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つれづれなるままに・・・

日々の思ったことを綴っていきます。

GPFに向けて―――ファイナル出場者GPS FSデータ

2016-17 羽生結弦 宇野昌磨 ハビエル・フェルナンデス パトリック・チャン ネイサン・チェン

GPFのタイムスケジュールを見て男子はSPFSなんとかライブ観戦できそうでほっとしている。あとは映るライスト探し、頑張らないと。

 

<FS得点順>
1位 フェルナンデス 201.43 ロステレコム
2位 羽生結弦    197.58 NHK杯
3位 チャン     196.31 中国杯
4位 宇野昌磨    190.19 スケアメ
5位 フェルナンデス 188.81 フランス杯
6位 宇野昌磨    186.48 ロステレコム
7位 羽生結弦    183.41 スケカナ
8位 リッポン    182.28 フランス杯
9位 ネイサン・チェン180.97 NHK杯
10位 チャン     176.39 スケカナ
11位 リッポン    174.11 スケアメ
12位 ネイサン・チェン171.95 フランス杯
 
トップのフェルナンデスが今のところ今季唯一の200点超え。ただ2週連戦となったため2戦目では伸び悩んで5位となっている。しかし不利な条件でもその程度のマイナスで済んでいるという点では非常に安定した演技ができているといえるかもしれない。
羽生・チャン・ネイサン・リッポンは1戦目より2戦目の方が点数が伸びている。FSは要素が多く時間が長い分シーズン序盤はそこまで完成されていない。そういう意味では2戦目で点数が伸びるということはステップアップできているということなので期待が持てる。
その点フェルナンデスよりは時間的猶予があった宇野が若干とはいえ落としていることが気になる。更に4Loをいれる情報が出ているあたり相変わらず迷走しているなと思わずにいられない。

 
<TES上位順>
1位 羽生結弦     106.06 -1 NHK杯
2位 フェルナンデス  105.73    ロステレコム
3位 チャン      104.31 -1 中国杯
4位 宇野昌磨     100.11 -1 スケアメ
5位 ネイサン・チェン  97.91 -1 NHK杯
6位 フェルナンデス   97.53 -1 フランス杯
7位 羽生結弦      96.29 -1 スケカナ
8位 宇野昌磨      96.12 -1 ロステレコム
9位 リッポン      94.64    フランス杯
10位 ネイサン・チェン  94.59 -2 フランス杯
11位 リッポン      89.25 -1 スケアメ
12位 チャン       86.27 -1 スケカナ
 
TESの順位になるとトップが羽生に変わる。宇野と羽生のスケカナロステレの順位も変わるのでGPS内においては羽生のPCSがそれほど高くないことが良くわかる。PCSについては試合ごとに出方が変わるためこういった事象が起こることがある。
一方でFSの点差を思うと今のところそこまでTESで差は付いていないかなと感じる。FSTESで90を超えることは普通になってしまった。確実に表彰台に上がりたければ100越えが必要な時代になったのかもしれない。
そしてもう一つの特徴は転倒減点。4年前を思えばほとんどの選手の構成が上がっているので転倒1回は割と当然になってきているのかもしれない。

 
<ジャンプ獲得点数順>
1位 フェルナンデス  86.46     ロステレコム
2位 羽生結弦     86.36 -1  NHK杯
3位 チャン      83.75 -1  中国杯
4位 ネイサン・チェン 80.19 -1  NHK杯
5位 宇野昌磨     79.45 -1  スケアメ 
6位 ネイサン・チェン 79.16 -2  フランス杯
7位 フェルナンデス  77.48 -1  フェルナンデス
8位 羽生結弦     76.49 -1  スケカナ
9位 宇野昌磨     75.35 -1  ロステレコム
10位 リッポン     73.53     フランス杯
11位 リッポン     68.87 -1  スケアメ
12位 チャン      64.24 -1  スケカナ
 
