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つれづれなるままに・・・

日々の思ったことを綴っていきます。

王国の復権をかけて―――ロシアナショナルSP感想

毎年全日本と重なるロシアナショナル。どのカテゴリを見てもワールド上位選手があるので楽しいです。そして女子は熾烈・・・ユーロ、ワールドが3人しか出れないのが本当にもったいない。
そんなロシアにあって唯一といっていい現在活躍仕切れていないジャンル、それが男子シングル。ジュニアを見れば良い選手が多いのに・・・来季の五輪の枠がかかるワールド代表に誰がなるか興味深い試合です。


1位 ミハイル・コリャーダ
持越プロなので何度も見たけど毎回楽しい。3Lz以外のジャンプはちょっといまいちでしたが回転に問題なければ現時点でOK。それにしても3Lzの幅がやばい。4Lz成功が現実を帯びてきた。
ただスピンのキレについては昨季のワールドほどはないなと思いました。あとコンビネーションのビールマンがY字に変わってました。わっと盛り上がるのはビールマンの方ですが元々キャッチフットに近かったし腰も心配なのでこれはこれで良いと思います。
今季はFSで崩れることが多いのでナショナルチャンプ目指して頑張って欲しい。


2位 アレクサンドル・サマリン
4Tがコンボに出来なかったが後半しっかりリカバリ出来た。ロシアン伝統の助走の長さを受け継いだ後継者をいった印象の演技。割と上背があるので演技が大きく見えて良い。ただスケーティングがもう少し、スピード感が足りない。
スピンについても回転スピードが落ちるのが気になる。エテリ組のエレメンツ向上プロセスを受けたらものすごく映えそうな選手だと思った。(難しいだろうけど・・・)


3位 セルゲイ・ヴォロノフ
微妙な衣装だと思っていたが何度も見ていると気にならなくなってくる。ヴォロノフ世代の選手はジャンプの着氷をきちんとアピールするところが好き。今はつめつめプロが多いのでさらっと次にいってしまうのがちょっと残念。
ジャンプの軸はぶれていたがしっかり着氷するところがさすがベテラン。落としてはいけないところできちんと出来るからこそこの年齢でも世界で戦える。醸し出す自分らしさが若手とは違う味を感じさせる。


4位 アンドレイ・ラズキン
久々に見た気がする。細身で細長い感じが若き日のプルシェンコっぽさを感じる。4Tは降りたがステップが入っていない辺りはさすがロシアン。と言うか助走は全部長めなのがロシアンという印象。ジャンプの着氷する時上体は姿勢が綺麗だが下半身が沈みがちなのが気になる。膝と腰に悪そう。
スピンのポジションは悪くないが所々よれるので改善を。ロシアンは年々がたいしっかりしてくる印象があるので、このジャンプをずっと出来るかが今後に関わりそう。上手く対応できると良いけど・・・


5位 アルトゥール・ドミトリエフ
クワドコンボ何とか。ヴォロノフっぽい味のある印象を持った選手。ミーシン門下らしい滑りとジャンプ。全般的にスピード感がないのが惜しい。スピンなどのエレメンツの質をもう少し磨いて欲しい。


7位 マキシム・コフトゥン
なんと最終グループ漏れとなってしまった。4SSO、3Tコンボなしでは仕方ない。3Aだけでもクリーンだったのが救いだが気落ちしたのかステップなどのスピード感がなくなってしまう辺りがメンタル弱いなと感じさせる。
とにかくSPを安定させないことにはコフトゥンが上位に残ることは難しいので何とか踏ん張って欲しい。

 

コリャーダだけちょっと離れた感じになったSP結果。ここからFSの順位変動は色々ありそうです。
ロシアは今現在抜け出た存在が居ないため非常に面白い試合になりそう。周囲にに惑わされず自分の演技が出来た選手が上位に来そうです。
コリャーダが初国内タイトルをとるか、コフトゥンが踏ん張るか、はたまたヴォロノフがベテランの上手さを魅せるか、アリエフ達ジュニア勢がシニアを脅かすか・・・FS結果が待ち遠しいです。


全日本はびっくりの羽生棄権。某テレビ局はがっかりでしょう。
ただワールドランキング1位、シーズンベスト1位、GPF優勝の実績がありますので四大陸はともかくワールド代表は間違いないでしょう。
そういう意味ではワールドを目指す選手は2位までに入らなければいけない。
昨年の全日本上位10名の内半数が出場しない大会となった今回は上位の顔ぶれが大きく変わりそうです。
残念ながら仕事のためSPFS共にリアル観戦は出来そうにないでの感想は書けるかちょっと微妙・・・
どの選手もこれからのために頑張って欲しいです。