つれづれなるままに・・・

日々の思ったことを綴っていきます。

雑記―――アイスショー発券

4月14日 羽生凱旋ショー アリーナS席

5月26日 FaOI幕張 プレミア席

5月27日 FaOI幕張 SS席

 

今季は上記の3公演に参加となります。3年ぶりのアイスショーが3公演とは予想外ですがこんな機会は今後当分ないだろうと素直に幸運を喜んでいます。

今回の先行販売は3公演ともローソンチケットでの当選でした。昨年まではぴあとイープラスで取ってましたのでセブンイレブンで発券していたのですが今回はローソン。初体験です。残念ながら近所にないので本日買い物に行くついでに発券してきました。

 

結論から言って一番良さげなお席は羽生の凱旋ショーでした。たぶん端っこの方だと思うのですがリンクには一番近そうです。プログラムの表裏の関係もあると思いますがジャンプは見やすいのではと期待しています。

次に良いと思われるのは27日のSS席の方でした。2階スタンドのSS席の中では後ろだと思うのですがリンクの中央付近のお席だと思うので演技全体は見やすそうです。

期待していたプレミア席は・・・うーん、という感じですね。ステージから遠いしプレミアの中では後ろのお席でした。3年前の静岡公演のSS席の方が良かったかもしれない。ただ2日目とは向きが違うようなので色々な方角から公演を見ることができるのは良かったなと思います。

千葉にホテルも取ったしあとは武蔵野の森に無事にたどり着けるかどうかだけですね、心配なのは・・・羽生結弦展も行けたら行きたい気持ちもありますがたぶん混雑するでしょうし迷って会場にたどり着かないもの困るしで悩んでいます。写真やグッズは興味ないけどメダルや衣装は見たいんだよね・・・せっかく昨年Suicaも作ったから行ってみようかな・・・など色々考えております。

ひとり身の気軽な旅なので気分次第でふらふら歩いていそうな気がします。

 

そして本日羽生以外の出演者が発表になりました。プルシェンコ・ジョニー・バトル・シェイ=リーンは予想通りでした。引退した無良と佐野氏は予想外でしたが、佐野氏は滑るんでしょうか?指導で滑って見せるという話は聞いたことがあるのでそれはそれですごく楽しみ。でも羽生と喋り捲るという予感もありますね。通常のアイスショーとは違う楽しみがあるのではと期待しています。

個人的には川スミINに喜んでいます。ショーで見たのはもうかなり前なので物凄く久しぶりなんです。演技を見れないまま引退してしまったのでこうしてもう一度見る機会があるとは思いもしなかったです。ラストと思って目に焼き付けたいです。

 

勝ち方を知った男―――ネイサン・チェン

五輪金メダルを予想したときネイサン・チェンという選択肢は私には無かった。シーズン全勝できていたからあるいは銅メダルの可能性はあるかもしれないその程度だった。

そういう予想になったの多少ジンクスの影響もあった。
こんな事を書くとそんなもの信じているの?と思われる方もいるかもしれない。曖昧で根拠も法則も無いもの、ジンクスとは得てしてそういうものだから。
ただ私はジンクスは信じる信じないとか当たる当たらないとかいうものではないと思っている。いくつかの結果が積み重なった上で言われるものならなぜそうなるのか検討したり該当するためにはどうすべきか考えたり利用したりするものだと思っている。
ソチ後から平昌五輪直前までのシーズンの結果や様々な条件を色々考察した結果、ネイサンが金メダルになることはほぼ無いだろうという結論になった。そう考えたのは主に2つの理由からだった。

 

1つ目の理由はネイサンには「経験」が足りない、と言う点。シニア2年目であるから単純な試合経験も少ない。ただそれ以上に不足した経験が彼にはあると思ったのだ。それは「大舞台で会心の演技で勝つまたは順位を上げた」と言う経験だ。


ペトレンコ以降の五輪金メダリストは10代でワールドのメダルを持っている。一方で女子とは違い男子シングルがはいきなり若手が上位に来ることは難しい種目だ。新採点になって若手の不利は旧採点より軽減されたがそれでも10代選手がワールドで上位に食い込むのはなかなか困難だ。シーズン一番の大舞台で並み居る表彰台候補より際立った演技を見せなければ表彰台に乗ることができない。ニースの羽生や2016年2017年のボーヤンがそうやってFSで順位を上げてメダリストの一角に連なった。それによってジンクスの一つの該当者となったわけだ。
ところがネイサンは優勝候補筆頭だったジュニアワールドは怪我で欠場してしまう。不幸なことではあったが結果的に勝つ機会を失ったことになる。その後シニアに上がり4CCで羽生に勝ち金メダル候補の一角として参加したヘルシンキは6位のまま順位を上げられなかった。同じく優勝候補でSPでミスをして同じくらいの得点に甘んじていた羽生が世界記録を出して逆転したことからみればネイサンにはその力がなかったと言える。シニアに上がって勝率は非常にいい選手だが自分の力で勝ちきった勝利と言う経験は五輪前にはできていなかった。「全力を出し勝ちきって勝つ」この経験がネイサンには絶対的に不足している、私にはそう思えたわけだ。それでは五輪というワールド以上の大舞台に勝つことはできないだろうとなったわけだ。

 

2つ目はネイサン自身やその周囲がそう言ったネイサンの弱点に気付いていないあるいはその重要性を理解していないと思えたことだった。
4CC・ロステレと2回羽生に勝ったこともあるかもしれないがとにかく高構成を安定して着氷できるということに重点を置きすぎて、五輪と言う特別な大会に挑む心構えや対応を理解できていないと感じた。結果的に五輪シーズンに勝ち続けてしまい周囲のメダル期待が高まりすぎてしまったこともそう言った部分をおざなりにしてしまったのかもしれない。「勝つ」という結果のみに意識が行き過ぎ「どう勝つのか」と言うことに目がいっていない、それでは特別な舞台で勝つということは難しいだろうと私には思えたのだ。