構成が低いリッポンはこのジャンルではどうしても下位に来る。ただネイサンを見ても5クワドのフランス杯より4クワドのNHK杯が上位に来ることからも単純に多いからいいとは限らない。ジャンプ上位に来るためには3A以下のジャンプを確実に決めGOEを稼ぐこと。クワドは回り切り転倒は1回以下に抑えることが必要だと感じる。
まだGPSはシーズン序盤のため全選手そこまで完成されていない。その割にはセカンド3T無し程度で納めたロステレのフェルナンデスと転倒RPEコンボ1つ無しの羽生がほとんど差がないのが面白い。構成に差があるためだがREPを食らうとその旨みがなくなってしまうため何とか対応して欲しいが・・・たぶんしないだろう。後半コンボにひやひやする試合が続きそうだ。
宇野もそこそこできているがコンボ無しになるケースがあるためそこまで点が伸ばせていない。コンボの位置を改善したほうがいいと感じる。
チャンについては4S転倒はしばらく続くかもしれないので他のジャンプをまとめる必要がありそうだ。


<スピン獲得点数上位順>
1位 リッポン     13.20 ALLLv4 フランス杯
2位 宇野昌磨     12.77 ALLLv4 スケアメ 
3位 リッポン     12.72 Lv4-2 Lv3-1 スケアメ
4位 宇野昌磨     12.66 ALLLv4 ロステレコム
5位 チャン      12.63 ALLLv4 スケカナ
6位 チャン      12.30 Lv4-2 Lv3-1 中国杯
7位 羽生結弦     12.10 Lv4-2 Lv3-1 NHK杯
8位 羽生結弦     12.07 ALLLv4 スケカナ
9位 フェルナンデス  11.61 Lv4-2 Lv3-1 フランス杯
10位 フェルナンデス  11.43 Lv4-2 Lv2-1 ロステレコム
11位 ネイサン・チェン 11.27 Lv4-2 Lv3-1 フランス杯
12位 ネイサン・チェン 10.73 Lv4-2 Lv3-1 NHK杯

リッポンと宇野が上位独占、チャンもまずまず稼いでいます。
気になるのはこのジャンルで上位に入る羽生が下位に沈んでいること。レベルはとっていますがGOEが低いです。ジャッジから例年のような評価が受けられていない、この辺りがPCSがちょっと低い?と感じられる原因かも。
ネイサンについてはジャンプが終わった後まとめてスピンステップやっている感じがあるしこのメンバーではGOEがつかないのは良くわかる。今はこの位取れていればいいのかもしれない。

 

<ステップ獲得点順位>
1位 チャン      9.34 スケカナ   レベル4
2位 フェルナンデス  8.44 フランス杯  レベル3
2位 チャン      8.26 中国杯    レベル3
4位 宇野昌磨     8.11 フランス杯  レベル3
5位 リッポン     7.91 フランス杯  レベル3
6位 宇野昌磨     7.89 スケアメ   レベル3
7位 フェルナンデス  7.84 ロステレコム レベル3
8位 羽生結弦     7.73 スケカナ   レベル3
9位 リッポン     7.66 スケアメ   レベル3
10位 羽生結弦     7.60 NHK杯   レベル3
11位 ネイサン・チェン 6.99 NHK杯   レベル3
11位 ネイサン・チェン 6.96 フランス杯  レベル3
 
何とびっくりレベル4はスケカナ・チャンだけという結果に。今季はステップの認定がかなり厳しくまだどの選手も対応できていない感じがする。
その中でも気になるのは羽生のGOEだ。昨季はチャンやフェルナンデスと変わりない数字をもらえていたが今季はまだそこまで滑れていないという評価に。特にコレオが終盤のためスピードが落ちた印象を受けることが良くないのだろう。ジャンプをそこそこまとめたNHK杯で200点を越えなかったのはスピンとステップが昨季レベルに達していないと判断されたためだということが良くわかる。
ネイサンについてはジュニア上がりではあるし高難度なので今はレベル3をキープしていればいいのかもしれない。


