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つれづれなるままに・・・

日々の思ったことを綴っていきます。

古きもの新しきもの―――ロシアナショナルFS感想

ようやくロシアナショナルの男子FSが見れた。
コリャーダ初優勝おめでとう!ロシアも連覇が止まり時代が動き出している。五輪まであと1年と2か月、ロシアはどこに向かうのだろう。

 


1位 ミハイル・コリャーダ 
4Lzは転倒したけど回転は足りている。着氷するにはちょっと高さが足りない感じ。4TはSO、でも4Lzを飛び出したためか以前と飛形が変わってきている印象がある。昨季に比べると不安定な感じ。2種を入れるってやはり難しいんだと感じる。
コリャーダはロシア男子の中では動きが多い選手だがこのプログラムが悪いのか今季は若干単調さを感じる。SPと似通っているもの悪いのだろう。本当に新SPに駄目だししたロシアスケ連の意図がわからない。
2種を安定させるのはもう少し経験が必要そう。ただLz自体は質が良いので降りる成功経験をつめれば大きな武器になる確信はある。頑張れ!
あとは構成の偏りを何とかしよう。2種クワド入って2Aっていうのはもったいないです。


2位 マキシム・コフトゥン
4回転2種と3A2回が入ったのはいつ以来か。見るたびに構成が変わっている気がしますがそれでもいろいろ対応したのでしょう。良く巻き返したと思います。
3連がどうしても不格好になってしまったり、後半になるにつれ着氷がもっさりになってしまうのはなかなか改善できない部分ではあります。
だからせめてスピンを頑張ろう。たぶんジャンプに集中しすぎているのだろうがジャンプよりはスピンのレベル取りの改善の方が成果は出やすいと思う。
いまはGOEをいかに稼げるかで上位は順位が決まる時代だ。質がいいものを少しでも多く見せられるように自分の武器を作ってほしい。


3位 アレクサンドル・サマリン
SP2位FS3位という安定した演技を見せた。ジャンプは典型的な高跳びロシアン。どっすんと降りる着氷がちょっと怖い。
上背がありしっかりした大人の体格を持っている。長い手足で優雅に滑るのは懐かしいロシアンスケーターたちを彷彿とさせる。
ただ若いのでもう少し動きを見せるプログラムが見たいので来期はそういう音楽を選んでください。


4位 ドミトリー・アリエフ
若いけどロシアンの中ではスケーティングが伸びる。ジャンプが決まると気持ちよい演技が見れるスケーターだ。
疲れてくると上体がおざなりになってしまうのが若さかなと感じるが新採点に対応した貴重なロシアンなので怪我などに気を付けて頑張ってほしい。


5位 アレクサンドル・ペトロフ
結局4回転を入れてこないんだな。ミーシンが不格好な4回転は駄目といったとかなんとか、ただ経験する機会を失ってしまっている気もするので微妙だ。
5~6年前ならこれでも戦えたかもしれないが、このままでは土俵に上がる前に終わってしまいそうでもったいない。
それでも4回転がなく体力的に余裕があるためか魅せる方に力を入れられる。それも戦略であり個性なのかもしれない。こういう選手がいるのは面白いけど本人的にはアスリートとしてどう思っているのだろう?

 

8位 セルゲイ・ヴォロノフ
4回転の転倒+REPが点数的には痛かったし他のジャンプもいい時のものではなかった。ただしっとりとした音楽を大人の滑りで魅せていたと思う。
何回出ようがナショナルは難しい、それを感じさせる演技だったが、それでもヴォロノフの魅力にあふれていたと思う。


ロシアナショナルの世界では新採点法はあまり見えてこない。代表国のロシアがそうなのだからユーロ自体もそういう印象が強いのだなと感じる。
女子はあれほど対応してるのに不思議だ。でも一方でそればっかりじゃないところがいいとも思えるからそれもまた不思議だ。結局そういう何でも魅力になってしまうところがフィギュアスケートなのだろうと感じる。
フィギュアスケートやっぱり好きだなぁ、と感じたナショナルだった。