つれづれなるままに・・・

日々の思ったことを綴っていきます。

五輪メダルを目指して

日本のマスメディアの駄目さ加減は全く変わりないようでうっかり喫茶店で某新聞を目にしてため息をついてしまいました。とりあえず新聞記者には個人の好みで紙面を作るのはやめていただけないだろうか?語彙力の無さについては能力が低いと思うだけですが好みを押し付けられるのは非常に不快です。こんなに記者としての適性のない人にいつまでも記事を書かせるなんてよっぽど人材がいない駄目会社なんだなとあきれるばかりです。
ただせっかく五輪というもっとも大きな大会のシーズンの始まりに低俗なことで気分を悪くするのも嫌なので現在のわかっていること出始めている情報などをまとめておこうと思います。
 
 
4Lo // 3A 4T+3T =37.41
4Lo 4S 3F // 4S+3T 4T+Lo+3S 4T 3A+2T 3Lz =89.51
これが今シーズンの羽生の構成だ。SPで1.26、FSで1.98、計3.24昨季より基礎点が上がっている。
FSについては効率も悪いしREPの危険もあるという数字で見れば決して良いとは言えない構成ではあるがこれで行くと決めたからには応援したい。後半4Sコンボ前には毎回胃が痛みそうだろうけど・・・
 
主立った選手についてはまだ構成まで判明している選手は少ない。はっきりしているのはボーヤンのSPが昨季と同じくらいか。
4Lz+3T 3A // 4T =37.73なので羽生とあまり変わらない数字となっている。もっとも2年この構成で行っているしSPでのミスは大きいのでこれで十分だろう。超えるとしたらネイサンとヴィンセントくらいか。
FSはどう来るだろうか?昨季4Loを一度だけ入れたので今シーズンは本格的に入れてきそう。ボーヤンは案外3Aの成功率が高いので入れるとすると4種5クワド3A2本構成になりそうな気がする。
4Lz 4Lo 3A+Lo+3S // 4S 4T+2T 4T 3Lz+3T 3A =95.32
4Sがあまりクリーンで無いことが多いので後半にするかはちょっと微妙だが、4Loを入れるとしたらこんな形か。同じ5クワドでも4種3A2本分だけ羽生より6点近く高くなる。羽生との差が6点弱で十分かは微妙だがボーヤンは羽生以外でSFS4クワドをノーミスしたことがある唯一の選手だ。5クワド構成でノーミス出来ればメダルの確率はかなり高い。案外羽生並みに冷静に対応してきている選手だけに非常に怖い存在になりそうな予感がする。
 
フェルナンデスの構成についても多少漏れ伝わってきている。今シーズンはついに4Loを入れてくるようだ。それから3回転の3連を入れるという話もある。FSはかなり昨季より上がりそうだ。
4T+3T 4S // 3A =34.45
SPは昨季のままということだがこの構成があまり高くないように見えるというのが恐ろしい時代だ。なにしろ最高構成で無い羽生と3点近く違うのだ。互いにノーミスした場合PCSで差がない分基礎点で点差がつきそうなのが多少気がかりだ。しかし昨季の羽生のようにいきなりSPにも入れるなんてギャンブルは五輪シーズンには出来ないだろう。なのでこれはこれでしっかり決めるしかない。
FSは3種3クワドなのか4クワドなのか今のところわかっていない。
4Lo 4T+2T 3A+2T // 4S 3A 3Lz+3T+3Lo 3Lz 3F =83.67
4Lo 4S+2T 3A+2T // 4S 4T 3A 3Lz+3T+3Lo 3F =88.60
3連コンボもどこにつくかわかっていない。ついでに昨季と同じように前半2コンボであるかどうかもわからない。ただもしこんな感じの構成になるとしたらちょっと怖い組み合わせだなと思う。2Tを先に2回使っているのでなんとしても3Tを飛ばないといけなくなる。そのプレッシャーは大きいかもしれないとすると2Tコンボの1回は後ろに回すかもしれない。そうなるともう少し基礎点が上がる。
4クワドでも5クワドの羽生とそれ程変わりない基礎点になるので上手くいけば非常に有効な構成かも知れない。ただ昨季までを見ても後半の4回転の成功率をどれほど上げられるかが鍵となりそう。
 
同じようにチャンについても新クワド情報が出てきている。4Fというのはトゥジャンプの方が得意だからだろう。なかなか面白くなってきた。
SPも2クワドにするようでおそらくはフェルナンデスと同じような構成になるだろう。もしかしたらジャンプは全部前半になるかもしれない。ただそれでも勝利を目指して構成を上げてくる姿勢が素晴らしいと感じる。
4F 4T+3T 4S // 4T 3A+Lo+3S 3A 3Lz+2T 3F =86.38
4F入り3種4クワドと予想するとこんな感じか。ただ3Aの割とミスが多いチャンにとっては2本後半というのは4回転以上にかなりおっかない構成だ。更に昨季後半4回転の成功率が非常に悪かったことも気になる。だとすると前半にもっとジャンプを増やした方が良いかもしれない。あるいは3種3クワドと言うこともある。
4F 4T+3T 4S 3A+Lo+3S // 4T 3A 3Lz+2T 3F = 85.34
4F 4T+3T 4S // 3A+Lo+3S 3A 3Lz+2T 3Lz 3F =81.95
3種3クワドで3Lz2本にするとラストは3Loにした方が良いかもだがあまり効率はよくないなという感じだ。しかし数字で良い悪いと計算するより実際に行えるかどうかの方が大切だ。現実に新クワドを入れるという発言はチャン自身からは聞いていないので今現在はまだ微妙な印象だ。
しかしフェルナンデスまで構成を大幅に上げてしまうとチャンとしてはメダルのためには上げない訳にはいかないだろう。なかなか厳しい選択を選ばざるを得ないかもしれない。
 