 

そしてネイサンは予想通り五輪の表彰台から漏れることになった。シニアに上がって以降最も悪い演技が団体SP・個人SPと出てしまいメダル候補から自ら脱落してしまった。スポンサーもたくさんついていたし母国の期待も大きかったからさぞかしショックだったろう。


それでも1夜明けたFSで1位になったことは彼にとって大きな事だったと思う。ミスもあったがあの演技はこれまで出来ていなかった「会心の演技」に近いものだった。メダル候補から脱落してしまった状況下だったからできたのかもしれないが一度できたということは又できる可能性も大きくなる。大事な舞台で高構成をやりきりそれに見合う高得点を得たことは今後につながる自信になるだろう。
実際ワールドで上位が総崩れする中、五輪FS並にまとめた演技を再び見せることが出来初タイトルを得た。得点もPBでは2位になる数字だ。約50点差の勝利は自分の力を自分自身にも見せつけることが出来たと言えるだろう。今後はもっと手ごわい選手になっていくかもしれない。


USクラシック     総合1位 275.04 SP1位 91.80 FS1位 183.24
ロステレコム  総合1位 293.79 SP1位 100.54  FS2位 193.25
Sアメリカ   総合1位 275.88 SP1位 104.12  FS2位 171.76
G P F   総合1位 286.51 SP1位 103.32  FS2位 183.19
五輪団体             (SP4位 80.61) 
平昌五輪個人  総合5位 297.35 SP17位 82.27 FS1位 215.08 
世界選手権   総合1位 321.40 SP1位 101.94  FS1位 219.46
平均       総合  291.662  SP平均 97.332  FS平均 194.33

五輪以外出場した試合全て1位となったシーズンだった。と言うか五輪だけは勝てなかったシーズンと言うべきか。本当はそれ以外に負けても一番欲しかったのが五輪の金メダルであったろう。過去の発言を聞いていてもネイサンにとってのフィギュアスケートは一種の手段なのだと思う。ここで素晴らしいキャリアを持ち更なる道に進む糧とする。その考えが悪いとは思わない。だが一方で危険だなとも感じる。自分の望むキャリアが得られなかったらどうするのか多少不安も感じる部分もある。
4CC・GPFそしてワールドと五輪以外のタイトルは全て得たことになったわけで五輪の金を求めるためだけに4年頑張り続けることが出来るのか。フィギュアスケートに対する思いがどのくらいあるのか、来季以降を見守りたい。

 

数字で見るとSPについては本当に五輪だけが悪かったことがわかる。ただそれによって最も大きな夢は潰えてしまった。五輪と言う場はネイサンの想定とは全く異なるものだったのかもしれない。
ただFSも含めて結局のところすべての要素を綺麗にそろえたことは一度もないシーズンだった。五輪・ワールドとPBは出したがそれは単純に高難度構成をやりきったという点で出された数字だ。4種6クワドを降りるということは確かにすごいことではあるが、一方でただジャンプを飛んで降りただけと言う印象も持たれてしまう演技でもあった。今後はミスをなくすこともそうだがそのジャンプをそこで飛ぶ意味があるのかを含めた「ネイサンでなければできない演技」をもう少し求めていって欲しいと願う。



<ジャンプ>
SP  4Lz+3T // 4F 3A = 40.78
         
         基礎点      GOE  減点    合計
USクラシック     30.06    1.24  0   31.30  
ロステレコム  40.78   -0.32  0   40.46
Sアメリカ   40.78    1.57  0   42.35
G P F   40.78    0.13  0   40.91
五輪団体    22.95   -3.17 -1   18.78
平昌五輪個人  34.28   -9.63 -1   23.65
世界選手権   40.78   -0.17  0   40.61
平均     35.773  -1.479 -0.285 34.009 

当初は後半2クワドでスタートしたもののすぐに降りる確率の高い構成に変えた。こういう判断は素晴らしいと思う。
そして五輪2戦の基礎点とGOEの悲しさが目立つ。GPS以降、五輪以外は基礎点をしっかり取っているからなおさら悲しくなってくる。
ただ一方で五輪を除いてもGOEはかなり少ない。基礎点が高いので折りさえすれば確実の上位に来れるということのみを求めたシーズンだったと言える。
着氷姿勢が前傾になりやすく単独のステップは薄いため現時点では高GOEは望めない。来季以降GOE幅が拡大するがこのまま基礎点のみ得える方策で行くかそれとも質を上げてGOEを求める方針に変えるのか、ワールドチャンプである以上できれば後者であってほしいと願っている。

FS 
        
         基礎点     GOE  減点    合計
USクラシック     66.66   8.40  0   75.06 
ロステレコム  82.17   4.37  0   86.54
Sアメリカ   70.44  -3.76 -2   64.68  
G P F   77.37  -1.23 -1   75.14
平昌五輪個人  99.01   7.67  0  106.68
世界選手権   99.01   7.63  0  106.64
平均     82.443  3.847 -0.5   85.79

五輪まではFSは決して良いシーズンとは言えなかった。4Loも降りて見せたが結果的にプログラムに入れることはなかった。
それにしても最も高難度の構成で五輪・ワールドを実行したことは本当にすごいと思う。TESの最高点が出たことも十分うなづける基礎点の高さだ。
現時点でここまでの高難度を安定して飛びきる選手がいない為わりとGOEをジャッジは奮発してくれる。ただそう言った選手は今後何人も出てくるだろう。GOEの幅も上がるからそうなった時ネイサンはどう対抗していくのか非常に気がかりではある。

