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つれづれなるままに・・・

日々の思ったことを綴っていきます。

ここから始まる ―――スケートアメリカSP感想

2016-17 宇野昌磨 ジェイソン・ブラウン セルゲイ・ヴォロノフ ナム・ニューエン ボーヤン・ジン マキシム・コフトゥン

GPSがスタートしました。
テンと村上がWDで10人になりちょっと寂しい男子シングルです。GPSにWDはつきものですがどの選手も怪我には気をつけて欲しいものです。
女子からスタートしてプロトコルを見るとPCSはCSに比べ出ている。回転不足は厳しめ、とくにフリーレッグこすれはきつくとられています。あとはステップのレベル、4がほとんど出ません。今季要件が変わりましたが対応できていないというか運用が選手にまだ伝わり切っていないような感じです。


1位 宇野昌磨 89.15 TES 46.87 PCS 43.28 -1
ジャンプは全部気持ちの悪い降り方でした。4FのGOEがマイナスなのはステップ不足かな?でもマイナスこんなものなんだ・・・-2位つくのかと思ったのに。
ロンバルディアからスピンがだいぶ良くなりました。ただシットはもう少し腰を落として欲しい。見栄えも良くありません。
FSのつなぎ衣装のいまいちさ(衣装自体は悪くない。宇野に合わないだけ)から見るとこういうシャツタイプの方が安心して見ていられます。体型的につなぎは似合わないのでシャツ衣装のバリエーションを増やして下さい。
個人的な好みで言うとこの曲は別の人の印象が強いので宇野に合っているとは思わない。ただこういうリスクはつきものの競技なのでワールドまでには宇野らしさを出せるようにして欲しい。

 

2位 アダム・リッポン 87.32 TES 44.42 PCS 42.90
4回転を抜いて綺麗なプロトコルを作りました。地元開催とはいえPCSを結構出したなという印象です。CSは全体的に渋めだったのですがGPSからギアチェンジしたと言うことでしょうか?CSでいた渋いジャッジが一人も居ませんでした。
そしてノースリーブ衣装、これって前は駄目だったと思うのですが良くなったのでしょうか?ディダクション付いてないから良いのかな?
リッポンのリッポンにおけるリッポンらしい演技、この上を行く為には4回転を入れなくてはいけないわけですがその辺りがなかなか難しい。4T全滅のSPをみてFSの構成は変わってくるのか気になります。

 

3位 ジェイソン・ブラウン 85.75 TES 43.32 PCS 43.43 -1
4Tの転倒は想定内でしょうがキャメルのノーカンは痛かった。いつも通りの点数が獲得できていれば宇野を上回れたでしょうに。本当にもったいない。
PCSは1位。SSだけ宇野に負けています。スピード感は宇野の方があるかもしれませんが滑らかさや多様性、片足滑走の多さ姿勢の良さと言った質は格段にブラウンの方が上です。もう少し差があっても良かったのにと思います。
ステップのレベル4をとったのはブラウンだけ、女子もそうだったですがステップのレベル要件が今季は厳しそうです。ステップはGOE比率がレベルで変わるので厳しくした方が良いと思います。

 

4位 ナム・ニューエン 79.62 TES 42.18 PCS 37.44
横に肉が付いてひょろっとさが消えた。大人になったなぁ。ジャンプは揃えたが相変わらず直前にブレーキがかけられてしまうので勢いが消えてしまうのがもったいない。せめて4S前の前傾がもう少し改善されたら見栄えも印象も変わると思う。
アピール力が元々ある選手でジャンプも決まれば表情も良くなってくるがエレメンツごとに今からやりますよ的な間が空くのが少し興ざめする。もう少しスマートに行って欲しい。
CSではレベルを揃えたスピンが一つノーカン、GOEもほとんど付かない項目なので基礎点だけはしっかり取りたいところ。

コーチを一瞬オーサー痩せた?と見間違ってしまった。

 

