つれづれなるままに・・・

日々の思ったことを綴っていきます。

90点台への攻防―――GPF SP感想

家族持ちの為平日深夜のライスト観戦はアウト。そのため朝早く起きることに。
映るライストを探したところ公式が串無しで見れるとあったので行ってみたがブロックで駄目。今日も見れないかな…と悲しくなったところ中国か台湾かわからないけど映るところ発見!ペア後半からうきうきして見ていました。

 

実はGPFのSPは自爆まで行かないけれどあまり高得点が出ないという実績がある。毎年90点台は1人しかいない。
しかし今年のメンバーの顔ぶれを見る限りそんなことはない!と予想をしたころは高を括ってました私。全員90超えの神大会すら期待してました。

 

そして、いろんな意味で今年も90台は一人だけでした…恐ろしい、これはGPFの新たな呪いなのでしょうかw

それでは全員の感想を

 


5位 村上大介    83.47 TES42.39 PCS41.08

4Sはステップ微妙だがクリーンに、3Aも良かった。でもスピンは相変わらず…レベル取れてるかな?と思ったらやっぱり落としていました。
コンボはエリックと同じ感じになったが何とか2Tに。ノーカンにならなくて良かった。
トップバッターとしてはまずまずの出来で初ファイナルおめでとうだ。PCSも41点台とかなり評価された。
しかし点数が出たときいまいち表情が冴えなかったのは80点代後半欲しかったのかな?そのためにはスピンとステップの強化がもう少し必要です。
点数に不満があるというのは上を目指す意欲があること。FSも頑張れ!

 

6位 チャン     70.61 TES25.72 PCS44.89

実は村上の演技後ちょっと呼ばれて席を外し戻った時ちょうど最初のジャンプを降りるところだった。今の3Tだったよね?と迷ったがTESカウンターでそれを確信、ザヤ警報が鳴り響く。何とか3Aを降りて一安心したものの3Lz-3Tにムンクの叫びをあげることに!羽生とチャンは時々連動することが過去にもあったけどこんな失敗を仲よくすることになるなんて(涙)羽生はつくづくあれがスケカナで良かったな…(遠い目)
ジャンプが決まらないと滑りそのものに影響が出易いチャンはその後のキャメルでバランスを崩しなんとなくいまいち感を漂わせてフィニッシュ。カウンターがさみしいと思っていたらキャメルもノーカン。PCSはスケカナの羽生並に出たもののトータル70点ちょい越えというさみしい結果に。
FSは気持ちを切り替えて頑張ってほしい。

 

3位 ボーヤン・ジン  86.95 TES47.99 PCS38.96

なんか不穏な空気になってきたのでボーヤンに吹き飛ばしてほしい、と願ったものの成功率100%だった4Lzがお手つき、と思ったら3Tを付けてきて別の意味で笑ってしまった。本当に回る能力は凄い子だ。
それでもスピンはきっちり回るし頑張っている感は伝わってきた。昨年の大舞台でいまいちな感じがないのは立派。PCSもNHK杯をちょっと下回るくらい出たので評価は定まってきたのかなと言う印象。
SPで稼ぎきれなかったのでFS伸ばせるよう期待している

 

4位 宇野昌磨   86.47 TES44.95 PCS42.52 減点1

ボーヤンがいまいちだったから宇野が上回れるかも、と期待したが滑り出しからちょっと慎重な感じ。3Aは降りたがやっぱり着氷は気持ち悪い。4Tはとんだ瞬間高さがないと感じ回転不足で転倒。コンボは決めたが、やっぱり綺麗には見えない着氷なんだよな・・・今回決まればジャンプの綺麗な選手ばかりなので宇野のジャンプはよく目立つ。おそらく他の選手とジャンプを飛んで降りるまでの考え方・メソッドが違うのだろうと感じた。だとしたらこれは直せないってことでこのジャンプで勝てる戦略が必要になってくる。

スピンも今回はいまいちな感じ、回転にキレがないと思ったがオールレベル4をそろえたのはさすがと言える。いつもくらい良ければGOEももう少しついてボーヤンを上回れたかもしれない。
PCSは42.52と高評価。しかしこの数字を見て宇野がこれでこの点数なら羽生とフェルナンデスはどうなっちゃうんだろう?と思ったらとんでもないことになってしまったw

 

1位 羽生結弦    110.95 TES61.81 PCS49.14

NHK杯で4SがクリーンならTES60はいくなぁ~と思ったらあっさり超えてきた。4S満点おめでとう!
それにしてもここまでのもやもやを吹き飛ばす演技でさすがファイナル2連覇と改めて格の違いを実感しました。
4Tの着氷が詰まったのとステップ後半のツイヅルがほどけたみたいになったところ以外は文句を言いようのない演技。
それにしても高めに出ていたとはいえPCS49超えには目が点になってしまった。メリチャリに続いてのコンポーネンツ10点満点は快挙!!
朝から気持ちいい演技を見せていただきました。ラスト一瞬怖くなりかけて笑顔になったのは前回を気にしていたのでしょうか?

 

2位 フェルナンデス 91.52 TES44.56 PCS46.96

羽生の高得点の後のフェルナンデスと言うのは何回目でしょうか?ちょっと同情してしまうが崩れないところが王者の強さです。
昨年軸曲がりで転倒してしまった4Sも何とかこらえ、コンボも何とか決めた。ジャンプは全部クリーンでなかったがスピンステップで盛り返したことろが昨年とは違います。曲も振付も非常にフェルナンデスと言う選手を生かしていました。
PCS47弱は地元と言うこともあったかもしれませんが、どちらかと言うとボーヤンと宇野のPCSの為この点にせざるを得なくなってしまったという感じ。そろそろPCSを再検討しないといけないかも。
今年のGPFの唯一90点台はフェルナンデスとなりました。

 

やっぱり荒れたGPFのSP。大崩れはチャンだけですがどこか締めきれないのはファイナルのプレッシャーと言うものか。
1位は独走ですが3~5位は団子状態。FS次第で表彰台のメンバーが変わりそう。1日開きますがみんな体調に気を付けていい演技を見せてほしい

あとはカメラさんにお願い、天井カメラとコンボの最中に画面を切り替えるのはやめてください。お願いします