つれづれなるままに・・・

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四大陸選手権の楽しみ

来週から四大陸が始まる。
羽生とリッポンを除けばこのエリアのナショナルトップがほぼ揃った大会となった。
私が注目するのはチャン・テン・宇野そしてハンヤンがそれぞれノーミスだった場合どういった評価ランクが付けられるか、である。


ボーヤンではなくハンヤン?と思うかもしれないがチャン・テン・宇野とボーヤンの持ち味は全く違うため別の基準での採点となる。
しかしハンヤンの持ち味はこの3人と重なる。スケーティングの良さと幅のある美しいジャンプは全く引けをとらない魅力的な要素となっている。3人に比べてなかなか安定した演技をみせられないところが思いの外表彰台に絡んでこない結果となっているが、体調が良いときの単純な”滑り”はチャンに次ぐと私は思っている。
そしてこの4人は今のところ4T1種のみのプログラムだ。テンと宇野はもしかしたら2種にしてくるかもしれないという情報があるが現状似たような構成の持ち主であるとことは間違いない。

その4人がみんなある程度ノーミスで演技をまとめたなら誰が上位に立つか、羽生が居ないこの試合だからこそ計れると期待しているわけだ。


3Aが2本入らなければチャンは若干構成が劣る。宇野はジャンプの質に関しては他の3人に少し劣る。プログラムについては皆ジャンプ前後にはそれ程ないタイプであるところも似ている。それ以外の密度についてはこれまでのシーズンを見る限りFSでチャン>テン>ハンヤン>宇野かなと言う印象だ。それぞれブラッシュアップしてきているだろうがその中でどれがどういった評価を貰うのか。


そしてこの4人とは違う部分で戦うボーヤンがどこに食い込んでくるのか

上手くはまれば290点台以上の争いが見られる。本番は3月末だがその前哨戦である四大陸の結果を今からすごく楽しみにしている。