 

<スピン>
SP
        基礎点   GOE    合計
USクラシック    9.3  2.20  11.50  レベル4 2回 レベル3 1回
ロステレコム  9.3  2.21  11.51  レベル4 2回 レベル3 1回
Sアメリカ   9.3  2.21  11.51  レベル4 2回 レベル3 1回
G P F   9.3  1.93  11.23  レベル4 2回 レベル3 1回
五輪団体    9.7  2.35  12.05  ALLレベル4
平昌五輪個人  9.3  2.14  11.44  レベル4 2回 レベル3 1回
世界選手権   9.3  2.00  11.30  レベル4 2回 レベル3 1回
平均    9.114 1.864 10.978

SPについてはキャメルでレベルを落とすことが多かった。ただある程度ネイサンのスピンに関して言えば安定して得点を確保できていると言える。
そこまで上手いとは言えないしポジションが甘いと感じることも多いのでまだまだ伸ばせる要素であると言える。シットポジションは割と腰高なのでもう少し姿勢を低くできるといいと思う。


FS
        基礎点   GOE    合計
USクラシック   10.2  2.70  12.90  ALLレベル4
ロステレコム  8.4  2.21  10.61  レベル4 2回 レベル1V 1回
Sアメリカ  10.2  2.57  12.77  ALLレベル4
G P F  10.2  1.85  12.05  ALLレベル4
平昌五輪個人 10.2  2.36  12.56  ALLレベル4
世界選手権  10.2  2.28  12.48  ALLレベル4
平均     9.90 2.328 12.228

FSの方がレベルが取れている結果に。SPで落としたので気をつけているということか。
GOEはついている方の数字だ。個人的にはレベル認定が甘目かなと思うこともある。それでも勢いを失わず廻るという点でGOEがもらえているのかなとは感じる。ただネイサンのスピンに曲は全く感じないのは残念だ。

<ステップ>
SP
        基礎点   GOE   合計
USクラシック     3.3  1.30  4.60  レベル3
ロステレコム  3.9  1.70  5.60  レベル4
Sアメリカ   3.9  1.80  5.70  レベル4
G P F   3.9  2.10  6.00  レベル4
五輪団体    3.9  2.00  5.90  レベル4
平昌五輪個人  3.9  1.40  5.30  レベル4
世界選手権   3.9  1.70  5.60  レベル4
      3.814 1.714 5.528

今季のSPの振付は非常に格好よくネイサンに似合っている。失敗した五輪では全く動けていなかったがそれ以外では良かったエレメンツだったと思う。
あとはもう少しスケーティングを磨き多少バタついて見えるところを無くしたいところ。


FS
        基礎点   GOE   合計
USクラシック     5.3  1.98  7.28  レベル3
ロステレコム  5.3  2.40  7.70  レベル3 
Sアメリカ   5.3  1.93  7.23  レベル3
G P F   5.3  2.26  7.56  レベル3
平昌五輪個人  5.9  2.50  8.40  レベル4
世界選手権   5.9  2.60  8.50  レベル4
平均    5.457 1.979 7.436

FSのステップについては今季はあまり印象に残らないものだった。最初に止まってポーズする処くらいかな?
曲もそれほど盛り上がるものでなく動きや滑りを見せるものでない為割と淡々と過ぎて行ってしまう感じ。ロングイーグルは本当に長くてイーグル好きには楽しめるが体力温存的に感じてしまう辺りがまだもう少し魅せる力が足りないかなと感じる。
極めて高難度をこなしているのでなかなかジャンプ以外に力を入れきれない部分もあるのだろう。しかしワールドチャンプになったことからもそれ以外の要素も少しずつ向上させてほしい。



<TES計>
SP  
        基礎点   GOE  減点    合計
USクラシック    42.66  4.74  0   47.40 
ロステレコム 53.98  3.59  0   57.57
Sアメリカ  53.98  5.58  0   59.56
G P F  53.98  4.16  0   58.14
五輪団体   36.55  1.18 -1   36.73
平昌五輪個人 47.48 -6.09 -1   40.39
世界選手権  53.98  3.53  0   57.51
平均    48.944 2.384 -0.285 51.043

合計数を見て割と普通と感じてしまうのが恐ろしい。ただSP100点超えが当たり前になってくるとTES50を超えるのは何ら不思議がない。
ただ一方で基礎点を見るとさすがに高いなぁと感じる。五輪で基礎点を落としているので平均50を割ってしまっているが、PCSが50点満点である以上基礎点でそれを上回ることは本来自然ではない。
そういう意味では結果的に合計点が基礎点を下回ってしまったことはSPについてそこまで良い演技がなかったというシーズンであったことがわかる。
ネメシスが良いプログラムだった分会心の演技がなかったことは多少残念に感じる。


FS
         基礎点    GOE  減点     合計
USクラシック     82.16 13.08  0    95.24
ロステレコム  95.87  8.98  0   104.85  
Sアメリカ   85.94  0.74 -2    84.68
G P F   92.87  2.88 -1    94.75
平昌五輪個人 115.11 12.53  0   127.64
世界選手権  115.11 12.51  0   127.62
平均     97.843 8.453 -0.5  105.796 

基礎点も凄いし合計点も凄い数字だ。ただ五輪まではばたばたした演技であったし、五輪後のまとめた物もひたすらジャンプのイメージしか残らなかったことが惜しく感じる。ただやはり高難度を着氷するということが勝利への近道であることを実感する数字になっている。
地元で行われたUSクラシックはともかく五輪とワールドでGOEが+10を超えた。係数×1のジャンプが7つあるということが大きいが高難度でもミスが少ないという点はやはり評価が高いといえる。
現在ジャッジは成功4回転については割とGOEを出す傾向にある。若手有利採点と言われその益を享受した形だといえる。ただジャンプの着氷などあまり良いと思わないものにもついているケースがあるのでそのあたりもう少し見栄え良くできるよう改善を期待したい。