ネイサンについてはまだ構成についての情報が上がってこない。ただ上がるだろうという予想は立つ。おそらく今シーズンの構成No.1は彼になるだろう。ただネイサンの場合どのジャンプも着氷が前のめりになりがちだ。回転は速いが高さがあまりないためであるのでできれば高難度を目指すよりは綺麗なジャンプを飛ぶことに注視して欲しい。しかし五輪シーズンでは難しいだろう。怪我がないようにぜひ気を付けて欲しい。
もし4Loも飛べるということになれば夢の5種7クワド構成も可能かもしれない。
4Lz+3T 4Lz 4F+2T 4F // 4Lo 4S 4T+2T+2Lo 3A =106.24
こんな構成ありなのかな・・・転倒しても後半4回転を飛ぶということができる選手なだけにやってこないとは言えないところが怖い。ただ飛び方を見ているとエッジジャンプは軸が怖いので後半連続というのは難しそうだ。新クワドをいきなり後半というのも考えにくい。
4Lz+3T 4Lz 4F+2T 4F // 3A 4S 4T+2T+2Lo 3Lz = 99.64
現実にはこういう感じかな良い気がする。それでも羽生より10点基礎点が高いのでPCS差はノーミスだったら埋められそうだ。あとはGOE勝負というか完成度勝負になる。いずれにせよどれほど高難度にしようが実行できてこそなのでネイサンの戦略が何を中心にしてくるのかを見守りたい。
 
ロシアンも続々と高難度ジャンプを入れる情報が上がっている。コリャダーは4Lzと4S、アリエフとコフトゥンは4Lz、ペトロフは4Fなどという内容を耳にしている。ただロシアンの場合実際に試合になってみないとよくわからないところがある。計算はまだかなと思っている。
昔からのロシアン的4回転の回り方だと今風とはちょっと違うのでどこまでできるかは未知数だ。ただできればロシアンも上位に割って欲しいと願っているので有力選手たちがどういった構成で来るかワクワクしている。
 
今シーズンシニア入りの中で一番上位に食い込んできそうなのは構成的にはヴィンセントか。手足が長く見栄えのする体型でうまく降りた時の着氷姿勢が綺麗なことはとてもいい。4Lzも決めているしスケーティングもまずまずいいのでうまくまとめるとシニア1年目のボーヤンよりはPCSが出そうな印象だ。課題も多いが勢いと若さで一気に上がってくる可能性は否定できない。多少バタバタするところが気になるがどういった構成で来るのか注目したい選手だ。
 
本格的に試合が始まる前の今の時期というのはある意味一番楽しい時なのかもしれない。本格的にシーズンが始まればいろいろ悩ましい悩みも出てくるからだ。ロシアのテストスケートの映像などまだ確認できていないものもある。色々出てくる情報を楽しく整理しながらシーズン本格開幕を待っている。
低俗な記者のくだらない記事など目にすることなく選手それぞれがそれぞれの課題に取り組み良いシーズン開幕を迎えられることを願っている。

賽を投げる―――羽生結弦新シーズンプログラム発表に寄せて

昨日は徹夜で仕事という方もいらっしゃったのでは。思い起こせば昨年は夜眠れずにこそっとPCを立ち上げたらちょうどツイッターで情報が流れてきたんです。確か2時40分過ぎだったかと。
しかしながら今年はなかなか情報が出ず。私も朝起きてまだどこにも出てなかったので戸惑いました。(結局8時半過ぎに会社のPCで見ましたよ)
てっきり新作が来ると思っていたのでSEIMEI再演は多少驚きました。しかし元々それっぽい情報が流れていたこともあり残念と言った感情はありませんでした。というよりむしろ「おお!ルビコンを渡った!!」と言う感想を抱きました。全世界のライバル選手達に自分が勝つ戦いの宣戦布告をした様に思ったのです。
なにしろバラ1とSEIMEIはどちらもノーミスし最高得点を獲得したプログラムです。羽生は音にこだわりが有りそれ故にプログラムが上手く行かないこともありますが、それをすでに乗り越えた選曲でしかも評価としても最高の物を受けている。すでに出した330点強の上を目指すことを宣言したに等しい。そして今現在320点を超えた選手は羽生以外にいません。構成を上げれば可能かもしれませんがリスクの高さは羽生以上であることは明らかです。
「自分は勝ちに行く。そして必ず勝つ!!」
再演だったらバラ1の時に一緒に発表すれば良かったのではと思う人もいるかもしれませんが、わざわざ別に行ったことはこういう意思を示す意味合いが強かったためでしょう。ルビコンを渡り賽を投げた、絶対に引かない戦いに対する決意と宣言を行ったのだと私は勝手に思っています。
 
それでも個人的な感想を言わせてもらえれば、再演だったら出来ればオペラ座が良かったなぁ・・・
別にオペラ座のプログラムの方が好みだとかSEIMEIがいまいちだからということではありません。どちらのプログラムも編曲は良いですし振付も良いところいまいちなところそれぞれにあると思っています。プログラムの評価としては私の中では同じくらいになっています。

ただ・・・たった一つだけオペラ座がSEIMEIを大きく上回る要素があります。それは「衣装」。

私はとにかくあの2代目オペラ座衣装が好きでした。ネット上では白虎とかホワイトタイガーなどと呼ばれていたあれです。あれを上回る羽生衣装は今のところ私の中では存在しません。
デザインが良かったこともありますが、一番評価が高い理由は「羽生結弦という選手の弱点を失わせた衣装」だからです。海外を戦うアスリートとして男子シングル選手として羽生結弦という選手はどうしてもその細い体型に目がとまります。ジャンプの回転には適していますが一方でか弱さといった印象も与えてしまう。ただでさえ東洋人は若く見られるが羽生は輪をかけて幼く見えるところが昔からあります。しかし五輪王者としてトップ選手としては大人の男性でなければならないでしょう。若々しさや少年体型的な印象をいつまでも持たれることは良いことではないと思います。
そういう意味ではあの2代目オペラ座羽生結弦を非常に大人びて見せた衣装でした。オペラ座の怪人の衣装としてはどうかという意見はありましたがあの衝撃の中国杯のイメージを打ち消すためにも全く印象の違う衣装を用意したことは非常にベストだったと思います。
赤いオペラ座は首元が詰まっていたためかあるいは人形衣装的だったためか若干若く見えましたが、2代目は凝ってはいるが首元すっきりで年相応に感じました。少なくとも若すぎることもかわいらしくも見えなかった。急速に大人になった印象を植え付け「若い男性」という部分をプラスに見せた秀逸な衣装だったと今でも高い評価をしています。再演だったら同系統の衣装になるかもという期待が多少あったのでその部分では少し残念です。
 
