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つれづれなるままに・・・

日々の思ったことを綴っていきます。

「最高点」の上を目指す―――ネイサン・チェン構成予想

本来なら生産が落ち着き暇になってくる頃なのに毎日残業、結構しんどい生活をおくっております。色々問題があって社内の雰囲気も悪く夢にまで見てしまってすっかり睡眠不足です。早く落ち着いてくれないか、と祈るような気持ちで毎日出社しています。今日も本来休みだったんですがあちこちがたがたしているため人手が必要とかり出されました。


そんなわけでここしばらくゆっくりネットをさまよう時間がありません。何か情報が無いかツイッターをとちら見するくらい。でも疲れているせいか頭に入らない。現在はかなり浦島状態と思われます。

 

体力的にも精神的にもしんどくなると現実逃避したくなるもの。ここのところちょこっと時間が空くと思い浮かべるのはネイサン・チェンの構成のこと。何日か前にたぶんツイだと思うけどネイサンと7クワドというワードをを見た。ぼんやりする頭で見たので他のことを覚えていないのだが私の中ではネイサンがFSで7クワドを考えていると理解された。それでついその場合はどんな構成になるのか考えてしまうわけだ。実際ネイサンは5クワドをプログラムの中で飛ぶことができている。さらに増やそうと考えることは簡単に想定できる。そんなわけで7クワドという言葉を見ても特に驚かなかった。あーネイサン来季7クワドにするのかなー程度だった。

ただ考えてみると7クワドということは5種必要になってくる。ネイサンはアクセルは得意でないのであるとしたら4Loだろう。エッジジャンプだけど大丈夫かと思わないでもないけれど4Sも飛べているわけで成功率を考えなければ回ることはできそうな気がする。そんなわけで夢の?7クワド構成をあげてみる。


まずは一番あり得そうな構成から考えてみる。
一応条件としては、7クワドだけどリスクを高めすぎない構成、というもの。
ネイサンは羽生とは違いリスク冒しても後半ボーナスを勝ち取ると言う方策をとっていない。何より基礎点確保を大事にしているので前半4ジャンプ、コンボも早めに消化が前提だ。

 

<4Lzと4T2回構成>

1.4Lz+3T 4Lz 4F+2T+2Lo 4Lo // 4T+2T 4T 4S 3A =103.89
2.4Lz+3T 4Lz 4F+2T 4Lo // 4T+Lo+3F 4T 4S 3A=107.04

係数×0.7ジャンプが無くなりました!そして当然の基礎点100超え、7クワドの基礎点のすごさを感じます。
足を変えるタイプの3連は現在の処実戦では成功していませんのでどの程度の実演が出来るか未知数ですが基礎点ではだいぶ大きいです。1と同じように前半でも考えたのですが、四大陸の構成では後半になっていたので今回はそちらで計算しました。
ネイサンはどちらかと言えばフリップの方が得意そうに感じますが基礎点が高いことを考えるとどちらかを2本としたときやはりルッツになるかなと思います。
気を抜くジャンプが一つも無い過酷な構成ですがネイサンは現在「4回転を回る」感覚がしっかり掴んでいるように見えますので案外出来そうなんて思えてしまいます。大きく身体的な感覚のぶれが無ければ平昌で見られそうな予感がする構成です。

 

<4Lzと4F2回構成>

3.4Lz+3T 4Lz 4F+2T+2Lo 4F // 4Lo 4T+2T 4S 3A =106.06
4.4Lz+3T 4Lz 4F+2T 4F // 4Lo 4T+Lo+3F 4S 3A =109.21

基礎点の高さをより求めれば上位2種を2本と言うことを当然考えるだろう。しかし面白いのはこれまで通りのコンボだと4T2本のサード3Fより低くなってしまう。やはり2回転が多いと基礎点的に効率が悪い。
一方サード3F構成にすると基礎点がほぼ110点と言うことに。スピンステップで18点足してPCSが仮に88としても215点を超える。ジャンプのGOEがマイナスにならなければ220を超えることは難しくないことが想像できる。転倒さえしなければ最高点が確実に見える構成だ。
ただ心配なのは後半の構成。エッジジャンプとトゥージャンプが混ざるのはネイサンにとってあまり良くなさそうな印象がある。(シーズン冒頭3番目に4S入れて転倒していたため)そうなると先に4Tコンボ飛んで残りエッジジャンプ3連発にするか・・・それはそれでネイサンにとってはリスクがありそうな感じだ。