 

<PCS>
SP
        SS  TR  PE  CC  IN  合計
USクラシック     8.85  8.80  8.85  8.95  8.95  44.40
ロステレコム  8.61  8.39  8.61  8.57  8.79  42.97
Sアメリカ   8.89  8.64  9.07  9.00  8.96  44.56
G P F   9.00  8.79  9.11  9.07  9.21  45.18
五輪団体    8.89  8.75  8.46  8.96  8.82  43.88
平昌五輪個人  8.46  8.32  8.14  8.57  8.39  41.88
世界選手権   8.82  8.75  8.93  8.89  9.04  44.43
平均       8.788  8.634   8.738    8.86     8.88     43.90

昨季に比べ平均がかなり上がった。正直これは良い出来というSPはないのにPCSが当初上がり続けたことが非常に疑問に感じた。確かにプログラムは似合った素敵なものだったのでそう言った効果も影響したかもしれない。それでも基礎力と言う点では昨季から格段に向上した印象がない分違和感を抱くケースが多かった。
ただ羽生や・チャン・フェルナンデスと言ったネイサン以上のSS巧者が出る試合だとミスもあったが低い傾向にある。そういう意味ではPCSの絶対評価と言うものに疑問を抱きたくなる。
あの滑らない五輪個人SPで42近く出るというのは妥当な数字なのか、他の試合より下がっているから良いというのだとしたら言い訳がましいと感じる。何を持ってこの数字を出すのかその基準を今一度きちんと定めてほしいと願う。


FS
        SS  TR  PE  CC  IN  合計
USクラシック     8.75  8.45  8.80  9.05  8.95  88.00 
ロステレコム  8.96  8.57  8.89  8.89  8.89  88.40
Sアメリカ   8.82  8.50  8.57  8.86  8.79  87.08
G P F   8.96  8.61  8.86  8.93  8.86  88.44
平昌五輪個人  8.82  8.32  9.04  8.79  8.75  87.44
世界選手権   9.32  8.96  9.25  9.25  9.14  91.84
平均       8.938  8.568   8.902     8.962      8.897   88.534

五輪よりTESは微妙に下がったのにワールドのFS得点が上がったのはPCSが4点以上も上がったから・・・ってありなのか?わずか1ヶ月で4.4点、各項目ほぼ0.5上がったことになる。プログラムの密度が上がったわけでもスケーティングが向上したわけでもないのに・・・
そういうことを書くとむしろ五輪が出番が早かったからPCSが低めだったというかもしれない。確かに今シーズンをこうして並べるとグダグダのGPFより低いのはおかしいかなと言う気がする。ワールドについてはあのボロボロ3転倒の宇野に88も出したから仕方ないとも思える。
ただ結局のところPCSがどういった基準でつけられているのか明確でない為これってどうなの?と思ってしまうのだ。実際この6試合だけ見てもこれで正しい採点なのかな?と疑問しか残らない。それでもシーズンラストに平均9点代に乗った。来季はワールドチャンプとしての演技を求められる。ぜひそれにふさわしい技術を示してさすがと思わせて欲しい。

 

<来季に向けて>
五輪以外の主要タイトルは全て得た。そして五輪は4年と言う時間の先にある。ネイサンはその4年をどう過ごすのか非常に気になってくる。
4Aを飛ぶ的なことをラファが言っているが、3Aの成功率もそこそこのネイサンが安定してプログラムに入れてくるとは想像しにくい。4Loのように一度だけ飛べるんだよ的に決めることもあるかもしれないが・・・それでネイサンのモチベーションは維持できるのだろうか?
来季からジャンプが1つ減り時間も短くなる。構成的にはネイサンはほぼ天井だ。基礎点も下がれば最高点の更新も難しい。その中でネイサンは何を目指しどう4年過ごすのだろう?今の所その姿が描きにくい状況だ。
個人的にはジャンプの着氷と前方に滑る際に前のめりになりやすい所を改善してほしいのだが時間はかかるだろうし点数に影響があるのか微妙なので手を付けないかもしれない。ネイサン自身がなりたい自分になるために努力し磨き上げていってくれれば全く構わないのではあるができれば息の長い魅せるスケーターとなるために基礎力を上げてほしいと願っている。

2017-18シーズン終了―――世界選手権FS感想

第2グループのブレジナ・アーロンで感極まりアリエフの頑張りに喜び、第3グループのマヨロフ.友野.フェンツ・ミーシャ・ラトデニ・ビチェンコさんというそれぞれの持ち味を出した演技に歓喜しこれは良い大会になると非常に満足していた。
よもや怒濤の魔物大暴れ劇になるとは思いもしなかった・・・

 

最終グループは確かに五輪に全員出場していた。色々忙しかっただろうし調整も難しかったろう。それでも・・・ソチ後の埼玉ワールドを思えば今後の男子シングルは本当にこれで良いのか?と考えさせられる結果となった。
SPでも感じたが羽生・チャン・フェルナンデスがいないとここまでジャンプ以外見るべき処の無い競技になってしまっていた事が残念だった。そしてそのジャンプがこうまで崩れると・・・・・・

 