SEIMEIの衣装は狩衣をイメージしたよくできたものではあったと思います。刺繍も豪華だし配色もなかなか面白いものでした。ただ・・・2代目オペラ座と比較してしまうと「大人」という面では物足りません。狩衣をイメージしたとはいえ形としてはチュニックだからです。そしてチュニックは大人の男性が着るというイメージはほぼありません。おそらく今シーズンも基本の形は変わらないと思います。それは仕方ないので色彩とデザインでどこまですっきりとした大人感を出せるのかを多少の心配もありますが期待することにします。
 
構成を考えると、まぁ最悪だったなという感想に尽きます。もっとも5クワド構成の場合3種の時点で「良くない」という判断になってしまいます。もともと4Lzを入れることに否定的であったから予想はできましたが、やっぱりねとため息をついてしまいました。
ということで皆様今シーズンもしっかり後半4S前に祈る日々になりそうです。とはいえ昨季後半には成功しましたし、SEIMEIでは2回後半4Tコンボを成功させている。成功のイメージはありますので昨シーズンよりは大丈夫ではと思っています。REPの恐怖は今シーズンも付きまとうので見ている側としては胃を丈夫にしておきましょう。それしかないです。
 
滑りやすい曲という発言がありましたので飛びにくいとか感覚がつかめないという心配は少なそうです。最高点を出した2つのプログラムを実行する意味は330点を下限にするという意思もあるのでしょう。今シーズンこの境地までたどり着ける選手が何人出るのかわかりませんが俺はこの上に行くぞという決意を羽生が見せた以上みなそれを目指しシーズンを進むことになりそうです。
 
進化したバラ1がSEIMEIがどんな未来を描き出すのか。そしてそれを上回ろうとする選手たちがどう戦っていくのか・・・高難度高品質の最上の演技が乱れ飛ぶシーズンであることを願ってやみません。
 
 

シーズンが動き出す

 

8月に入りました。試合もいよいよ始まります。
 
毎年クリケットで行われる公開練習もそろそろでしょうからまもなく羽生のFS曲も判明するでしょう。
SP曲が判明する前に私が予想していたのはSPがトスカ、FSがオペラ座の怪人でした。五輪シーズンでありますので両方が新作というのはないと思っていました。ただクレイジー持ち越しというのはないと思ったのでSPが新作になるだろうと予想したわけです。FSは五輪が韓国ということでSEIMEIではないと思い3度目のロミジュリもあるかもながらノーミス演技がなかったオペラ座と予想したわけです。
結果的に3度目のバラ1がSPだったのでおそらくFSが新作になるのでしょう。カルミナとかありそうですがどうなるのでしょう。案外あまり使われてこなかった曲を選びそうな気もするのですがなんにせよ楽しみです。
 
フェルナンデスはSPがチャップリンメドレー、FSがラ・マンチャの男で発表されました。SPの方はすでにFaOIで滑っていますが衣装のためか今のところあまりピンと来てないです。そもそもチャップリンの場合ライムライトがないとらしさが出ないというか・・・チャンプリンは喜劇王と呼ばれましたがどこか常にもの悲しさを漂わせていたので音楽でそれを感じられる曲がないとなんとなく物足りないという気がするんですよね。ただSPですからそう多くの曲を入れることもできなかったのでしょう。衣装も変わるでしょうしただ面白いだけではないフェルナンデスの演技を見せて欲しいと思います。
ラ・マンチャの男はスペイン人らしい選曲ですね。色々な音源がありますがどのアレンジを使うのでしょうか。スペイン人をイメージした曲でフェルナンデスの夢の五輪のメダルを掴めることを願っています。
 
チャンはハレルヤという情報を耳にしたのですが確定なのかな?ハレルヤはカナダ人にとっては特別なのだそうで五輪という舞台で代表選手が滑るのには応援しがいがあるかもしれません。新たな4回転を入れるということですが滑りの良さを生かしたままであることを願います。あのカーブでぐぃーんと伸びる滑りこそが魅力ですのでそれを堪能できる振付だと嬉しいです。

冷え対策とリハビリの効果かだいぶヘルニアの痛みは軽減してきました。
そろそろ試合の情報も出てきますしぼちぼち書いていこうかと思います。
大した内容でもないですがよろしくお願いいたします。
 

雑記―――きわめて個人的な悩み

この記事にフィギュアスケートは全く関係ありません。

 

 

 

7月に入り本格的に暑くなってきた頃から両肩に何かのしかかっているような感触に悩まされてきました。原因はクーラー。私の勤務先は昨年の夏の終わりにリフォームを行いましてその際クーラーも新しいものに付け替えられました。その前は取り付けて軽く20年を超える音がでかく電気代を食うわりには向いているところしか涼しくならないという効率の悪い代物だったのですが新しくしたことのよって部屋全体に効果が出るようになりました。それでもやはり一番近いところが冷えることは間違いないわけでクーラーの真下の私の席は設定26度でもかなり冷気を感じる。結果、両肩にクーラーが乗っているみたいな感じになってしまいました。

