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つれづれなるままに・・・

日々の思ったことを綴っていきます。

2014-15シーズンジャンプ成功率―――N.ニューエン/SP編

フィギュアスケート ナム・ニューエン

16歳の最年少カナダチャンピオンナム・ニューエンのSPジャンプ成功率を見る。


ニューエンの出場試合はSアメリカ/中国杯/カナダ選手権/四大陸選手権/世界選手権/国別対抗戦の6試合。


予定構成
3A 3Lz+3T // 3F = 25.44
4S // 3A 3F+3T = 30.19 (四大陸のみ)


GOE0以上は中国杯2・中国杯3・カナダ選手権3・四大陸1・世界選手権2・国別3の14回。


功率は14/18=77.78%


基本的にSPでは四回転のないニューエンのジャンプ成功率はやはり高いものだった。このジャンプの安定が今季のニューエンの躍進をさせたといえる。ブラウンに比べ若干確率が下がるのは四大陸での挑戦の影響だが今後の成長にいい経験となっただろう。


・3A 5/6 成功率 83.33%


        基礎点    GOE   減点   合計
Sアメリカ    8.50   0.57   0   9.07   
中 国 杯  8.50   0.43   0   8.93   
カナダ選手権  8.50   0.00   0   8.50   
四大陸選手権 9.35  -3.00  -1   5.35   (後半・転倒) 
世界選手権  8.50   0.71   0   9.21    
国別対抗戦  8.50   0.86   0   9.36   
 平均   8.641 -0.072 -0.166  8.403


構成を変えた四大陸での転倒が響いたが基礎点をほぼ確保したことがわかる。ただ成功したときのGOEがあまり付いていない。あまり高さや幅が出ないこともあるがスピードを落としたようなジャンプが多いことが原因かもしれない。
ただ現状では安定した成功率を維持していく方が大事かもしれない。
平均基礎点に対して97.25%と転倒があったとは思えない高い獲得率である。


・3Lz+3T 2/5 成功率40%

        基礎点    GOE   減点   合計
Sアメリカ 11.11  -0.30   0  10.81    (!)
中 国 杯 11.11   0.20   0  11.31   
カナダ選手権 11.11   0.70   0  11.81   
世界選手権 11.11  -0.10   0  11.01    (!)  
国別対抗戦 11.11  -0.10   0  11.01    (!)  
 平均   11.11  0.008   0  11.19


功率が低いのは!がついてマイナスになっているから。転倒やステップアウトというような減点ではないのでGOEはむしろプラスになっている。成功ジャンプにGOEが付くタイプ出ないので!がつくと100%マイナスになってしまう。
来季は本格的に四回転を入れるだろうか?その場合このコンボが必要と無くなるかもしれないが入れない場合は!が付かないように気をつけたい。
基礎点に対して100.72%と成功率はかけ離れた出来高である。

・3F+3T 1/1 成功率100%


         基礎点    GOE   減点   合計
四大陸選手権 10.34   0.60   0  10.94


四大陸で4Sを入れたため急遽コンビネーションを変更した。3Lzが!の付く可能性があるためより安全な方を選んだと言うことか。2つのジャンプが失敗した中で今季初めてのコンビネーションを決めたということは大きいといえる。
基礎点に対して出来高105.80%。


・コンビネーションジャンプ総計(3Lz+3Tと3F+3Tの計) 3/6 成功率50%

  基礎点    GOE     合計
 10.981 0.167 11.148

コンビネーションの成功率の割に得点は高い。GOEのマイナスで成否を判定するとこういう結果もある。マイナスは!で軽度であるからこういうこともある。


・3F 5/5 成功率 100%


       基礎点    GOE   減点   合計
Sアメリカ 5.83   0.60   0   6.43   
中 国 杯 5.83   0.10   0   5.93   
カナダ選手権 5.83   0.70   0   6.53   
世界選手権 5.83   0.70   0   6.53      
国別対抗戦 5.83   0.40   0   6.23      
 平均   5.83  0.416   0   6.33


ジャンプのGOEが稼げないタイプならば成功は絶対に必要。非常にいい成績であるといえる。
出来高は108.58%。


・4S 0/1 成功率0%

         基礎点    GOE   減点   合計
四大陸選手権  0.00   0.00   0   0.00  (2S抜け・ノーカウント)


一度だけSP四回転を試したが要素抜けとなって0点になってしまった。FSではそこそこ成功しているが必須要素であるSPではなかなか難しいのかもしれない。


・ステップからのジャンプ総計(3Fと4Sの計) 5/6 成功率83.33%

  基礎点    GOE    合計
 4.858 0.417  5.275

 

4Sのノーカウントが痛かった。やはり急遽の変更には対応できなかったと言うことか。来季入れる場合は十分練習を積んだ上だろう。完成すればニューエンの成功率は高いのだから。

 


四回転のない選手にとってはSPジャンプの成功は必須である。それでも上位が四回転を成功させればなかなか割って入るのは難しい。しかしニューエンは現時点ですでに四回転は成功しているので後は練習と試合成功経験だけだ。
まだ成長期だからジャンプが不安定になることもあるだろうが、筋力が付けばもっと大きなジャンプが飛べるようになるはずだ。堅実に成長していくことを願っている。