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つれづれなるままに・・・

日々の思ったことを綴っていきます。

PCSと羽生の4S

フィギュアスケート 羽生結弦

106.33の点数表示が出たときどう感じた?

オーサーコーチのリアクションは驚きと歓喜だった。会場は興奮と歓声、アナウンサーは世界新記録を声高に叫んでいた。当の羽生本人は手をたたいて喜んではいたが驚いてはいなかった。おそらくある程度の点数を彼は予測していたのだろう。

 

ではkamiyannはどう思ったか?

あぁあの4Sに加点ついたんだなぁ~

という妙に冷静なものだった。

 

演技を見ながら点数計算するのはFSではちょっと大変だがSPでは何とかなる。

ただ今回のようにかなりいい演技の時は自分の計算ではなく過去の成績から計算した方が近い数字が出る、と経験上私はそう思う。

羽生のこれまでの自己ベストはソチ五輪のSP101.45、そのTES54.84に今の構成との基礎点の差を足して、あとは加点のつき方を検討する。

ソチはCSSpがレベル3以外は皆クリーンで加点がついていた。

今回の演技は4Sが少しヒヤッとしたがあとはクリーン。4Sもイーグル・スリー・モホークから入ってイーグルにつなげたのでマイナスは付かないだろうと見当をつけた。

PCSについてはソチ五輪ととりあえず同じで計算すると、4SがGOE0で105点ちょい、106点以上ならPCSが上がったか4Sに加点が付いたかどっちかだろうと見当を付けた。

そして出た点数がTES59.44・PCS46.89・総合106.33だったわけで私としてはむしろちょっと低いかな、と思ったくらいだ。PCSがソチに比べてほんのちょっと上がっただけだったから

 

ボーヤン・ジンが中国杯SPで36点台、ジュニア時代は33点台で今回のNHK では39点台半ばまで出た。ほんの半年で6点以上上がったことになる。若い選手が連続していい演技をするとそういう傾向があるのは理解できる。ボーヤンについても中国杯より流れも演技も良かったから上がることは予想できた。

一方羽生はソチ五輪から1年半、あの頃よりずっとスケーティングも洗練され演技内容も構成も上がっている。4Sが多少クリーンでなかったとしても誤差の範疇しか上がらないのはどうなのか?

PCSって本当によくわからないな~SP後プロトコルを眺めながらそんなことを考えていた

 

そして翌日のFS、ボーヤンは転倒無で演技をまとめ中国杯とほとんど変わらない得点を獲得した。しかし4Tの一つが2Tになり基礎点を8点ほど下げている。それでも0.5点ほど低かっただけにとどめたのは転倒減点がないこともあるが中国杯よりPCSが4点近くあがっていることが大きかった

そして羽生はFSでほぼ完ぺきな演技をして史上最高点を更新した。TESは118点強、PCSはなんと97点オーバー、一項目平均9.7を超えている。トータル216点にはさすがに羽生も驚いていた。

私も単純計算でTES110超えていたのでPCS95位で上手くいったら210くらい出るかもとテレビの前で思っていたから216オーバーにはびっくりして咳込んでしまった。

 

それでもTESについては演技とプロトコルを見比べればわかるのだがPCSについてはよくわからない。

ただSPのPCSが控えめだったのは2クワド初挑戦だったということもあるのかなと思った。ボーヤンのPCSを見てもとりあえず1回上手くやった、というのはジャッジも評価しにくいのかもしれない。こなれた部分もあるだろうが中国杯から連続して成功させたことでまぐれではない確実性のある技術と理解された気がする。

だとすればGPFでNHK杯SPと同レベル以上の演技ができたら・・・・・・(もっとも今度はチャンやフェルナンデスがいるのでなかなか難しいが)更なる数字の更新を見ることができるかもしれない。

 

それにしても今季の4S成功率が素晴らしい。それもただ着氷するだけではないところがここ数年の努力の成果であり実績となっているのかと思うと非常に一ファンとしては胸を熱くするところだ。また構成を上げる云々の報道が出ているが煽りすぎることなく羽生のやりたいことができる健康状態を維持してほしいと願っている