これはまずいということで肩こりにいいストレッチや肩こり改善のネックレスなどしていたのですがなかなか良くならない。それどころか10日過ぎ頃から首の左側から背中にかけて痛みを感じるようになってしまいました。当初は寝違えたのかと短絡的に考えていたのですが3日経っても痛みは消えない、それどころか月の後半に入ると左腕に痛みやしびれを感じるようになってしまいました。

首や背中の痛みの頃はいいマッサージか整体でも行った方がいいのかなと考えていたのですが腕のしびれまで来ると医者に行ったほうがいいと整形外科に行くことにしました。その結果「頸椎椎間板ヘルニア」という診断を頂きました。首の骨の1か所間隔が狭くなっているところがあってそこにちょうど腕に行く神経があるためしびれや痛みを感じるのだそうです。3か月ほどリハビリに通ってくださいと言われてしまいました。

私は実は右利きなのですが右手の握力が学生時代でも12キロほど、2年ほど前に測定したときは8キロもありませんでした。一般的に人は利き手の方が握力が高いそうなのですが私の人生の中で右手の握力が左手を上回ったことは一度もありません。単純に子供の頃からそうだった、というだけで原因も良くわかりません。そんなわけで右手に力が入らないとかしびれを感じるということについては今更驚きも困惑もしないのですが今回全くノーマークだった左腕の痛みやしびれに非常に戸惑っております。痛みだけならまだいいのですがしびれてくると弁当箱の蓋も開けないほど力が入らない時もある。両手が常時そんな状態になってしまうと今後生活に支障が出てくるので老後を考えるとかなり悲観的になってしまいます。

痛みやしびれはやはり冷えると強く感じます。そんなわけで今仕事では事務所にいるときは上着を着て仕事をしています。室内にいるときに上着を着て外に出ると脱ぐという相反する使用をしているのですが、席が移ることもできず私のためにクーラーを止めてくれるわけもないので仕方ありません。

新プログラムの情報など色々出てきますが、現在こんな状態のため自宅ではパソコンの使用をできるだけ自粛しております。そんなわけで現在こちらも放置状態となっております。コメントなどお返事が遅くなってしまい申し訳ありません。

今年は暑い夏のようでクーラーの使用も長期間になりそうです。年齢を重ねればいろいろ不調も出てくるものですので何とかうまい落としどころに収まって欲しいとリハビリをしながら願っております。

新年あけました―――DOIの感想など

2016-17シーズンで私が見た中で最も好きだったプログラムはケイトリン・オズモンドのSPだった。初めて見た時非常に喜んだ覚えがある。「私が見たいフィギュアスケート女子シングルってこういう演技だわ!」と久々に感じたからだ。

ジャンプの成否が勝利を大きく左右するようになってすっかり少女潮流になってしまった女子シングル。軽やかに元気に躍動する姿も楽しいがそれでもヴィットから入った私には物足りなく感じることが多くなった。せめてEXで違ったものが見たいなと思ってもせいぜい少女が少し背伸びしたしっとり演技になるくらいだ。悪くないけどなんか違うんだよな・・・そういう印象が付きまとうシーズンをいくつも越えてきた。

そんな中で見たオズモンドのSPは本当に久しぶりの「大人の女性の美しさやおしゃれ感」満載のプログラムだった。今現在でも十分素晴らしいが10年後にジャンプの難度を落として滑ったとしてもきっとさらに美しいプログラムになっているのだろうな、そう思えるプログラムだった。音楽・振り付け・オズモンドの個性・衣装や化粧すべてが好きだと感じた。来季もぜひこの路線のプログラムをお願いしたい。持ち越しさえ期待してしまいます。

 

さて年が改まりはらはらどきどきの五輪シーズンがスタートしました。新プロ情報もぼちぼち判明しています。

DOIは放送が見れなかったんでちょろちょろ動画探して見ています。ネイサンちょっと背が伸びた?髪型のせいかもしれないけどちょっと大人びたというかおっさん臭い印象が。たださすがアメリカン、魅せるショースターをしっかり演じていました。そういうところは日本の若手は少し弱いな。男子だけではなく女子も全体的に。昔に比べればショー慣れしている感じはするけど盛り上げる盛り上がるというよりはかわいさアピール的な印象に収まっている。外国人スケーターを見てしまうとなんか違うなとあまり昔から変わらない感想を抱いてしまいます。新作が多いのでこれから進化することを期待します。

そんな中世界女王のメドベデワはやはり違うな、と映像を見て思いました。どちらかといえば女優派スケーターの部類に入りプログラムも好みではないことが多いのですが、それでも見るとやはりすごいなという感想を抱きます。彼女のすごさは足元の多彩さ、ジャンプした後何もしないことはほとんどないという技術力の高さと安定性、更にそれを難しいと感じさせない滑らかさでしょう。それはこの2シーズン十分認識してきました。

今回のDOIでそれ以上に印象的だったのは彼女の非常に優れた体の動きでした。腕を伸ばす足を上げる体を反らす、何をするにつけピタっピタッと形がきまる、曖昧なポージングが全くないそのコントロールされた肉体にとても感銘を受けました。動きの滑らかな美しさや華という点では本田真凜にも可能性を感じますが、美しい動き・整えられた美の形状・的確な表現ができる肉体という点ではまだ差があるなと思いました。

もちろん同じプロセスでプログラムや体を作っていくわけではないので本田をはじめとする日本選手もそれぞれの求める「美」や「形」を作っていけばいいのです。ただメドベデワにはプロセスと形を結びつける法則というか肉体のコントロールの仕方やメンテナンスの仕様がどういうものかわからないけどあるのだなと感じました。調子がいいからミスしないではない確固たる自信につながる何か、それこそがこの2シーズン勝ちまくった強さなのかもしれないとアンナ・カレーニナを見て感じました。

女子はやはり今シーズンもメドベデワを中心に回りそうです。そしてジュニア女王のザギトワは2プロ持越しでシニア入りします。あの後半固め打ち構成を安定して飛べば上位に十分入ってくることでしょう。そして昨季ワールド銀銅のカナダ勢も怖い存在です。特にロシアとカナダは団体戦の金メダルを争います。メダル2つ獲得できる可能性の高い彼女たちのモチベーションは高いでしょう。