ラストにネイサンがそこそこ纏めたため大会としては救われた形になったが最終グループに関しては史上最低の大会と言われてしまっても仕方ない出来になってしまった。


1位 ネイサン・チェン
4種6クワド構成を最後まで滑りきる事が出来ると言う事は凄いことだと思う。またSPよりも4回転の質は良かったと感じた。ジャンプが上手くいったので気持ちに余裕があるのかスピンをとても丁寧に回っていたのも興味深い。それはある意味でネイサンの作戦は女子のザギトワに近いのだな感じる瞬間だった。冒頭の3クワドが成功すれば体力の消耗も少ないし気持ちに余裕が出来る。後半のエレメンツにしっかり気を配ることが出来るのだろう。ミスが出たザギトワが今回崩れたことから見てもDEAD OR ALIVE的な作戦だといえる。ただザギトワは高BV以外にも高GOEを求めた事に対してネイサンは現時点でBVだけだといえる。それだけ4回転の基礎点に旨みが多いということなのだが今後はそれでいいのかわからない。ルール改正次第では不利になるケースも考えられる。その場合どうするか取るべき手段があるかが次の五輪の金メダル候補となる条件となるだろう。
個人的に今のアメリカ選手に不満があるとしたら悪いとは言わないがロングイーグルで時間を稼ぐ以外に滑りが伸びる部分を見せられる場所がないということ。ロングイーグルは盛り上がるがホクスタインもヴィンセントもネイサンも同じだとまた?って感じになるし個人のカラーを表現していると言えない。またイーグルは結局両足でポジションを維持できるのでロングーで実行すると体力温存的な手段に(特に後半にやると)見えるのでもう少し考えて効果的に使ってほしい。それ以外にもこれがネイサン・チェンだと競技プロでもジャンプ以外で魅せられるようになるといいのではと思う。
それでも大自爆大会を最後に締めてくれたことは良かった。そしてこれで五輪以外の主要タイトルを獲得したことになる。今後ワールドチャンプとしてこの競技をどう進化させていこうとするのか、今後を見守りたい。


2位 宇野昌磨
足を怪我しているということでグダグダしてしまったのは仕方なかったのかもしれない。それでも後半にコンボをすべて決めたことが土俵際で表彰台に踏みとどまったのかもしれない。
しかし取られた4F・4T以外にも回転不足と思われるジャンプがいくつかある。着氷したときの体の向きとエッジの位置が合わない場合が多い。たまにそうなることは仕方ないがそちらの方が多いというのはトップ選手としては褒められることではない。今後4年かけてもう少し技術のお手本になれるような選手に成長して欲しいと思う。


3位 ミハイル・コリャダー
ネイサン以外上位総崩れということで3位に残ったコリャダー。それでもガチンスキー以来の表彰台であるし3枠獲得したわけだから結果的に良かったといえる。
今の上位選手内では滑りもエレメンツの質も良いので後はジャンプの確実性を上げたいところ。コリャダーの4Lzを見ていると羽生の成功率の低かったころの4Sやハン・ヤンの3Aを思い出す。ハンヤンの3Aは幅がありすぎて振り回されるところがあった。羽生の4Sは軸が持ち上がってズレていく失敗が多かった。コリャダーの場合高さがありすぎることとそれによって後ろに軸がずれていくとこが着氷を難しくしている感じだ。4Lzにはもちろん高さは必要だが必要以上に上がる必要はない。自分にとって適度な高さと幅を見つけその中で軸を細く維持できる空中姿勢を確立していく必要があるだろう。
もう一つはミスが複数になると演技の中にモチベーションが下がったような部分が見えてくることを改善したい。採点競技なのでミスが出てもだから何?ここから巻き返すよという姿勢が見える方が絶対にジャッジの心証が良いはずだ。あっさり今日は自分の日じゃなかったなどと思わないでやり切ることが今後の飛躍につながると思う。
初ワールドメダルおめでとう。来季はバシッと演技をまとめた演技を是非見せて欲しい。


4位 アレクセイ・ビチェンコ
五輪・ワールドと4T+3Tと4Tがクリーンに入ったことが素晴らしい。というかもう3Aの方を先にした方がいいんじゃない?と思ってしまう。それでもREPを絶対に食らわないぞという姿勢は素晴らしい。若手より超ベテランのビチェンコさんがそういう姿勢を見せることが大きいかも。
そして今回はスピンが2つレベル4を獲得しました!そのかわり?にステップがレベル2に・・・どっちが良かったんだろうと考えてしまいますがレベル取りまで意識が持てたということは凄いことかもしれない。
自己最高の4位に入り来季GPSのシード権を獲得したわけだが今後どうするのだろうか?サモヒンがまだまだ不安定なので続けられる環境があるならぜひ来季も続けて欲しいと思う。
30代になってもPBを連発しベテランの底力を見せてくれる、フィギュア強豪国でないからこそできることだがその存在の意義は大きいと感じる。

 

5位 友野一希
羽生の代役というものすごいプレッシャーを跳ねのけて素晴らしい演技を見せてくれた。SPの6連ではミスばかりで心配だったが本番ではバシッと決めた。この結果は今後に生きてくると思う。
友野の良さはシャープであること。滑りもジャンプも非常に無駄がない。若干その細さが今後大人の体型になったときに心配にはなるが現時点では非常に演技に効果的に魅せていると思う。
大観衆の視線に物おじしない笑顔を向けられるという部分は表現にも生きてくる。曲やストーリーも等身大で非常に共感性が高い。また課題もわかりやすい選手であるので今後の伸びを非常に期待できる。
ワールド前はGPS枠も足りていなかったが何とシード権を獲得してしまった。来季はシーズンを通して結果を出してくれるだろうと非常に楽しみである。

 

