に売りに行くことにしています。しかしずっと適当に本棚に突っ込んでいたためどれを残すか以前に何が場所を取っているのかどれが終わっている作品なのかをチェックすることから始めなければなりません。時間をかけて作品ごとにまとめたのですが、何故か見つからない抜け巻がある一方同じ作品の同じ巻が2冊あるものがいくつも見つかったりと一体私はどんな買い方をしていたんだと普段の自分を叱り飛ばしたい心境になりました。

連載が終了した作品の中には30年以上続いていたものがありました。それなりに作品に愛着もあるのですが常々「部屋の床が抜けると困るから処分してくれ」と家族に言われている身としては70冊近い冊数を残しておくこともできません。それ以上長い連載をしていて終わる兆しもないものもありますからそういう意味でも仕方ありません。

出来る限り処分するものを選んで200冊ほど本棚から出したのですが、改めて作品ごと綺麗に並び直すと空いたはずのスペースがほぼなくなってしまいました。いったいどんな無理を行って本棚に本を詰め込んでいたのか改めて不思議に感じます。

今回の処分は小説やコミックといったブックオフで引き取ってもらえそうなものだけ。ただ実はもっと処分したいものもあったりします。その昔定期的に購入していた宝塚をはじめとする舞台系の雑誌とか最近でしたらフィギュアスケート雑誌。見るのも怖いので本棚に入らない分はBOXに突っ込んでありトータルで何百冊あるのかわからないのですが・・・いつか処分できる日が来るのでしょうか?古本屋系は多分雑誌は引き取ってくれないしかといってご近所の目があるので廃品回収には出しにくいし・・・WFS以外フィギュアスケート雑誌はほぼ羽生表紙なのでいつかまとめて発掘されたら何と思われるかなぁと想像するとちょっと怖かったり。そんなこともあって昨年今年と雑誌購入数がかなり減りました。今シーズンは今のところ2冊だけ。ただ五輪がありますのでその記念号は多分買うのでしょう。選手の最高の笑顔が乗っている素晴らしい雑誌であって欲しいと願っています。

 

2017年もこの辺境ブログにかなりの方が訪れていただいたようです。中にはコメントや☆を下さったりされる方もいてありがたく感じます。特に外向けに書いているわけではないため中には不快に感じる方もいたのでしょう。あわせて感謝とお詫びを申し上げます。

フィギュアスケートは年が改まってからが佳境に入ります。特に2018年は五輪が開催されるのでぜひ選手たちには怪我や体調に注意してしっかりとした練習を積んで最高の舞台に向かってくださることを願っています。最高の舞台で最高の演技が見られることを祈っています。

 

今年もいろいろお世話になりました。来年もどうかよろしくお願いします。

多くの方にとって2018年が良い年になりますように。良い演技と最高の笑顔に数多く出会えることを期待しています。

 

2017年、本当にありがとうございました!