5位 セルゲイ・ヴォロノフ 78.68 TES 42.08 PCS 37.60 -1
もじもじ君の左胸に光り物をつけたような衣装。後ろが寂しいというかもっさり感がありますので何かアクセントが欲しいです。
珍しい4T転倒からの演技。ここ数年あまり転倒は見たことがなかったが女子を含めこう多いと氷がいまいちだったのかも。
シットスピンの入り方が?と思ったもののスピンのレベルはしっかりとっていました。こういう部分でしっかり稼ぐのはベテランの強みですね。
点数から見ても転倒だけが意外なヴォロノフは非常に計算のしやすい選手です。FS頑張ってね。

 

6位 ティモシー・ドレンスキー 77.59 TES 39.98 PCS 37.61
見た目といい衣装といい音楽といい滑りといいどこから切り取ってもアメリカンなティモシーさん。アメリカンの衣装は本当に今季は期待できない・・・
3Aは怖かったですが意外に綺麗に着氷しました。一部でカナディアンアクセルなんて言葉がありますがアメリカンアクセルというジャンルもあると思います。リッポンとかこういう3A飛ぶ選手結構多いんだよな、不思議。
アメリカンらしくスピンは非常に良かったです。GOEもまずます付いてます。これ以上上を目指すにはジャンプがなかなか厳しそうですが頑張って欲しいです。

 

8位 ボーヤン・ジン 72.93 TES 37.89 PCS 37.04 -2
ジャンプ以外に気をつけるところが多くてジャンプに集中出来なかったと言う印象。シーズン初戦ですし回転不足もないのでこれをCSでやっておけば良かったのに、と思う出来だった。
しかしローリーという著名な振り付け師に意思の通ったプログラムを制作させた意図が見える。スケーティングは昨季に比べ格段に滑らかになっているし内容も濃くなっている。アピール力がとても発揮されるようになった。何より「ボーヤン」という意思が見えてきたと思う。昨季どこかでボーヤン・ジンは無色だと言う記事を書いたことがあったが、そこから脱したあるいは抜け出そうとしているという印象がある。どういう存在になるか、今後が非常に楽しみだ。
衣装は予想の範疇で妥当というか・・・どうせなら赤や青で見たかったわ。
ジャンプ全滅でもPCSが37出たらまずまずだろう。FSで巻き返し3位には入りたいところだ。

 

9位 ブレンダン・ケリー 71.62 TES 37.81 PCS 34.81 -1
グッドモーニングから始まる雨に唄えば。私の好きなミュージカルの一つですが似合うくらいのおっさん感が出たなぁ。まだ若いんだけど・・・
1番滑走で登場し本日の4T全滅の流れを作りました。番狂わせを演じてくれるかと期待しましたがドローで1番滑走と知った瞬間それは諦めました。ケリー君1番滑走で良かった記憶ないんだもの。
転倒と3Aの着氷以外取り立ててどこが悪いというのもないのですがどこが良いとも言いにくい演技。一つ言えばスピンの強化をして欲しいかな?2シーズン前から見ると伸び悩んでいる印象が強いです。

 

10位 マキシム・コフトゥン 67.43 TES 30.44 PCS 36.99
ここ最近FSで多かった最初だけ良いパターンがSPでも出てしまった。昨季から本当に4Tと3Aの確率が悪い。ついでに相変わらずステップが入ってない。(ロシアのおっさん達4T抜けたあと舌打ちするのが怖い)
コフトゥンは正直ジャンプ以外で稼げるタイプではないのでここでミスすると挽回できない。昨季まではSPでそこそこいい順位にいてFSのジャンプの出来で下がる数が決まるという感じだったがSPでこうなると上がりようがないな。みんなジャンプ構成が上がったためSP2クワドの旨味が全くなくなってしまった。
あまりGOEが付かないがスピンでオールレベル4だったことだけが唯一の救いか

 

7位のヨリヘンの映像が見つけられない・・・

今シーズンからSPの滑走順が変わりました。12人しかいないからドローで公平にというのはわからないでもないですがテレビ放送的にOK何でしょうか?NHKなんか羽生が1番滑走になったら地上波映らないけど・・・

GPSはファイナルの予選でもありますがポイントがしっかり稼げるかも重要な試合です。FSはジャンプが多い分点数の変動も大きい。シーズンの始まりでどこまでまとめられるかが順位を決めそうです。最下位のコフトゥンもジャンプ全滅のボーヤンも気持ちを切り替えて上を目指してほしい。