つれづれなるままに・・・

日々の思ったことを綴っていきます。

魔物大暴れの巻ーーー五輪団体SPざっと感想

まさかの大大自爆大会と相成りました。
流石は五輪、というべきなのかもしれませんがここまで魔物大暴れしなくても・・・という感じです。
怖い怖い怖い・・・ただこれで厄落としができたと思おう。カナダ・アメリカ・ロシアと揃って遭難したので演技そのものほど悲惨なことにはならなかったし・・・

 

ジュンファン
大きくなりすぎて少し体を持て余している感じがある。ただ所作は悪くないし大きく動けている。自国開催のトップバッターとしてはまずまずな出来。スピンをもう少し改善したい。


リッツォ
姿勢のいい滑り。3Aの軸が怖いけど何とか。フリーレッグの処理と上体の良さでこの緊張の舞台をしっかりやり遂げた。

 

チャン
ジャンプのタイミングが合っていない。せっかく衣装らしいものを着ているのに・・・滑りとスピード感はいつも通り素晴らしいがさすがにがっかりしたのかラストのスピンは良くなかった。

 

ビチェンコ
これぞベテランといったいつも通りの演技を行った。良いんだスピンステップのレベルなんて。自国のお祭りの曲だから楽しく滑らなきゃ。

 

ネイサン
こちらもジャンプ全ミス。ただチャンと違ってジャンプのタイミングではなく滑りそのものがなんか腰が浮いたようなふわふわした印象。しっかり滑れていないためかせっかくのネメシスがもっさり見えた。一生懸命動こうとしていることはわかるんだけど・・・

 

コリャダー
流石に3Aのノーバリューにはがっかり着た模様。上体の動きも多く美しい動きなのだが滑りと合わせてみると連動していない印象。いつもと何か違うと感じながら滑っていたのかも。

 

宇野

4Fもコンボも回転が足りないように見えたが刺さらず団体日本としては良いスタートになった。他の選手がふわふわした氷をとらえきれていない感じだったことから見ると重量感のある滑りだったと思う。

 

大自爆大会のわりにはPCSが大盤振る舞いといった採点。これだと基礎点高の若手有利になります。そこまで構成の高くないチャンやフェルナンデスにはなかなか厳しい大会になりそう。

しかし五輪ってやっぱり選手にとっては特別なんだなと思い知ります。もちろん昼開催の影響も多少ありそう(全体的にみんなジャンプがいつもより低めだったし)だけどどちらかといえば緊張でガチガチだったことが原因かと。でも1回失敗という結果に吹っ切れて個人戦いい演技を見せて欲しい。

メダル候補の3国はペアを含めてカナダ1位、1ポイント差でアメリカ、4ポイント差でロシアという結果に。カナダがアイスダンス、女子がロシア取りますのでカナダとしてはこの差をキープしたいところ。なんとなくラストのケイトリンのFS次第でメダルの色が変わるなんて事態になりそうで・・・うーん、うまくいっても行かなくても負担が多そうでやっぱり団体を先にすべきじゃないなぁという感想になってしまいます。