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つれづれなるままに・・・

日々の思ったことを綴っていきます。

あくまで夢のお話―――羽生結弦未来構成予想

フィギュアスケート 羽生結弦

昨年の中国杯の前に予想していた羽生の平昌五輪の構成はこういうものだった。


SP 4S //4T-3T 3A (BV36.45)
FS 4Lo 4S 3F //4T-3T 4T 3A-3T 3A-Lo-3S 3Lz (BV90.61)

羽生はシニアに上がってから毎年構成を上げてきている。そして平昌に出場する意思は示しているので計画的に構成上げを実行してきていると考えている。
そしてその予定は次のようなものだったのではと当時予想していた。


2014-15 SP 後半4回転 FS 2種3クワド(1つ後半)
2015-16 SP 2種4回転 FS 3種3クワド(1つ後半)
2016-17 SP 2種4回転・後半2ジャンプ FS 3種4クワド

そして平昌シーズンは確実に2016-17構成を実行するために費やされるのでは思っていた。

 

だが2014-15シーズンは怪我と病気で構成上げを実行することかかなわなかった。予定は1年遅れることになる。でも五輪構成はたぶん変わらないだろう、とシーズン初めの頃はそう思っていた。


しかし予想の斜め上を行く男・羽生結弦。2015-16シーズンの半分が終わったところでSPは予定に追いついてしまった。しかもGOE+3をもらえるクオリティで!

FSについてはまだ実行できてはいないがその意思があることを全日本選手権終了後のインタビューで答えている。更にNHK杯終了後には4クワドで安定させるというボーヤン・ジンの発言を受けて5クワドの可能性を口にした。

 

5回の4回転、正直その可能性は全く考えていなかった。少なくともソチのFSが羽生にとっては悔やむ出来であったので平昌では完成度にこだわると思っていたからだ。実行し安定させる時間が無いように思えたのだ。
しかし再びGPFでSP2種クワドとFS3クワドを成功させプログラムの質も落とさなかったのを見て、この男は本気で可能性があると思っているかも、と愕然とした。

そこでその可能性を考えてみようと思ったわけだ。

 

5クワド、と単純に言ってもいくつかの選択肢がある。ルールの縛りから単純に考えて3種5クワドが最初に思いつく。4Sと4TがGOE+3をもらえるレベルの質で飛べる羽生である。そう思えばできそうもないことはないと思えてくるのが不思議だ。
しかし私はこの選択は限りなく0に近いと思う。なぜかと言えば効率が悪いのだ。
3種5クワドにしてしまうとまず予定段階から2Tが入ることになる。そして羽生が絶対に近い自信を持つ3Aが1回しか入らないことになる。
セカンド4Tが可能なら2Tはいらないじゃないか、と言うかもしれないが私は正直羽生はコンビネーションジャンプはあまり上手い選手じゃないと思っている。更に現時点で後半の4-3に多少回転不足が指摘されている。コンビネーションはできる限り後半におこうという意思の見える羽生の構成でセカンド4Tの可能性はかなり低いと思える。
更に得点源の3Aが弾かれるならば3種5クワドの旨味はあまり感じられないだろう。

 

そんなわけで私が考える羽生の5クワド構成は下記になる。

 

4A 4Lo 3F //4S-3T 4T-3T 4T 3A-Lo-3S 3Lz (BV97.31)

 

凄いなぁ…ジャンプの基礎点だけで100近い。もう笑うしかないって構成です。
この構成が良いと思うのはまずはザヤの心配が少ない&ミスがあっても修正しやすいという点である。
4A・4Loが仮に3回転になってもそれ以降の構成を変更する必要が無い。4Sが3回転になった時はセカンドのどちらかを2Tにすればいいだけですむ。非常に対応しやすい変更だ。
Tが4回だと怖い、と思われるかもしれないが4Tと3T2回ずつ構成なので4回の内3回同じ回転数のTを飛ばなければいいだけ、実はあまり問題はないのだ。Tが4回続く構成なので修正もしやすいだろう。

 

4Aじゃなくて4Lzと言う可能性もある。その場合の構成の可能性を上げるとすれば下記になる。

 

4Lz 4Lo 3F //4S-3T 4T-2T 4T 3A-Lo-3S 3A (BV95.36) 

 

4Lzを入れた場合3Aを2回に出来るが代わりに2Tが入るためやはり構成点は4Aと4Lzの基礎点差以上に落ちることになる。ただし3Lzを抜くことができるので4Lz練習で3Lzが乱れても大丈夫と言う点は望ましい構成だ。

 

上記どちらも3連の最後をFにすることができれば3Lzまたは3Loを入れる余地もできるが、その場合ザヤ対策でいれた3回転をコンボにする必要が出てくるためあまり旨味を感じない。3連は3Sで行くと思われる。そしてセカンド3Loもたぶんないだろう。

イタリアの解説者は3種クワドにすればFが抜けると言っていたが、羽生は3回転以上6種にこだわりがあると思っている。3Fを抜いてもっと高い構成に出来るがそれはやらないと考えた。

まったく夢が広がりまくり、妄想し放題ではあるが、それが無謀と言えない可能性を感じさせるのが羽生結弦である。しかし彼の目標はあくまで美しい演技での平昌金メダルである。それには健康であることが必須だ。

自分の体の強度と能力を上手く計り羽生が望む最高の構成でオリンピックを迎えられる、そして望む結果が得る、その光景をぜひ見たいと願ってこの記事を上げておく。