怪我から復帰する宮原、シニア入りの本田・坂本・白岩、昨季飛躍した三原、昨季伸び悩んだ本郷・樋口、日本人選手は代表が誰になっても初五輪となります。フィギュア最高の大会でどこまで自分の演技ができるか、確実な強さを求めてその若い力で伸びていって欲しいです。

 

 

 

 

 

 

 

こっそり願望を書くと個人的にはできれば(男女問わず)日本人選手のプログラムにタンゴやフラメンコがあまりないといい、と思っています。昨年の全日本男子シングルですごく多くて・・・でも何か違うと違和感を感じてしまいます。日本のマスコミやコーチ陣の言う「表現力」とフィギュアスケートの求める表現力にはかなりの齟齬がある気がします。そしてそれを最も感じるのがタンゴやフラメンコといったわかりやすい振付というか型のある曲・・・なぜか日本人選手は昔から多くの選手が選ぶ傾向があるのですが見ている側としてはよほど舞踊の才がなければあまり選ばない方がいいのではと個人的に思っています。

 

 

年が明ける前に―――「実績」のおさらい

まもなく年が変わる。2017-18シーズンは五輪年という最も大事なシーズンだ。そのシーズンを前に現在の現役選手の実績を振り返っておく。
フィギュアスケートにおいて「実績」はかなり大事な要素だ。現役中だけではなく引退後にもタイトルやメダルを持っていることは響いてくる。

<大会別順位>
順位はタイトルを持っていることが優先、大会としては五輪>ワールド>ユーロ=4CC>GPFの順で判断。同じメダル数の場合は出場回数が少ない方が上位となっている。
                       ユーロ/
           五輪  ワールド    4CC    GPF   出場回数
1位 羽生 結弦   金1 金2銀2銅1    銀3   金4銀1   1/6/3/6
2位 P・チャン   銀1 金3銀2    金3     金2銀1銅1 2/8/4/8
3位 フェルナンデス    金2  銅2  金5       銀2銅1 2/11/11/5
4位 デニス・テン  銅1   銀1銅1  金1            2/8/6/0
5位 N・チェン              金1       銀1   0/1/1/1
6位 レイノルズ              金1  銅1        1/6/6/0
7位 無良 崇人              金1            0/3/5/1
8位 A・リッポン             金1            0/4/5/1
9位 宇野 昌磨        銀1        銅1     銅2 0/2/3/2
10位 ボーヤン・ジン        銅2    銀1          0/2/2/1
11位 コフトゥン                銀2銅1        0/5/5/2
12位 ヴォロノフ                銀1銅1     銅1 0/6/7/1
13位 J・ファリス               銀1          0/1/2/0
14位 ビチェンコ                銀1          1/6/6/0
15位 ハン・ヤン                  銅3        1/3/4/1
16位 コリャダー                  銅1        0/2/2/0
17位 ロス・マイナー                銅1        0/2/3/0
18位 M・ブレジナ                 銅1        2/8/10/1
 
 現在現役の選手でチャンピオンシップとGPFのメダルを持っているのは上記の18選手となっている。1個だけという選手が案外いたため予想以上の人数になった。ユーロもしくは4CCではワールドやGPFより表彰台に上がりやすい部分があるのだろう。強い選手と呼ばれるためにはそれ以外の試合でも表彰台に上がる必要がある。そういう意味では羽生・フェルナンデス・チャンのPCS3強が実績においても強いことが良くわかる。
タイトルを持っているという点においてワールドでメダルを取った宇野やボーヤンもまだ無良やリッポンを抜けていない。尤もこの二人がタイトルを持っていてもあまり重要視されないのは五輪シーズンの優勝という点もあったりする。欧州の選手は五輪があってもユーロに出場することが多いが五輪と近い4CCは辞退することが多い。有力選手のいない大会での勝利ということでマスコミの報道などでもあまり大きくとられていない現状がある。ただタイトルを取ったという「実績」はあるのは変わりない。
 

<メダル獲得数順位>
 
1位 羽生 結弦    金7銀6銅1 14個 
2位 P・チャン    金8銀4銅1 13個 
3位 フェルナンデス  金7銀4銅3 12個    
4位 デニス・テン   金1銀1銅2  4個 
5位 宇野 昌磨      銀1銅3  4個
6位 コフトゥン      銀2銅1  3個
7位 ボーヤン・ジン    銀1銅2  3個
8位 ヴォロノフ      銀1銅2  3個
9位 ハン・ヤン        銅3  3個
10位 N・チェン    金1銀1    2個 
11位 レイノルズ    金1  銅1  2個
 
12位以降は1個なので割愛。それにしても上位3人のぶっちぎり感がすごい。ここ7年ほど期間の上位がほぼこの3人で占められてきたことが良くわかる。それなのにこの3人が同時に乗った表彰台が一度もないというのが不思議だ。
3シーズン前まではこの3人にテンを含めて4強と言うことがあったが、実績で見てしまうと少し物足りない感じだ。怪我などの原因でGPFに一度も出場できていないことも大きい。
そして羽生の金銀獲得数の多さ。マスコミが絶対王者などと呼ぶほど毎回勝っているわけではないがそれでも2位で3位以下がほとんどないということが良くわかる。フェルナンデスも金メダル数では並ぶがユーロの5連覇が大きく羽生やチャンがいる試合では2015-16のワールド連覇以外では勝てていないということになっている。
4位以下はメダル数では差がないがここ2年のシニア入りした若者たちとそれ以前から頑張っているベテラン勢と2極化している現状が見て取れる。

<メダル獲得点順位>
 
金3銀2銅1で計算し出場した試合数で割る順位。1未満だと平均順位が3位以下となり逆に3に近いほど金メダル獲得率が高いということになる。
ついでに台乗り率も上げておく。これは単純に出場した試合数に対して表彰台に上がった数を割ったものだ。
                
