つれづれなるままに・・・

日々の思ったことを綴っていきます。

アクセルとノーカンと―――スケートカナダSP感想

最初に謝ります

完全に忘れていました、この大会がスケートカナダであったことを・・・

そうだなよ、スケカナって毎年自爆大会なんだよな~~~

なんであんなに甘い予想したんだろ?

 

というわけで大自爆大会となったスケートカナダSPの感想を

 

1位 村上大介 80.88

祝1位!この強豪揃いの中良く感張りました

4Sのステップアウトだけが失敗といえるものの後はまとめきりました

ずっと前から入ると良いと思っていたセカンド3がまさかLoで成功するとは思ってなかった。試合初挑戦のようですが良く決めました

それにしてもスピンと言い3Aといい見せ方と言いやっぱり北米の選手だな~と感じます。良い部分はどんどん取り入れていきましょう

自信が付くと力が出せるタイプの選手だと思うのでこれからがますます楽しみです

明日のFS期待してます

 

2位 パトリック・チャン 80.81

JOで見たときからジャンプはまだ戻ってないな~という感じだったので4-3が入ったことにはおっ!とうれしかった

ただアクセルは相変わらず苦手そう、更にはLzノーカンとTESが伸びなかった

しかし滑りは相変わらず絶品、非常に気持ちよさそうに滑っている感じだった

転倒があったせいかPCSが意外に伸びなかった・・・カナダは他の選手達も含めていつも渋い気がする

とりあえず言いたいことがあるとすれば「衣装は変えよう!」だ。なんか日曜大工のお父さんみたいだよPチャン

 

3位 アダム・リッポン 80.36

4Lzを入れる意味があるのだろうか?と毎回思うが本人が入れたいんなら仕方ないか

せめてURレベルなら4Lzの基礎点×8掛けになるけどダウングレードレベルじゃ高得点は見込めない。今回は他が自爆したからここの位置だけどチャンピオンシップでは大きく出遅れてしまう

柔軟性もあるスピンも上手い、アメリカ選手らしい個性の見せ方も上手いのに本当にもったいない

それにしても北米の選手の3Aはみんな何故ああいう飛び方&着氷なのだろう?3Aの上手い日本選手を見慣れてしまうとすごく怖い

 

4位 ナム・ニューエン 76.10

オータムの時からなんか滑りに元気が無いのが気になる、プログラムが大変なのかな?

4-3は素晴らしかったが得意なはずの3Aが転倒扱いに。ジャンプの安定感が売りの選手だからもったいなかった

しかし滑りとスピンはまだまだ、加点が付いても少ない。本人比で上手くなっているがチャンやブレジナのような滑りの良い選手と一緒になるとあらが見えてしまう。ジャンプの入出にこだわるよりはスピード感を磨いた方がいい気がする

 

5位 ミハル・ブレジナ 75.46

衣装も良いしプログラムも良い滑りも良いけど・・・決まらない決めきれないミハル・ブレジナ

それにしても4回転転倒の減点は大きいなGOE4+1・・・闇雲に4回転に走るなよとISUは言いたいのかな?

ステップ4は今回チャンとブレジナだけ、本当に滑りはすごく良かったので次回はスピンをもう少し頑張って下さい

 

6位 羽生結弦 73.25

出てきたときからなんか落ち着きないな・・・と思っていたら案の定でした

羽生のGPS初戦は大概自爆しているのである意味通常運転なのかもしれませんが・・・

ノーカン二つは、まぁやってしまったって感じ

そもそもオータムから4Tの入りを変えたことから今回の件は起こった気がする。モホークでの4TがUR判定だったため飛びやすいスリーターンに変えたのだろうがそれになじみきらないところに通常より小さいリンクでの本番に対応しきれなかったという感じだ。

コンボノーカンの落とし穴に気がついていたのかはわからないが・・・(何となく2年前のGPFの町田を思い出してしまった)もうすんでしまったことなのでFSに向けて気持ちを切り替えて欲しい

 

なんというか・・・思いもかけない大自爆大会となったSPだった

明日のフリーは逆に良い演技のオンパレードになって欲しいが・・・シーズン序盤だから難しいか?

上位七人にはそれ程差がないのでFSが良かった人が表彰台になりそうだ

SPを見た上での予想は1位 羽生 2位 チャン 3位 村上

基礎点が高い羽生がある程度まとめて巻き返し、チャンと村上はTESは同じくらいでPCSの差で順位が決まるという展開を期待を込めて予想しておきます