6位 デニス・ヴァシリエフス
頑張った本人より応援する師匠の方が注目を浴びてしまうという。ちょっとだけ不憫だ。
上位が自爆ったため4回転無しで6位入賞してしまった。2015年のミーシャみたいな感じかもしれない。
これ以上点数を伸ばすためには4回転を入れる必要がある。今回3Tになってしまったのでセカンドの構成も下がってしまった。わりとジャンプの軸が太い選手なので安定して飛ぶのはまだ時間がかかりそうな印象はあるが是非身に着けて欲しいと思う。

 


4回転に!がついたのはヴィンセントが初かな?ボロボロのボロなヴィンセントのプロトコル。転倒だらけですが基本回転はほぼすべてのジャンプで足りていません。SPからそれは変わりません。転倒したから容赦なく刺したのでしょうが妙な甘採点は選手のためにならないということ。メダルがちらつかなければここまで崩れなかったかもしれません。アーロンが頑張ったので3枠確保できましたが下手をしたら2枠になるところでした。ヴィンセントはシーズン当初ボロボロで全米からジャンプの着氷できるようになりここまで来ましたがもともとそこまで技術が高くない。もう一度最初から見直した方がいいです。手っ取り早く上位に名を連ねたかったという意図は理解できますが明らかに色々な部分で見劣りします。テンプレートな印象のアメリカ的上半身の魅せ方はヴィンセントにはあまり向かないと思います。もう少し年齢に合った振付をした方がいいかと思います。

 

ボーヤンの崩れ方は非常に怖かったです。おそらくSPの壁に近づきすぎて回転不足を取られたジャンプを意識したのでしょう。それでもまた近づいてしまったので踏切が合わなくなったかと。当初冒頭のジャンプで膝を痛めたのかと思いましたが怪我ではないということで少しだけ安心しました。スケーティングが良くなってきているので今までのタイミングだと壁に近くなってしまう。近づきすぎないところで確実に踏み切るためにはどう助走したらいいのかオフシーズン対策が必要です。シニアに上がって3シーズンほぼ同じ位置でジャンプしていますので変えるというのはなかなか難しそうですが転倒→壁激突というのは怪我のリスクを上げますし体力的にも厳しい。長く競技を続けてくために解決しなければいけない課題だと思いますのでぜひ頑張って欲しいです。できれば来季はローリー以外の振付師で。男性の振付師と一度組んで欲しいと願っています。


1位ネイサンの得点は昨年の羽生とほとんど変わりません。
しかし2位の270点代では昨季では7位と大幅に下がります。昨季がたまたま高かったと言われればそれまでですが正直観客としてはこんな最終グループは見たくなかったといいたくなります。五輪後で難しかったと言えばそれまでですが、ソチ後の埼玉でも今回の2位の得点では表彰台に乗れません。とりえあえず4回転を飛べという風潮が招いた(ジャッジが招かせた)弊害の結果かもしれません。
4回転は確かに高難度ですがそれは基礎点で評価されます。GOEについてはやはり3回転までと同等に見るべきでそこで質の差を示すべきだった。しかし4回転を飛んで降りればそれだけで∔1を簡単につけてしまう。確かに4回転は幅や高さが出やすいから評価に当てはまりやすいが着氷姿勢が3回転までより劣っても引かれないというのは問題かと。結果的に質良く飛ぶ選手とそう大きな差にならないためとりあえず飛んでしまうのでしょう。
来季以降はGOE幅がさらに拡大します。その場合のジャッジのそういった恣意的な感覚をどう制限するのかしっかりと定めないとこういった自爆大会が続き競技の魅力を失わせてしまうことになります。4回転だろうとマイナスはしっかり減点するそういう姿勢をジャッジは強くアピールする必要があるでしょう。チャンが引退しフェルナンデスもユーロ以外の主要大会は出ないという。唯一残ったホールパッケージプレーヤーである羽生もこれまでと同様には試合には出なくなる可能性がある。そういう環境下で男子シングルを今以上に進化させていくためにはどうしたらいいのか。何を評価しどういった演技を求めていくのか、はっきりとした指針をISUは示す必要があると感じたワールドになった。

 

それでも長い五輪シーズンを戦った選手の皆様お疲れさまでした。良い結果を得た選手もそうでなかった選手もこれでみな一区切りです。怪我や痛みのある選手はしっかりと直してそうでない選手はより良い自分になるために有意義にオフシーズンを過ごしていただきたい。

今シーズンもたくさん楽しませていただきました。お疲れ様でした、そしてありがとうございました!

世界選手権SPざっと感想

時間がないので簡単に

 

ビチェンコさんのわきわき、正面から映せ―――!!!

 

カメラワーク悪すぎ―(怒)

 

ボーヤン、一人厳しい採点だったけどFS頑張れ。

ジャッジにマイナスさせる口実を与えない、その強さを今以上に身に着けよう。君には未来がある!

 

ネイサン そこそこにまとめられてほっとした。五輪の悪夢は払しょくできたかな?

ただ今回は良いけどこれでワールドチャンプになったらどんな形でも高難度を降りて得るBV前提演技はやめよう。君にはもっと力がある。4年後の自分の理想の演技を描いて一歩一歩成長していこう。

 

ヴィンセント 五輪の演技が自信になったかな。ネイサンよりは落ち着いた演技だった。ただ回転はまだ怪しい。滑りもそこそこなので頑張った以上の感想が抱きにくい。自分らしいカラーというか何を見せたいのかもう少し焦点のあるプログラムにしたい。

 

コリャダー 今回の心の癒し。1クワド100点超えの世界へようこそ。上半身の魅せ方は本当にきれいだ。滑りもエレメンツの質も今回の顔ぶれの中では際立っています。本当にコリャダーがいてくれてよかったと心の底から感じました!SPはこの構成で良いので魅せる方に今後も力を入れていこう。というかこの演技を団体SPでやったら金メダル獲得のヒーローになれたんじゃない?と思わずにいられません。

 

選手は頑張っていたがジャッジが水を差した印象。五輪年の普段より注目を浴びるワールドでこういう採点で良いのか一考願いたい。これだから採点競技は・・・なんて感想を新規さんに抱かせるのは最低だと思う・・・

フィギュアスケートの未来をつぶすような採点はあってはならないと1フィギュアスケートファンは思うんですが、杞憂でしょうか?