1位 羽生 結弦   34/16=2.125 台乗り率 14/16=87.50%
2位 N・チャン    5/ 3=1.667 台乗り率  2/ 3=66.67%
3位 P・チャン   34/22=1.591 台乗り率 13/22=59.09%
4位 フェルナンデス 28/29=0.966 台乗り率 12/29=41.38%
5位 ボーヤン・ジン  4/ 5=0.800 台乗り率  3/ 5=60.00%
6位 宇野 昌磨    5/ 7=0.714 台乗り率  4/ 7=57.14%  
7位 J・ファリス   2/ 3=0.667 台乗り率  1/ 3=33.33%
8位 デニス・テン   7/16=0.438 台乗り率  4/16=25.00%
9位 コフトゥン    5/12=0.417 台乗り率  3/12=25.00% 
10位 ハン・ヤン    3/ 9=0.333 台乗り率  3/ 9=33.33%
11位 レイノルズ    4/13=0.308 台乗り率  2/13=15.38%
 
台乗り率はどうしてもベテラン勢は悪くなる。特にフェルナンデスは早くから世界選手権やユーロに出ていたためかなり不利な結果となった。メダルを獲得しているここ6シーズンで計算すると28/18=1.556と順位は変わらないが3位以上を確保した数字となる。台乗り率では12/18=66.67とネイサンと同率になる。
一方試合数の少ないシニアに上がりたてで上位に何度か来たことがある選手には優位な順位となっている。
その中で光る羽生のメダル獲得点と台乗り率の高さ。試合数の少ない若手をぶっちぎってしまう非常に安定した成績を上げている選手だといえる。それなのに若手に脅かされて不安定な選手的な報道が多いのが非常に疑問に感じる。
ここで初めてボーヤンが宇野を上回った。出場試合数の違いによるものだがGPFを抜かしたチャンピオンシップだとまだボーヤンの方がメダル獲得率が上ということになる。
そしてファリスがここでジャンプアップしてくる。単純に出場試合が少ないためだが若くして引退というのはもったいないなと感じさせる。復帰するという嬉しい情報が入っているのでぜひ頑張って欲しい。

<順位点ランキング>

実際の順位を合計し試合数で割る。同率の場合は試合数の多い方が上位とする。
 
1位 羽生 結弦    30/16=1.875位 7シーズン
2位 P・チャン    66/22=3.000位 9シーズン
3位 N・チェン     9/ 3=3.000位 1シーズン
4位 ボーヤン・ジン  18/ 5=3.600位 2シーズン
5位 宇野 昌磨    27/ 7=3.857位 3シーズン(シニア2年だが4大陸に3回出場している)
6位 J・ファリス   19/ 3=6.333位 2シーズン
7位 コフトゥン    83/12=6.917位 5シーズン
8位 デニス・テン  130/16=8.125位 9シーズン
9位 ハン・ヤン    75/ 9=8.333位 5シーズン(シニア4年、4大陸にその前年も出場している)
10位 フェルナンデス 244/29=8.413位 11シーズン
 
羽生が飛びぬけていて次に5位と6位で境界があることがわかる。しかしデニス・テンとフェルナンデスはジュニア時代からシニアのチャンピオンシップに出場しているため非常に数字が悪くなっているという状況がある。
羽生と同じ7シーズンにするとテン79/11=7.182位、フェルナンデス70/20=3.500位とテンはともかくフェルナンデスは格段に上がる。更に6シーズンに限定するとテン65/10=6.500位と少し上がるだけだがフェルナンデスは51/18=2.833位と羽生に次ぐ数字となる。テンは五輪を挟んだ4年間のみ際立った成績を出しているだけだがフェルナンデスは今シーズン若干下がったもののこの6シーズンはほぼ台乗りしていたということが良くわかる数字となっている。
チャンもこの2シーズン数字を落とし気味ではあるが、実績という点ではまだ若手に負けていない。どちらかといえば伸び盛りの若者が優位だがベテランがどこまで踏みとどまり壁となるのかも非常に楽しみではある。
ファリスのように一時期だけ良いということは若手には時々ある。継続的に何年もトップを張れるかはまだ未知数だ。そういう意味では羽生・チャン・フェルナンデスはここ数年にわたる確実な力があると証明しているのかもしれない。
 

        

2017-18シーズン GPSアサインに寄せて

なかなか予定が出なかった割にアサインの発表が早かったGPS。これはおそらく五輪シーズンだからでしょう。ルール改正なども併せて早めに発表されています。
今回は日本GPFのため久々にNHK杯がラストを免れました。4年ぶりかな。本当はGPS6会場毎年順番が変わることが望ましいのですがなかなかそうならない。色々各国スケ連の思惑が絡んでいるのでしょう。
そして五輪シーズンのGPS/GPFは非常に大事な大会だ。何しろ男子シングルにおいてはGPFで金メダルを取った者は五輪で銀メダル以上を獲得している結果がある。女子には全く関係ないのだが男子シングルにおいてはジンクスに近い状態となっている。五輪の情勢を占う意味でも重要な戦いとなってくる。
昨季際立って高い得点を出した6強が2人ずつ入る今シーズンのGPS。順当に行けばこの6人が勝ちぬけてしまう組み合わせではある。しかしこれまで出場予想が高い選手が順当にGPF出場したことはないといっていい。シーズン序盤から波に乗るのは誰か、6強に割り込んでくる選手は出るのか、それは誰なのか、非常に楽しみな戦いとなっている。
 
ナム・ニューエン(カナダ)
ダニエル・サモヒン(イスラエル
羽生結弦(日本)
田中刑事(日本)
デニス・テンカザフスタン
デニス・ヴァシリエフス(ラトビア
ネイサン・チェン(アメリカ)
グラント・ホクスタイン(アメリカ)
ミーシャ・ジー(ウズベキスタン
ドミトリー・アリエフ(ロシア)
ミハイル・コリャダー(ロシア)
TBD(ロシア)
 
