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つれづれなるままに・・・

日々の思ったことを綴っていきます。

人材の宝庫の争い―――ロシアナショナル予想

全日本の結果も気になるところだが、それ以上に混戦なのがロシアナショナルだ。ユーロ枠が3で世界選手権が2枠というのも日本男子と同じだが、大きく異なるのはミニマムスコア獲得人数だ。15人という日本の倍以上対象者が居る。現時点で世界選手権の表彰台に絡むのが難しい現状があるがやはり強豪国だと言える。
日本は羽生が居て宇野も成績を出しているが案外中堅辺りが少ない。ジュニアも今は山本だけが突出し来期以降の枠が心配になっている。女子では成功してきている育成で羽生が居る内に男子をもう少し強化して欲しいところだ。

ロシア男子の顔ぶれを見て誰が表彰台に上がるのか毎日考えていたのだが、今朝驚く夢を見た。なんとコリャーダが優勝するというものだった。目が覚めてさすがにそれは無いだろうと思ったものだが、私は案外彼が好きなのかもしれない。ロシアンの中では流れるジャンプを飛ぶと言う私好みであることは確かなのだがそこまで感じたことが無かったので驚いてしまった。

 

ロシアのナショナルの採点は結構独特である。以前は高難度ジャンプにボーナス点があったりもした。そしてかなり甘々採点である。明らかにステップを入れていないコフトゥンのSP単独にGOEを大盤振る舞いしてきた過去がある。しかし世界選手権などで思った点数が出なくてがっかりする姿を見るともう少しルールに厳しい採点をしても良いのではと考える。今年の採点がどうなるかわからないがそう大きくは変わらないのでは?と思っている。

ここ数年、上位はコフトゥンとヴォロノフで安定しているナショナル結果であるが今季は少し面変わりしそうだ。
GPSではこの二人が点数を伸ばせず下位に甘んじている。一方でピトキーエフやコリャーダが上位を獲得しすでにコフトゥンのPBを超えているという現状だ。ロシアは中国みたいなあからさまな年功序列はしないであろうがオリンピックでプルシェンコを選んだこともあるので勝たせたいと思ったら手心を加える採点があるかもしれない。ただそれは今のところコフトゥンだけだと思われる。3枠に戻したいと思っているロシアがどういった選択をするのか注目している。

 

それではロシアナショナル順位予想を。
SBが近い選手が多くまたジュニアのみの選手も結構いるので優勝スコアをどの位で見るかでだいぶ予想が変わりそうですが・・・まぁ私の独断と偏見で予想しておきます。

 

1位 ピトキーエフ
2位 ヴォロノフ
3位 コフトゥン
4位 コリャーダ
5位 アリエフ
6位 ドミトリエフ
7位 メンショフ

 

ジュニア、ジュニア上がり、チャンピオンシップ未経験の中堅、ベテランと超ベテランという年齢層の厚みは世界一というスケート大国のロシアならではの難しい予想。
とりあえずコフトゥンのメンタルがどの程度回復し演技できるかが鍵。ある程度まとめれば表彰台に乗せたいと思っているだろう。ただその辺りのメンタルの持ちようはコフトゥンよりベテランの方が強いところが複雑化する。

ヴォロノフは今季プログラムが消化出来ずに不本意な順位に甘んじてきたがここへ来てFSを昨季に戻すと発表した。SPはだいぶこなせるようになってきたからジャンプさえまとめればコフトゥンより安定しそう。
ただロシアも2年後のオリンピックを見据えてきているので出来れば若手を上げていきたいし世界選手権の枠も増やしたいだろう。ピトキーエフは若手の中ではPCSももらえているし4回転含めジャンプも比較的安定している。今季も順調にここまで上がってきているのでコフトゥン次第だが優勝もあるのではと思っている。とりあえず彼にはユーロを体験させるのではと予想している。
ロシア内で4回転なしで表彰台はあり得ないのでペトロフは4回転を入れて安定できるかが問題。その為今回は上位予想は無し。ドミトリエフはSBは高いがさすがミーシン門下という感じの曲のBGM化が気になる。どちらもジャンプは安定しているのでオールクリーンならもう少し上位に行く可能性は当然ある。ただコフトゥン・ヴォロノフが同程度の出来ならその上になるのはかなり厳しいと言える。
コリャーダの優勝の夢を見たのに4位なのかと言われると何だが4位でも結構高い予想かなと思っている。ジャンプ固め打ちのプログラムは多少PCSに響く。ただジャンプは加点の付きやすいタイプであるので是非頑張って表彰台を目指して欲しい。
アリエフはおそらく4-3を入れてくるだろうからジュニアだからと言ってSPからで遅れることは無いと思われる。あとはシニアの30秒の壁、FSの体力が持つかが問題になってくるだろう。期待を込めて5位に予想しておく。

 

今季のボストンワールドはオリンピック年の枠を占う意味で重要な大会だ。ユーロ・世界選手権の代表がどうなるか、注目必至のナショナルのひとつ。どきどきしながら結果を待ってます。