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つれづれなるままに・・・

日々の思ったことを綴っていきます。

私のお気に入り―――ジャンプ編

2016-17 フィギュアスケート 羽生結弦 パトリック・チャン ハビエル・フェルナンデス

以前どこかで書いたことがあるけど女子選手の場合スピンで好きな選手を選ぶ傾向がある。といっても凄く上手いとか際立っているとかではないので完璧に好み。比較的スピンの得点の上位選手が多いかなとは思っていますが。


男子選手の場合はやはりジャンプが重要。ただ全く好みじゃないジャンプを飛ぶ選手でも好きな選手もいるし、この人のジャンプは好みじゃないなぁと思っても演技は見ます。頑張って試合に出る選手を嫌いとは言いません。

 

ジャンプには6種類あります。アクセル(A)・ルッツ(Lz)・フリップ(F)・ループ(Lo)・サルコウ(S)・トゥループ(T)。どれが一番好きですか?と聞かれたらやはりアクセルです。後ろ向きに飛ぶ5種の中ではルッツが好き。これはやはり見栄えが良いことが大きいです。幅のあるアクセルや大きなルッツは本当に大好物。それが出来る選手は好きになる場合が多いです。

 

アクセルが得意な選手といって一番に思いつく選手は今ならば羽生結弦だろう。そこでこれまでkamiyannが見てきた羽生のSP・FS・EX・ショーの演技の数々の中で一番好きなジャンプを発表します。それは・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 


2014年12月 GPF SPバラード14Tです!!!


なにそれ、アクセルでもルッツでもないじゃん!と思われたらすみません。ただこれまで羽生のジャンプを数百見てきた中で一番インパクトが残るのがこのバラ1・4Tだったんです。


ちなみに羽生のジャンプの好きなものを10上げても3Aは入ってこないと思います。(ルッツはたぶん入ります)羽生の代名詞と呼ばれる3Aが上位に入らないのはある意味羽生だからと言う特殊な事情があります。現役中に3Aが上位に入ることはないんだろうと今は諦めています。その辺りはまた機会があったら書くかもしれないです。

 

2014年バルセロナで行われたGPFの4Tが何故一番なのか。2014-15シーズンで最初に決めた4回転だからとか、中国杯での事故・苦しかったNHK杯の後で見たクリーンなジャンプだったからとかそういう特殊なフィルターも若干あったりします。ただそれ以上に私にとっては非常に印象の残る感覚を得たことが大きかったからです。

 

最近はあまり言わないがジャンプって大別すると幅跳び型と高跳び型に選手が分けられます。着氷が流れる・見栄えがすると言う意味では幅跳びタイプの方がGOEが付きやすいかなという印象がありますが、クリーンで質が良ければどちらでも高評価を得ることが出来ます。今の上位選手で言えば羽生は幅跳び型の選手、フェルナンデスはどちらかと言えば高跳び型と言えると思います。


幅跳びタイプのジャンプの魅力は綺麗な飛形と流れる着氷だろう。着氷が美しく流れると演技が途切れない。そういう意味でも評価は高くなりやすい。
高跳びタイプのジャンプの魅力は浮遊感だと個人的に思っている。良いジャンプの場合離氷した後天から見えない糸で引っ張り上げられているような印象がある。それは幅跳びタイプには感じられない感覚だ。更に質の良い高跳びジャンプの場合はその上がある。例えば無良の良い時の3Aとかプルシェンコ全盛期の美しいジャンプの場合は最高点で一瞬静止したように見えることがある。見えない糸に引っ張られるとすら思えない空中に「有る」状態。これは基本「スライドしている」感のある幅跳びタイプには感じられない魅力だと思っている。

 

ところが2014年GPFSPバラ1の4Tを見たとき、この感覚を得たのだ。

「あ、浮いてる。止まった」と1秒にも満たないジャンプの時に感じたのだ。
若干カメラワークの影響もあるのだが、今まで羽生のジャンプを見て一度も感じたことのない感覚だったため非常にインパクトが残った。これを上回るインパクトのあるジャンプをその後見ていないため今のところこのジャンプがkamiyannの中でNo.1となっている。

 

2番目に好きなジャンプはと言うと候補が2つ有る。一つ目が2015年GPFSPバラ1の4S、2つめが2014年GPFFSオペラ座の4S。どちらも4Sで甲乙付けがたいジャンプだ。イーグルサンドをクリーンに決めた2015年と4Sと言うジャンプを完璧にクリーンに初めて決めたのを見た2014年。

実際私は羽生に関しては4Tより4Sの方が好きだったりする。成功率は4Tの方が高いが決まったときより綺麗に見えるのは断然4Sだと思っている。

 

その次に好きなジャンプは2015年NHK杯SPバラ1の4T+3T
羽生は悲愴の頃4Tコンボを入れていたがセカンド3Tがクリーンに入ったことがなかった。その後4回転コンボを入れるメリットが低かったことから入れなくなったが口の悪い人からは羽生は4回転コンボが飛べないなどと言われていた。それをあっさり払拭する実に完成度の高い美しいコンボを見せたのが2015年のNHK杯だった。
kamiyann的には4-3コンボというのはプルシェンコジュベール、チャン・無良といった選手の印象が強く豪快とかパワフルとか衝撃的と言った印象も持っていた。しかし初めて見た羽生のコンボは全く違っていた。「うわっ綺麗!」と思わず声が出たことを覚えている。その誰とも違う感覚で魅せたこのコンボは忘れられない印象として残っている。

 

好きなジャンプを上げていくと切りがないので羽生についてはこの辺りにする。とりあえずここまで書いてきて気づいたことは羽生の好きなジャンプは私の中で羽生のジャンプのすごさとか羽生らしさが強く出たものに魅せられていると言うことだろう。


他の選手の好きなジャンプも上げてみる。
パトリック・チャンの好きなジャンプは4T+3Tコンボだ。実は私の中でこのジャンプはチャンの調子を測るバロメーターにもなっている。チャンはここ数年4T+3Tコンボ・3Aで始まるプログラムを滑っている。この2つがクリーンに入ると良い演技が見れると思っているのだ。だから最高に良い4T+3Tが見れると良い演技が来る!とものすごく期待が高まる訳だ。だからチャンのNo.1ジャンプは4T+3Tコンボになっている。

 

ハビエル・フェルナンデスの好きなジャンプは4T。フェルナンデスと言えば4Sと言うかもしれないが綺麗に決まったときより美しいのは4Tの方だと思っている。実は羽生の4Tよりフェルナンデスの4Tの方が好きだったりもしている。コンビネーションはあまり得意ではない選手と私の中で認識されているのであくまで単独、今はFSの冒頭でしか見れないのが残念に感じている。

 

ハンヤンとコリャーダは3Lzが好きだ。3Aじゃないの?と思われるかもしれないがこの二人については3Lzの方が好き。3Lzならば単独でもコンボでもどちらでも良い。

 

特にどの試合のどのジャンプというのはまた機会があったら書きたい。ただ過去の映像より新しいより完成されたジャンプが見たい。それが楽しみで新しい試合を見ている。

 

今回のGPFでネイサンが3種の4回転を決めた。ただ現時点ではネイサンには好きなジャンプはない。というのは4回転には未完成度を強く感じるからだ。3回転のFとLzは後半のためかそこまで良く見えなかった。でももっと完成されて来ればこれがネイサンのジャンプと感じる何かがありそうだという期待感がある。

この選手のこのジャンプが見たいというのも試合の一つの楽しみだ。その選手らしい素晴らしいジャンプをもっともっと見せて欲しいと願っている。