 

そういえば羽生の凱旋ショー、土曜日アリーナS席当たってました。(日曜は外れ)

五輪の凱旋ショーなんて初めてなのでお財布は厳しいですがやはりうれしいです。プルシェンコ・ジョニー・ランビエールは当確としてあと誰が出るのかな?非常に期待しています。

 

 

 

 

雑記ーーーぜいたくな悩み

ワールド放送、土曜日はあった。取り合えずよかった・・・

 

羽生の凱旋ショー、今日から先行開始ということで正午過ぎに土曜日と日曜日公演を第1希望S、第2希望Aで申し込みました。重くて開かない~~~なんて事態を予想したのですがサクッと入り1分かからず終了。先行だとこんな感じなのかな?人気公演のチケ取りは久々で少し拍子抜けしてしまいました。

まぁたぶん申し込み多数で抽選になって落ちるんだろうなーと予想しています。というか申し込んだ後にある事実が判明しまして現在ではむしろ落ちてくれることを願っていたりします。

 

申し込みが終了した後でメールボックスを見てちゃんと申し込みができていることを確認しました。その後で大量に溜まっているダイレクトメール系の削除を行ったのですがその中に「ローチケ抽選結果のお知らせ」というメールがあったことに気が付きました。そういえばこの間FaOI幕張の先行に申し込んだっけ、と思い出しました。例によって土日公演の第1希望プレミア席、第2希望SS席で申し込んでいたのです。毎年FaOIは行ける日程の公演をこの内容で申し込んでいるのですがソチ以降で当たったのは3年前の静岡1公演SS席だけ。どうせ今回も外れだろうと中を開いたら

 

この度は抽選にお申し込みいただきありがとうございました。
厳正なる抽選を行った結果、お客様はご当選されました。

 

という見慣れない文章が!しかも下を見るとプレミア席の文字が!!

 

うわっ初めて当たった!!と感激したのは一瞬だけ。すぐに頭が冷えたのは同じ題名でもう1件通知があったのを見ていたからだ。恐る恐る開いてみると先ほどと同じ文面が見えた。流石にこちらはSS席での当選だったが両方当たるという考えは全くなかったのでしばし呆然としてしまった。

クレカでの申し込みなので決済済みのためキャンセルはできない。おそらく羽生がまだ加療期間のため出ないだろうと予想した人が多かったのだろう。申込数が少ないから2公演とも当たったのだ。それはそれで喜ばしいと思うべき事象なので前向きに考えようとすぐにホテルを検索した。20数年前海浜幕張近くで行われたイベントにホテル予約せず現地調達しようと思っていったら全くなくて会場に一日中いたことがあるがさすがに40代の今はできない。しかし探して見たら今でもあの近辺にはあまりないらしい。東京に戻るか千葉まで行くか悩みどころである。

いずれにせよ両当たりしたためホテル代などもかかり予想外の大きな出費となった。PCを新しいものに変えるのもまた少し先に伸びそうだ。この上凱旋ショーまで当たってしまったら・・・・・・!

 

いや、私クジ運ないからたぶん大丈夫。きっと当たらない!!

 

そう信じて抽選結果が届くのを待つしかない状況となってなっております。

 

 

雑記

静岡はやはりフィギュアスケートの不毛の地だった。

まさか五輪年のワールド放送が21日と22日の深夜だけとは・・・これは日本人選手のSPとFSを抱き合わせで見せられるパターンか・・・もともとライストで見るつもりだったからいいけどなんだかなぁという感じです。外国人選手がどこまで録画できるのか?多分ビチェンコさん辺りは映らないんだろうな。非常に残念です。

 

PCが不安定なのでここ最近平日はスマホツイッターで情報を収集しています。自分ではつぶやかないので本当に情報を流してくださる方々には感謝感謝です。ほとんど勝手にフォローした方ばかりなんですが・・・

そういえば羽生の凱旋ショーの発表がありました。今シーズンのこれまでの候補は1.静岡FaOI、2位幕張FaOI、3位神戸FaOIのどこかに1公演行けたらと思っていたのですが東京ということで第2候補に入れたいですね。羽生は滑らないようですがきっと海外選手が多いと思いますので・・・でもたぶんチケットは取れないんだろうな。五輪年のチケットの難しさは過去経験済みなので期待しないで申し込むつもりです。

 

ところでここ数日ツイッターを見ていて首を傾げたのは羽生の4Tと4Sの話。今頃何で?とさかのぼったら羽生のサルコウはハの字じゃないからおかしい的な書き込みがありそれについて懇切丁寧に説明してくれる人がかみ合わない討論をしていた。

以前サルコウについてちょっと書いたことがあったが、ハの字ハの字を繰り返しそれ以外認めない的の存在を認識するとこれって日本のフィギュアスケート界が間違った教え方をしてきた弊害なのかなと可哀そうになってしまう。

前に書いた記事でハの字サルコウは減ってきているといったことを書いた覚えがあるが、そもそも旧採点時代のサルコウがほとんどハの字だったかというと別にそうではなかった。最近はそうでないサルコウの方がほとんどになってしまったが、それに比べれば以前はもう少し多かった程度だ。そもそも外国人選手にハの字などという表現が理解できるはずもないのに・・・選手はともかくファンがそこに固執する理由が良くわからない。