毎年ヨーロッパ系の選手の多いロステレコム杯ですが今シーズンはいい感じでアジアが混ざっています。
PBで行けば羽生・ネイサン・テンの争いになりそうですが・・・果たしてテンの出場はあるのでしょうか?もともとあまりGPSは重要視して来なかった選手だけによくわかりません。ただ世界ランキングが現在30位まで下がっていますので少しでも五輪SP滑走を遅らせるためには出場する必要がありそうです。尤もワールドを見る限りあまりいい練習が積めていない印象があります。FSで崩れたのは怪我の影響ということですが、しっかりと体系付けされた練習ができていないため時間があるときに行おうとした練習で怪我をする→練習を控える→試合が近づくので練習する→怪我をするというようなサイクルにはまっているのかなぁと心配になります。つなぎは薄く旧採点的な演技ですがある程度まとめれば点数は出る選手なので五輪に向けてしっかりとした体作りをしてほしいものです。
羽生・ネイサンの300点超えに割ってこれそうな選手は他にいないかと思うメンバーですが4回転を複数決められそうな選手としてはコリャダー・サモヒン・アリエフが注目です。コリャダーは4Lzと4Sを入れてくるようですがどこまで成功率があげられるか。コリャダーはわりと羽生っぽい着氷なのでドンピシャで着氷できると非常に映えるタイプですがスイートスポットが狭く派手に転倒してしまう。着氷のコントロールをどこまでできるかが今シーズンのポイントになりそう。
サモヒンは世界を作ることがうまいが演技傾向としてはジャンプが決まってなんぼの選手といえる。決まれば大きくて映えるジャンプではあるがこれは確実に稼げるという成功率が高いジャンプが高難度にないところが2016-17シーズンでは厳しい結果となった。おそらく新しい4回転は増やさないと思われるので4S・4T・3Aをどこまで軸のゆがみ無く飛べるかが上位に食い込むための課題になりそう。
シニア入りするアリエフもどこまで4回転を入れてどこまで成功させられるかがポイントになりそう。飛べるだけなら多種飛べるようだがネイサン並みにプログラムに入れて全てを成功させられないとシニア1年での上位はなかなか厳しい。しかし点の出やすい地元ロステレでばっちり決められたら基準点を一気に上げられるかもしれない。どういう構成を組むか今から非常に楽しみではある。
そして引退の可能性を示唆したミーシャが入っている。このオフをいろいろ飛び回っているようだがどうするのだろうか。後々後悔のない選択をしてもらいたい。
田中はとりあえずSPで3つのジャンプをそろえること、FSで4S・3Aを2本ずつしっかり決めることが大事。国際大会ではNHK杯以外でいい演技ができていないので内弁慶を脱する演技をしてほしい。
TBDはピトキーエフかなと思っていたのだがダンス転向という情報が入ってきている。怪我の影響のようだがロシアンは怪我をフォローできる環境がないのか女子も男子も層が厚いだけに使い捨てっぽくなってしまうところが気になる。とりあえずピトキーエフの今後が良いものになることを願う。
 
ブレンダン・ケリー(オーストラリア)
ヨリク・ヘンドリクス(ベルギー)
シャフィク・ベセギエ(フランス)
無良崇人(日本)
宇野昌磨(日本)
ジュンファン・チャ(韓国)
マキシム・コフトゥン(ロシア)
アレクサンドル・サマリン(ロシア)
ジェイソン・ブラウン(アメリカ)
パトリック・チャン(カナダ)
キーガン・メッシング(カナダ)
TBD(カナダ)
 
ある意味では非常に混戦になりそうで面白い組み合わせの試合。わりと渋めに点数のでるスケカナなので点が伸びないせいで横並びということもあり得そう。
構成的には抜群に宇野が高くなりそうだが、果たして高得点を出してもらえるか。ワールド銀になったことで一部の海外ファンからクレーム的に取り上げられたがその影響があるかも判断できる試合になりそう。
ヘンドリクス以外は4回転を入れてくる。ただオールマイティといっていい選手はチャンしかいないため4回転と3Aの成否が順位を分けそう。
ジュンファンとサマリンがどこまで上位に食い込めるか。チャン・無良・コフトゥンのベテラン勢も2種4回転をまとめきれないと一気に若手にまくられるかもしれない非常に順位をの読み難い試合になりそう。
そしてブラウンがどういう構成で来るか。SP2クワド選手がまとめた場合はブラウンもかなり厳しくなってくる。ある意味で今シーズンの採点の傾向がはっきり見える試合になるかもしれないと思っている。
TBDにはバルデさんが来るのだろうか?エントリーがなくて残念。
 
 
中国杯
ケビン・レイノルズ(カナダ)
田中刑事(日本)
ミハイル・コリャダー(ロシア)
アレクサンドル・ペトロフ(ロシア)
ハビエル・フェルナンデス(スペイン)
アレクサンドル・マヨロフ(スウェーデン
マックス・アーロン(アメリカ)
グラント・ホクスタイン(アメリカ)
ヴィンセント・ジョウ(アメリカ)
ボーヤン・ジン(中国)
ハン・ヤン(中国)
TBD(中国)
 
