つれづれなるままに・・・

日々の思ったことを綴っていきます。

元王者の貫禄と実力者達の攻防―――四大陸選手権 FS感想

昨日は女子シングルの振り返りを地上波で遅くまで見ていたため朝いったん起きたものの二度寝。昼前に起きてPC前でスタンバイしたもののライストがなんか変・・・うわぁブロックされてる~!と叫ぶことに。
他のライスト探したりしたものの映らない。そうこうしているうちに1時過ぎになって動画が上がるの待つしかないのか、と涙目になった頃ジオブロックの外し方を知り試したところyoutubeがクリアに映った!当初止まったりしたもののケヴィン・レイノルズの頃には安定して見れるようになった。
そのまま昨日以上の壮絶な自爆大会となった前半グループを見ていたのだが3時前に突然母から「4時になったら出かけるからね」と声をかけられた。
「ああそういってらっしゃい」と答えたら「何言ってるの、あんたも行くのよ。晩ご飯も食べるんだから」と返答が。へ?と目が点になると同時に頭の中で時間計算がなされる。どう考えても最終グループは4時過ぎになる。
「私は良いよ。適当に食べるから」とか色々もがいてみたものの居候の身は弱く泣く泣く盛り上がるはずの最終グループを前に後ろ髪引かれながら出かけた。
そして帰宅後すぐにネットをつなぎ結果を見て・・・「Liveで見たかったよー」と叫ぶことになるんです(涙)

 

総合1位 パトリック・チャン 290.21 FS1位 203.99 TES106.85 PCS97.14

うわぁ久々の神Pチャン!!4T2本3A2本クリーンに入れた!それもアクセルいつものおっかない飛び方じゃない方でしっかり飛んでる~~!!素晴らしいとしか言えないです。
ジャンプが決まると滑りも安定する感じで大変そうではあるけど気持ちよく滑ってる印象だ。(若干遅れ気味なのはワールドでは改善されるはず)
相変わらずキャメルはレベル3だけどたぶんこれについては4認定されたらラッキーくらいの認識で設定しているだろうから問題ないでしょう。
3人目のFS200点越おめでとう!ワールドではSPも揃えて300超えして下さい。

 

総合2位 ボーヤン・ジン 289.83 FS2位 191.38 TES110.66 PCS80.72

FS4クワド加点付き成功おめでとう!国内戦で飛んでいるのを見ていたのでその部分は驚かなかったのですがその時は飛ばし手抜きだったつなぎとコレオをしっかりやっていたのがすごく良かったです。つなぎも増えてた。ただジャンプしてるだけじゃないよね!
ただスピンにまで意識が届かなかったのかレベルを落としてしまったため1点差でチャンにまくられた結果となりました。そういえばGPFでも最終的にチャンに抜かれていたボーヤン、案外天敵なのかもしれない。
ジャンプについては3連が詰まった以外問題なし。そこそこ加点がもらえているのはしっかり回って降りることが出来ているから。回転不足やつまり以外の不良のない着氷はただ単に飛べるだけではないボーヤンの強力な強みだと言うことがよくわかる。
その上滑りも良くなっていることがわかるのでPCSがFSで下がらない結果となったことも非常に自信になったと思います。
これでワールドが面白くなりました。是非ボーヤン旋風をアメリカでも吹かせて下さい。

 

総合3位 ハン・ヤン 271.55 FS3位 181.98 TES96.26 PCS85.72

ハン・ヤンのジャンプがここまでまとまったのはいつ以来だろう?思い出せないというか見たことがあるのかどうかすらわからない。
色々?と思うところはありましたがまとめました、滑りました。だから良いです。
傍観者というよくわからない設定の印象がいまいちだったのかPCSは無良の下でした。そしてシットスピンはレベル3、ノーカンよりはましですがここはもう少し強化したいです。
ボーヤンと併せてこの滑りが出来れば中国マジで3枠取れそう。日本にはやばい状況ですがワールドが楽しみです。
是非ここがピークにならないように頑張って下さい。

 

総合4位 宇野昌磨 269.81 FS5位 176.82 TES87.60 PCS89.22

実はSPで2位になったとき嫌な予感がした、昨年と同じだと。そしてまた昨年の繰り返しとなってしまった。安定しているようで宇野は案外SPFSが揃わない選手であることを再認識した。マスコミも昨年の反省をしないのか?プログラムで入れないジャンプを騒いで煽って結果を落としたのは本当に昨年と同じ結果(昨年はジュニア選手の優勝で煽ってたね)。4回転は難しいジャンプで有りどんなに成功率が高い選手でも博打的要素はあるのだから、優勝や表彰台を前提にしたような報道はやめるべきだ。他の選手にも失礼だしね。
4Tは2本とも失敗で2本目は回転不足もとられた。3Aも加点貰っているが無良やハン・ヤンと比較してしまえばそこまで質が良いジャンプでは決してない。
そして上位陣の中では明らかにつなぎが少ないし振付もジュニア時代とほとんど変わっていないというまだまだいろいろな部分で成長が必要な選手だと言うことがよくわかる。
改善すべき部分は直しレベルアップするべきところはする、その上で次の戦略を立てるのがまず筋だと思う。ボーヤンはだいぶブラッシュアップしてきたが宇野のプログラムは年末から変わっていない。飛ばないジャンプの成功率を上げるより今あるプログラムをよりよくする努力をすべきだ。

 

総合5位 無良崇人 268.43 FS4位 179.35 TES93.39 PCS85.96

3Aで珍しいミスがあったがジャンプに抜けがなかったこととフリップのエッジがしっかりインに出来たことはものすごい成長。PBおめでとう!3A成功してたら270いったと思うとすごくもったいなかった。
でもPCSは3位と非常に評価された。スピンのレベルがFSは揃わなかったものの年末までを思えば良くなってきていると思う。滑りも良くなっているし表現も評価されてきている。まだまだ成長中だ。
表彰台に乗れなかったことは残念だが来季につながる滑りだったと思う。滑りの強化とスピンの練習の徹底を更に頑張って下さい。

 

総合6位 田中刑事 222.70 FS7位 147.88 TES71.80 PCS77.08 -1.0

回転不足の転倒と抜けの為6位とはいえ5位までとは大きく差がつきました。音楽とのずれも有り後半はかなりきつそうでした。スピンのレベルも取れてなかったし・・・
でも総合6位でポイントもしっかり獲得できたことは結果オーライとして次につなげて下さい。とりあえず3Aの抜けを無くすこととスピンの回転を早急に改善したい。
PCSが7点代半ばがもらえるようになったことは今季の大きな成長です。来季さらなる成長を願っています。


Liveで最終グループ見れなかったことが非常に残念な熱い最終グループの攻防。今はガーラ見ながら記事をまとめてます。
かなクリがガーラ出てるじゃん!四大陸7位おめでとう!
次は来月のワールドか。出場する選手は良かった選手も悪かった選手もあと1ヶ月最高の演技目指して頑張って下さい