つれづれなるままに・・・

日々の思ったことを綴っていきます。

名乗りを上げる者達ーーーロステレコム杯 FS感想

なんか結構神大会だったみたいじゃないですか

何でこういう試合を放映しないかな~テレビで流せないならライストでネット放映してくれよ。本日BSで放映されるみたいですがその時間居ないのよ。BS録画できないの。本当に悲しい・・・

 

とまぁ愚痴はこの辺にして、次の平昌五輪はチャン・羽生・フェルナンデス・テンのソチ4強にブラウン・ハンヤン・コフトゥンというその次世代がどの程度肉薄できるかで勝負が決まるんじゃ無いかと今年の春頃には思ってました

しかし五輪まであと2シーズンになった今シーズン、更にその次という世代がその争いに加わるため存在感を見せつけようとしている感じがします。TESのボーヤン、バランス型の宇野がその先鋒となってましたが、このロシアにもそれに続く者達が台頭してきているようです

 

総合1位 フェルナンデス 271.43 184.44 TES92.70 PCS92.74

久しぶりに180超えました。大きなミスは2Sコケくらい、ここで10点は損しているので上手く入ればフェルナンデスもTES105越が可能だということがわかりました。4S+3Tがここまできれいに入ったのは久しぶりに見た気がします。たぶんGOEも最高じゃ無いかな

これでファイナル確定、他に2勝は居ないので最終滑走も確定しました。

それにしてもPCSが高くなりました。10点が4つなんて羽生も出したこと無い。この部分では羽生・チャンと同格になったと言えるので勝負はTESで決まることになると言うこと。三人がぶつかるであろうファイナルがとても楽しみです

 

総合2位 ピトキーエフ 250.47 162.93 TES84.07 PCS79.86

祝表彰台!そして予想的中!!点数までほぼ予想通りで2度びっくりです

最終滑走の重圧を3Aコケくらいで良くまとめました。良い経験になったのでは無いでしょうか?

思ったほどPCSが出なかったのはフェルナンデスの後だったからかも。ちょっと淡泊過ぎに見えたかもしれない。でも雰囲気は非常にある選手なので滑り込んでまとめていけば順調に上がっていきそうです。

チャンピオンシップで表彰台に上るには少し構成が弱いですがそれはこれからでしょう。2位は自信になると思います。ナショナル頑張ってユーロや世界選手権を目指して下さい

 

総合3位 マイナー 248.92 163.56 TES83.26 PCS81.30

経過を見返すと順位確定直前に3位4位が入れ替わったとか・・・それが無ければ私の予想大当たりだったんだな~それはともかく3位おめでとう!

やっぱり4回転は確率が悪いようです。そして3Fのeのマイナスはやっぱり大きいです

スピンとステップはALLレベル4で加点も結構もらっていますのでこれ以上になるとやはりその2つを改善しないと難しいか。あと滑りは非常に良いが助走というかジャンプ体制に入ってからがすごく長いのでその辺りがPCSがあまり高くならない原因かも

なんとなくですが引退してしまいそうな雰囲気の選曲が寂しいです

 

総合4位 リッポン 248.63 169.86 TES86.58 PCS83.28

ファイナルの可能性があったリッポンはその可能性にかけて4Lzを抜いてきました。それもまた戦術でありFS2位であったことからあながち間違いでも無かったといえる。SPのセカンドが2Tにならなければ・・・と思わずにいられない。いや結局4Lzを無くすと構成が通常より低くなってしまうと言うことの方が問題か。それはこのあとリッポンが自分のフィギュアで何をあるいはどこに向かうか考えることで決めることだろう

衣装が赤から青に変わって髪とは違和感が少なくなったが透け感がなんか微妙、更にカメラワークが微妙でせっかくポーズを決めているのに変な角度で見せられてもったいない感が倍増だった。

 

総合5位 コリャーダ 247.97 168.33 TES87.71 PCS80.62

昨日は感想飛ばしてごめん、最初映像が見つからなかったんだよ

実はロシアン三人の中でもっともPCSが高かったのがこの人でした。スピード感もあるしアピール力がある。今回はガチンスキーのピンチヒッターで登場し5位でしたがある意味一番伸び感を感じたのがこの人でした。

ロシアンの割に着氷が猫足っぽくスマートで流れが有り加点がつきやすい。ジャンプ構成は前半固め打ちですが下手に基礎点アップを狙って後半仕入れて失敗するより余裕ある成功感を持たせてGOE加点を狙うのもひとつの戦術として有りだなぁと感じる出来だった。是非ナショナルでも頑張ってもっと世界の舞台に立って頂きたい

それにしても2位から5位まで差が3点無いなんてすごい接戦

 

総合6位 ヴォロノフ 244.60 160.43 TES82.85 PCS77.58

飾りの付いた囚人のパジャマみたいな衣装になってました・・・なんか微妙にお腹周りが気になって仕方ありませんでした。前の方がまだ衣装感はあったなぁ・・・ロシアンのセンスは今ひとつわからん

ようやくFSが形になってきた感じ。前半はだいぶまとめられてきた気がします。やはりバトルプロは運動量が違うのか後半があともう少しでしたが光が見えてきた印象です。かなりの難プロですが滑りきれればすごいものが見れそうな期待感はあります。是非頑張って下さい!

 

総合7位 ニューエン 231.67 160.89 TES88.95 PCS71.94

なんと言って良いのか言葉も無い。TESはフェルナンデスの次の2位なんですがPCSは7位という結果に。4Sの回転不足と3Lzのお手つきくらいしかミスが無いのにこの数字とはどう判断すれば良いのか・・・ただ演技を見ているときから出ないだろうなというのはわかってしまっていたので数字がおかしいわけじゃ無いことは確かです。少なくともこの演技を見てニューエンの良さは全く伝わらない。何を楽しんで良いのかわからないというのが致命的かもしれない。曲を変えるのは難しいのだとすれば衣装を変える・振付を変える、ただあまり改善は見込め無い印象です。SPとFSがまた似た感じの重い曲だったことがニューエンの欠点を更に大きく見せてしまった気がします。可能ならどちらかの曲をもっと軽快なタイプに変えるべきだと思うんですが・・・・・・

 

この結果でフェルナンデスのファイナルが確定、更にチャンも確定だと思います。

いよいよ残すはラストNHK杯、残念ながらブラウンの棄権が発表されました。羽生・ボーヤン・コフトゥンが順調にファイナルを決めるかはたまた大きな波乱が起こるか・・・目が離せませんがどっちも仕事な為私は録画で楽しむことになりそうです。