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つれづれなるままに・・・

日々の思ったことを綴っていきます。

見せつける若い力とベテランの意地―――四大陸選手権 SP感想

フィギュアスケート ボーヤン・ジン 宇野昌磨 ハン・ヤン パトリック・チャン

四大陸初日はyoutubeでクリアに見れたのでよしよし今回はライブで楽しめる~と思っていたら2日目からブロック。カザフは容量不足でだめでCBCも無理。それでも探していたらなんとか1つ発見。若干止まるところがあるがまずまずの画像で見ることができた。
その後録画しておいた地上波を見たら・・・今回はかなり良かったかも。実は初日の女子のあまりのCMの多さに臨場感が薄れると地上波を避けたのだが男子は結構良かったのか?それとも私が上手くCMよけたのかな?FSをライストで見るか地上波で見るかちょっと悩んでいます。

SPの難度やレベルを無視してのkamiyannの中の良い演技順位は1位ハンヤン 2位ボーヤン 3位無良でした。
点数的にはスピンのレベルが厳しめ、GOEとPCSは上位陣は割と高めと言う印象。
氷の状態が一定でないらしく第3グループまではノーミスなしという壮絶な自爆大会となりました。


1位 ボーヤン・ジン 98.45 TES58.41 PCS40.04

肩の使い方が上手くなってる!ジャンプが飛びすぎて壁に近い近い。もうちょっと手前で飛んで下さい、心臓に悪いわ。
GPSの頃より体がしっかりしている印象ですが4Lzはより軽やかになってる?ジャンプ中の姿勢も良くなっている気がする。
いろいろまだまだなところもあるのですが非常に成長している感が伝わる演技でした。そしてTESが出るとPCSも上がっていく昨今の採点法で40を超えてきました。うーん四回転1種組にはなかなかしんどい展開になってきましたね。
それにしてもジャッジの認める認めないの差が大きい選手だ。一番高評価ジャッジは宇野より高い。ボーヤンのPCSの面白いところは一番高い項目がPE(演技と実行)であること。とりあえず高難度を飛べる&レベルをしっかり取れることは認める、と言うことなんでしょう。それからSSとTRがあまり差がないことも特徴です。スケーティングはトップ選手にしてはもう少しだけど色々頑張っている部分は認められていると言うことか。仕方ないなぁと点数ボタンを押すジャッジの苦笑姿が目に浮かびます。

 

2位 宇野昌磨 92.99 TES50.06 PCS42.93

ボーヤンに比較しちゃうとジャッジに愛されていると感じる宇野のプロトコル。でもあの4TにGOE0はないと思います。ジャンプ前のステップ強化は認めるけど・・・
宇野も今回PEが一番高かったもののTR以外はほとんど変わらない。スケーティングの評価も表現力も認められている。ただエレメンツ以外はほとんどプログラムがないというのも共通認識のようでSSとTRの差が上位陣の中で最も大きい結果となりました。滑れる演じれるジャッジ好み選手だけどもう少し内容のあるプログラムを滑れってことでしょうか。
4Loどうのこうのという話題が先行してましたが難度的には下げてきました。下げたからにはもう少しプログラム密度を上げたいところですが4T前がちょっと改善されたくらいだったのが残念です。ついでにジャンプの癖も回転を止めずに降りてくることも変更なしでその辺りも残念でした。足の巻きはともかく回転を止める努力はしようよ。

 

3位 ハン・ヤン 89.57 TES47.92 PCS41.65

暫定TESで51位出ていたため93程度出るかもと思っていたら90に満たず。まさかのシットスピンノーカンでした。うーん基本姿勢認定されなかったのか・・・なかなか厳しい評価だ。
しかし演技中はクリーン4Tと幅広3Aと久々にしっかりジャンプが入ったため見ていて楽しかったです。四大陸選手権ではハン・ヤンいつも良いよね。この演技を是非ワールドでもして下さい。中国も3枠取れるかもしれない。
PCSもTR以外8点代半ば近く出ました。正直滑りの良さは以前より薄れた気がするんですがハン・ヤンはもともとジャッジ受け良いのだからきちんとエレメンツをこなせればこの程度はすぐ出るのでしょう。後は安定がハンヤンの課題、FSも頑張って表彰台確保して下さい。

 

4位 無良崇人 89.08 TES46.94 PCS42.14

ハンヤンと同じく90くるーと喜んだものの超えなかった人。セカンドURはなかなか厳しい評価ですがあの着氷だととられてしまっても仕方ないのかも。
ただ驚いたのはハンヤンよりPCSが高かったこと!あのラストの厳しいプログラムを滑りこなせてきていることが評価されているということか。あとはSPFSを揃えることがPCSを安定させる第一。FSは別の意味で難しいプログラムですがなんとかこの数字を維持出来るように頑張って欲しい。
それにしてもあの4TのGOE3はちょっと付けすぎ。


5位 パトリック・チャン 86.22 TES41.15 PCS45.07

4Tお手つき・3Aシェイキー・セカンド2Tでは点数は伸びません。ジャンプの感覚は6連から合ってない感じ。氷の感触がつかめないとインタビューで話していたのでなかなか深刻です。
ついでに相変わらずキャメルのレベルを落としている。こっちも基本姿勢の回転数が足りないのか?スケーティングも良いことはわかるけど物足りないといった印象でした。
チャンはジャンプでミスするとその辺りが連動してしまうのも問題かも。ジャンプコーチなんで付けないのかな?
PCSはトップで9点代も出ていますが構成を考えればボーヤンや宇野に対してのアドバンテージは薄まった印象です。でもここであっさり負けてしまうとワールドの印象が悪くなるので意地を見せて欲しいところ。

 

6位 グラント・ホクスタイン 75.79 TES40.39 PCS36.40

5位までとはかなり差がありますが最終グループおめでとう。アメリカ選手の中ではスピンに加点が付かないところがやっぱり弱いなぁ。
でもアーロンもマイナーもいまいちなのでなんとかアメリカの意地を見せて欲しいところ。ジャンプはちょっと高さが足りないのでこちらも氷が合っていないのか
それにしてもこの大会北米選手はいまいちだ。良かったのはシブタニズくらいなのでもう少しフィギュア強豪国の強さを魅せて欲しい。


7位 田中刑事 74.82 TES37.82 PCS37.00

4S抜けとコンボいまいちなのでこの位置。それでも7位なのでもう少し頑張って上を目指して欲しい。加点が付いても1というのは平均的というか普通レベルなのでもう少し強みを持ちたいところ。
大人の雰囲気が漂うと言うレベルではなく見せつけるくらいのインパクト持たせたい。そのあたりはまだこなしている感があるのがもう少し。


氷の質が安定していないらしく転倒やスピンいまいちの多い試合となった。
それでも女子もアイスダンスもそして男子も出来る人はちゃんとノーミスできるものだ。
やっている選手達はある程度平等であるので頑張ってとしか言えない。
氷の質や会場の違いは世界を転戦する選手である以上つきものだ。その中で自分のベストが出せるようになる良い経験として欲しいと願っている。