<GOE獲得点順位> 
             合計    ジャンプ  スピン  ステップ    
1位 フェルナンデス  15.20=10.23+2.43+2.54 ロステレコム
2位 リッポン     13.47= 7.86+3.00+2.61 フランス杯
3位 チャン      12.55= 6.59+3.00+2.96 中国杯
4位 宇野昌磨     12.14= 6.98+2.57+2.59 スケアメ
5位 羽生結弦     11.93= 7.13+2.50+2.30 NHK杯
6位 羽生結弦     10.48= 5.98+2.07+2.43 スケカナ
7位 フェルナンデス  10.14= 4.99+2.01+3.14 フランス杯
8位 チャン       9.57= 3.14+2.93+3.50 スケカナ
9位 宇野昌磨      8.87= 3.20+2.86+2.81 ロステレコム
10位 リッポン      7.50= 2.22+2.92+2.36 スケアメ
11位 ネイサン・チェン -2.11=-5.34+1.57+1.66 フランス杯
12位 ネイサン・チェン -2.34=-5.46+1.43+1.69 NHK杯
 
昨季まで不動の上位だった羽生が5位6位という結果に。ジャンプミスがあるからというよりスピンステップのGOEが少ないため。プログラムが熟成されていないという判断か。ただジャンプの質の良さは相変わらず評価されているので伸びしろだと思えばいいのだろう。完璧でなくても2試合とも10点以上獲得しているのはフェルナンデスと2人だけ。素晴らしいといえる。
ネイサンは今のところクリーンなジャンプが少ないのでこの順位は仕方ない。決まったジャンプにはGOEがつくため高難度を確実に決めれば怖い存在になるだろう。
リッポンはこの中では難度が低いので確実にエレメンツをまとめGOEを獲得していくしかない。

 

<PCS上位順>
             計  SS TR PE CC IN
1位 フェルナンデス  95.70 9.36 9.39    9.68    9.71   9.71    ロステレコム
2位 チャン      93.00   9.36    9.18    9.14    9.36    9.46  中国杯 
3位 羽生結弦          92.52   9.36    9.07    9.18    9.29    9.36    NHK杯
4位 フェルナンデス  92.28   9.18    9.14    9.04    9.39    9.39   フランス杯
5位 宇野昌磨       91.36    9.21    8.82    9.04    9.32    9.29   ロステレコム
6位 チャン        91.21    9.21    9.00    8.96    9.18    9.21   スケカナ
7位 宇野昌磨     91.07   9.11    8.86    9.21    9.11    9.25   スケアメ
8位 羽生結弦       88.12   8.96    8.64    8.64    8.93    8.89   スケカナ  
9位 リッポン       87.64   8.68    8.32    8.96    8.75    9.11   フランス杯
10位 リッポン       85.86   8.50    8.21    8.75    8.68    8.79   スケアメ
11位 ネイサン・チェン   84.06   8.54    8.32    8.25    8.46    8.46   NHK杯
12位 ネイサン・チェン  79.36    8.11    7.61    7.98    8.07    7.93   フランス杯

 

連戦で調子が悪かったフェルナンデスを除いて全員2戦目で数字を上げた。上位4人とリッポン・ネイサンとは差があることが良くわかる。
羽生は1戦目はあからさまにプログラムの完成度が低かったので上位の中でも数字が低いのは仕方ない。上がったNHK杯でもフェルナンデスとは後半の3項目で差がつけられている。ただ別の試合でのジャッジであるのでGPFで同じようになるかは未知数。
4人の実際の評価はGPFで判明するだろう。ただ羽生は前半2項目が高くフェルナンデスは後半2項目が高いという傾向があるのは昨季と変わらない。チャンはどちらかといえば羽生と似た傾向があるが羽生ほどジャンプの出来に左右されない印象がある。スケーティングが安定している点がそういう評価につながるのだろう。ネイサンについてはボーヤンよりは評価されている感じだがジャンプの出来で左右される傾向は同じ。いかにジャンプをまとめるかがカギになりそう。

 

昨季のGPF特にFSは非常にいい演技ばかりで見ごたえのある試合でした。今季もそうなってくれることを願っています。どの選手も怪我なく体調良く試合に挑んで欲しい。今季はまだ突出した選手がいない分より面白い戦いが見れそうでワクワクしながら予想したいと思います。