 

<難しいコンボを入れてみるよ>

5.4Lz+4T 4Lz 4F+3T+2Lo 4F // 4Lo 4S 3A 3Lz+2T =110.33
6.4Lz+3T 4Lz 4F+Lo+4F 4Lo // 4T+2T 4S 3A 3Lz =108.86
7.4Lz+4T 4Lz 4F+Lo+4F 4Lo // 4S 3A 3F+3T 3Lz =112.66

あれ???あんまり基礎点が上がらない。と言うか6の構成なんて全くお得じゃ無い。凄く拍子抜けになってしまった。
以前羽生の未来構成で4S+Lo+4Sの基礎点を超えるコンボがあるのかと書いたことがあった。でも4F飛べると可能だなと考えたんだけど、かなりがっかりです。何だろう凄くもったいない。後半ボーナスというものが結構大きいと言うことだけはよくわかりました。
7もやたらとコンボがしんどいだけであまり旨味がない。これなら4の構成で十分といった感じです。計算するまでは凄く楽しみだったのに・・・


結果的に前半4ジャンプ、コンボ早めという組み合わせでは思ったほど基礎点が上がらないと言うことがよくわかった結果だ。
5種羽生が飛べたらと言う仮定で計算したらもっと凄くなりそうだけどその場合は4Fじゃなくて4Aになりそうだし現実的じゃ無いのでやめておきます。
ちなみに7の構成で後半5ジャンプにすると113.86でスピンステップ18点とPCS88足しても微妙に220行かないという結果になりますが、羽生の最高点は超えます。そう思うと3クワドでその得点を出した羽生は凄かったんだなと改めて実感します。

 

ネイサンが大きなけがや体型変化がない限り今後も構成を上げるだろうということは予想できる。むしろ四大陸の結果を見れば当然だろうとすら感じる。何しろ基礎点で25点以上差があったのに結果的に4点ほどしか差はなかったのだ。
羽生がいい演技をしてもそれを上回って勝つことを想定するならば当然構成を上げなくてはならない。そしてネイサンは現在のところ4回転を着氷する確率は一番高い選手であるといえる。決して無謀な賭けではないのだ。羽生が計画的に構成を上げてきている実績があるわけだからますますその傾向は強まるだろう。

上位の選手がいい演技をしてもそれを上回って勝つことを想定して基礎点を上げるというのは4年前羽生が使った戦法だ。ただ羽生がチャンに対して留意したのはPCSの差だけだったと思う。エレメンツのGOEは羽生はチャンと同等かそれ以上稼ぐことができたからだ。基礎点で6点ほどの差をつけ後は自身がいい演技をすればよかった。

しかし対羽生をネイサンが想定するとPCS差だけでは足りない。羽生は良いジャンプをすればGOE+3が並ぶがネイサンはそこまでなかなかいかない実情がある。GOE差まで考慮するとどの程度の基礎点差が必要か、四大陸を思えばあればあるほどいいとしか言えないだろう。7クワドと思う気持ちはわからないでもないし、実際やってくる可能性は高い。どの程度まとめられるかは本当に未知数であるが平昌金メダルを本気で狙うとしたらやり遂げる覚悟はありそうな気がする。

それでもネイサン自身怪我明けのシーズンだ。怪我には十分気を付けて欲しい。ついでに着氷の技術ももう少し高めて欲しい。どうしても前傾になりやすい着氷は膝に負荷が多そうだと感じる。体か軽い少年体型時だけのジャンプとならないよう羽生やチャン・フェルナンデスような後方に綺麗に流れるようになって欲しいと願っている。