飛びぬけてないけど間違いなく空中戦となる中国杯。ポイントはボーヤンの構成かな。予想を言うとネイサンほどがむしゃらには上げてこないと踏んでいるのだが、おそらくB級戦に出てこないのでもしかしたらこの試合まで構成が判明しないのかもしれない。
まとめればフェルナンデスが間違いなく勝てそうな組み合わせなのだが、今シーズンもいろいろ忙しそうなのでどこまで完成度を高められるかがポイントになりそう。
そして国内で存在感を失いつつあるアーロンとホクスタインはこの試合で頑張らないと厳しくなってくる。一方でシニアデビューとなるヴィンセントは4Lzを決めて表彰台に乗れば一気に五輪候補に名を上げることができる。この試合でのアメリカ勢の序列に注目したい。
コリャダーは早くも2試合目となる。表彰台の可能性もかなりある組み合わせなのでぜひ4Lzを決めてPB大幅更新したいところ。なかなか4回転を入れてこなかったペトロフは一気に2種構成にしてくるという情報もある。飛べないことはないことは聞いているが試合でどこまでこなせるか。ロシアは2枠しかないため確実な力を見せたい。
レイノルズは2106-17シーズン後半の流れの良さを引き継げるか、ハン・ヤンは手術からの回復がどの程度になっているのか、復帰組の奮起にも期待したい。
 
<NHK杯>
パトリック・チャン(カナダ)
ミハル・ブレジナ(カナダ)
アレクセイ・ビチェンコ(イスラエル
デニス・ヴァシリエフス(ラトビア
ドミトリー・アリエフ(ロシア)
セルゲイ・ヴォロノフ(ロシア)
ジェイソン・ブラウン(アメリカ)
ジョシュア・ファリス(アメリカ)
アダム・リッポン(アメリカ)
羽生結弦(日本)
村上大介(日本)
TBD(日本)
 
TBDは日野か山本あるいは友野といったところか。現時点では日野かなと思っている。いずれにせよ選ばれた選手はチャンスと思って頑張って欲しい。
そしてGPSで必ず当たる羽生とチャン。今回は羽生の地元ということとGPS2戦目ということでやはり羽生が有利かなと感じる。
しかしアメリカのアサインはいつも困惑する。今年もブラウンとリッポンが同じ試合になるとは、潰しあいみたいでもったいない感じだ。ネイサンやヴィンセントのような4回転持ちの若手というならタイプが違うからわかるが同じ傾向の選手を同じ試合に派遣する意図が本当に不明だ。
しかし日本のスケートファンとしては人気選手が来てくれることはうれしい。ロシアのヴォロノフとアリエフという年の差組み合わせも興味深い。
このメンバーでは羽生が抜け出そうな印象だが2位以下はもしかしたら非常に面白い順位になるかもしれない。
2016-17シーズンを棒に振った村上はこの試合でのみのアサインとなった。五輪代表には厳しい立場ではあるが是非存在感を見せて欲しい。ただ昨季のFSが持越しらしいのだが個人的にはあまり好きではなかった。大幅リニューアルを期待している。

<フランス杯>
ケヴィン・エイモズ(フランス)
シャフィク・ベセギエ(フランス)
ロマン・ポンサール(フランス)
モリス・クヴィテラシヴィリ(ジョージア
アレクセイ・ビチェンコ(イスラエル
宇野昌磨(日本)
デニス・テンカザフスタン
アレクサンドル・サマリン(ロシア)
ハビエル・フェルナンデス(スペイン)
マックス・アーロン(アメリカ)
ヴィンセント・ジョウ(アメリカ)
ミーシャ・ジー(ウズベキスタン
 
ここだけメンバーが確定している。そしてビチェンコは連戦というなかなか厳しい日程だ。五輪代表は間違いないのであまり無理しないよう頑張って欲しい。
構成的にはおそらく宇野が有利だろう。ただし評価はスケカナが終わるまではわからない。特に欧州ではフェルナンデスという選手は特別だ。五輪でぜひメダルを期待しているだろうから宇野がここで勝利するためにはある程度完璧な演技をする必要があるだろう。
そしてテンも2戦目はわりと演技をまとめてくる傾向がみられるのでより混戦になりそうな感じだ。
ヴィンセントとサマリンのシニア入り対決も興味深いが私的にはクヴィテラシヴィリが台風の目になるかもと期待している。
ヨリク・ヘンドリクス(ベルギー)
ケビン・レイノルズ(カナダ)
ボーヤン・ジン(中国)
ダニエル・サモヒン(イスラエル
無良崇人(日本)
ジュンファン・チャ(韓国)
マキシム・コフトゥン(ロシア)
アレクサンドル・ペトロフ(ロシア)
セルゲイ・ヴォロノフ(ロシア)
ネイサン・チェン(アメリカ)
アダム・リッポン(アメリカ)
TBD(アメリカ)
 
ここ数年第1戦だったスケートアメリカが最終戦となった。たまにはこういう順番もいいでしょう。全米は年明けなので日本やロシアが最終戦になるよりずっと自然な印象がある。
ネイサンとボーヤンの空中戦対決が見られる大会。更にサモヒン・レイノルズ・ジュンファンと面白い選手が配置されている。その上スケアメなのにロシアン3名というのも興味深い。
地元ということで有利なのはネイサンだろうがボーヤンも2戦目はかなりジャンプをまとめてくる。ミスが複数出ると他の選手にまくられる可能性も高い。高難度のミスは派手になりやすくインパクトに残る。どの選手もできる限り可能な構成に組んでくるのでこういう試合はリッポンやヴォロノフのようなベテラン選手の方が案外力を見せそうだと感じる。無良・レイノルズ・リッポン・ヴォロノフvsネイサン・ボーヤン・ジュンファン・サモヒンというベテラン対若手の殴り合い、どちらが勝利するのか今からとても楽しみだ。
 
採点傾向とGPF出場者は第3戦までである程度見えそうな印象のアサインだ。各試合シード2選手以外の選手がどれだけ魅せることができるかで盛り上がりが違いそう。またそんなこんなつらつら書いていたらチャンが4F入れるかも的な記事が出てきた。3種予想は全くしていなかったのでますます面白くなりそうだとワクワクしている。他の選手たちもみな昨季上位たちを脅かそうと色々戦略を練っているだろう。ぜひ素晴らしい最高のプログラムを作って欲しいと願っている。
それでも大事な五輪シーズン、怪我には十分気を付けて欲しい。どの選手も最高の五輪を迎えるためにこのオフに良い練習を積んで欲しいと願っている。