ただその流れでサルコウ発祥のサルコウ氏のサルコウが見れたのはラッキーだった。そしてサルコウ氏が飛んだサルコウジャンプはハの字ではなかった。右足が氷につかないタイプのサルコウジャンプでした。以前サルコウの記事を書く時色んな選手のサルコウ動画を見たのだがこのタイプの選手も結構ありました。印象としてロシアンというか欧州の選手に多かったと記憶しています。

ということで今後はハの字じゃないからおかしいという人に出会ったらサルコウジャンプが生まれた時はハの字ではなかったと言ってあげましょう。どの道ルールブックに書かれていない日本の一部の古参スケートファンにしか通用しない定義なのでほっておいても問題ないかとは思います。

雑記

静岡という土地はフィギュアスケートの不毛の地だと個人的には思っている。そもそもスケートリンクがないからスケートするのはほぼ他県に行かなければいけない。テレビ放映では放送のない一部地域に入ってしまうことも多い。

フィギュアスケートの雑誌も大学で他県に住んで初めて存在を知ったし、地元に戻ってもそれを買えるのは静岡中心地のかなり大きな書店までいかなければならなかった。郊外のチェーン店でちらちら見かけるようになったのはソチ五輪の少し前の頃になってようやくだったと記憶している。

私自身はかなり田舎の地域に住んでいるので近所に本屋はない。そのため立ち寄るのは勤務先の近くのツ〇ヤになる。ソチ直後の羽生表紙の雑誌の乱立の頃、ここでもほぼすべてのフィギュア雑誌が結構な冊数置かれていた。しかしそれから時間がたち平昌五輪開幕前には入っても各1冊、WFSに至っては全く置かれない状況になった。雑誌以外のフィギュア関連の本もここ1~2年はほとんど並ぶことはなかった。

それでも「羽生結弦は助走をしない」という本が販売されると聞いたとき、五輪直前だしこの位は入るかなと楽観して予約しなかった。どんな本かチラ見して良かったら買おうと思っていたのだが1週間たっても入らず仕方なくネットで取り寄せることになった。その少し前あたりにいくつかフィギュア関連本が出たがそれらも結局1冊も目にすることがなかった。

しかし平昌五輪が終了し大量の羽生表紙雑誌が発売されると状況が一気に変わった。本屋の中央にそう言った雑誌がまとめて飾られその下にここ最近に発売された関連本が一斉に並んだ。更に羽生の新刊「夢を生きる」が出ると3列に積み置きになった。蒼い炎が1も2も並んでいるのもこの店で初めて目にした。一番多い時でトータルで80冊ほど並んでいる様は地方の本屋としては異様な光景だ。流石にこんなにたくさんは売れんだろう・・・と逆に心配になってしまうほどだった。

ところが、である。毎日昼休みに本屋に行くのだが見るたびに減っていくのだ。新しいものが出るので雑誌の棚はそれなりに埋まっている(ただし密度は下がっている)が平置きの本はどんどん少なくなっていく。蒼い炎は両方とも目にした翌日にはもうなく、発売日に15冊ほど置かれた「夢を生きる」は一度なくなり2日ほどして再び10冊ほど入荷していた。最もすべてのフィギュア関連の本や雑誌が売れているわけではない。ほとんど当初のまま動かずに残っている雑誌・本もあることはある。やはり売れ筋は羽生結弦関連だろう。雑誌も評判の高いものから出ている印象だ。

私自身、今シーズンは久々に雑誌も本も買っている。3年ぶりに購入数が2桁をすでに超えた。まだ届いていないものもあるしワールドもあるからトータル15冊程度になるかもしれない。

この人気がいつまで続くかわからない。ブームというものは激しければそれだけ冷めるのも早いものだ。スケート文化が根付いていない分この辺りはそういう傾向が強いだろう。変わりゆくフィギュア雑誌の棚を眺めながら今回はどのくらい続くかなと若干冷めた目で見ている自分もいる。

それでもスーパーやドラッグストアなどで羽生を目にする機会がある。今回はまだ目にしていないがまたキシリガムで羽生ボトルが出ているという。おそらく羽生人気というのはもうフィギュアスケートという枠を外れているのだろうと推察される。これほど色々目にするのだから経済効果が大きいのだろう。

金メダルを再び手にするために色々捨ててきたという。精一杯の努力を重ねて目標に向かってきた羽生の姿勢に共感する人感銘を受ける人が多いということも人気の一因になっているのだろう。ヤフオクではチャリティーに出品された羽生のスケート靴に物凄い高値がついているという。国民栄誉賞の話題など色々な意味で別格な存在になったと感じる。

五輪金メダルを再び手にして「幸せだ」と口にした羽生。世界的に広まった人気や今後与えられるだろう名誉などが重荷になるのではなく幸せの上積みになることを祈りたい。ソチ以降の4年間強い王者という存在であり続けるためにひたすら走り続けてきた。その為に負った負荷を十分に癒しその上で新たな目標に向かってこれまで以上に自由に進んでいって欲しいと願っている。

ちなみにではあるが今回の五輪で見た羽生の写真で一番好きなのは国旗をまといスホランのしっぽを持って上を向いて笑っている写真。一部の雑誌の表紙にもなっているあれがとても印象に残っている。初めて見た時女子サッカーがワールドカップに勝利した際の国旗をまとった澤選手の後ろ姿の写真を思い出した。どちらも精いっぱいの力を出し切り勝利したときの写真、とてもいい写真だ。こういう素敵な写真を見ることもスポーツの楽しみの一つだと個人的には思っている。