つれづれなるままに・・・

日々の思ったことを綴っていきます。

10/1分 ざっと感想

昨日はカウンターかなり回ってたみたいですが、すみません。眠気に負けました。
ネペラ・オータム・JOと主要選手の映像は一通り見たのですが、記事を書くまでできなかった。私以上に試合を見ている人多いと思いますが敬意を抱きます。(いつ寝てるんだろう?)
男女・ペア・アイスダンスとおそらく50組以上の映像を見て仕事疲れもあったのでしょうが頭の中が飽和状態です。


シングルに関して昨日見た中で良いなとか今季これは怖いわと感じたのが男子のフェルナンデスと女子の宮原でした。点数的にはもっと上を出した選手はいたのですがそうだからこそより印象が良いのかもしれない。これがもっと磨かれて評価されたら凄いよって。

JO組の印象が良いのは大画面で見ているということもある。そういう意味ではライストが脆弱なネペラ組は不利だったかも。


良い選手がいた反面心配な選手も。特にアーロンと村上が・・・ジャンプがいまいちと言うことだけじゃなくアーロンは迷走している印象があるし村上は逆に戦略や体系づけが出来ているのかと心配になります。
アーロンは昨季から表現力強化に力を入れてきていることは理解しているのですが、それ以上にアーロンの良さが薄れていることが気になる。スピード感とか豪快さ、力強さというアーロンの演技見たなと感じ入るものがなくなってきているのが悲しい。その辺りのフラストレーションがジャンプミスにさらなるがっかり感を抱いてしまうのかもしれない。


村上についてはシンプルで素直なスケーティングは良いけれど何を見せたいのかどう感じて欲しいのかどういう自分を見せたいのかが伝わらない。ただ「素直」、昨季からこれしか思い浮かばないのが非常に物足りない。流れに流されるではない村上大介たる何かを見せて欲しい。

 

宇野のJOの演技は初戦よりはジャンプが良かっただけまとまった印象。4Fは着氷が良くなっているのが良かった。体を開きながら降りる着氷はまだありますが昨季よりは気をつけている、ましになったと思います。衣装も大画面で見るとかなり綺麗です。後は滑るときもう少し姿勢を起こしてくれると足の長さの悪印象が薄れてくると思います。宇野の良いところは村上と反対でとりあえず俺はこれをやるぞ、出来るはずと言う意思が見えるところです。若さの良さでもあるし上を目指すものが持たねばならないものでしょう。演技でそれが見えるのは悪くないと思います。FSについてはここ数年のマンネリ振付がかなり薄いのも好感です。相変わらず熟女ボーカルが気になりますが滑り込み宇野がのめり込めれば良いプロになりそう。4Fを1回にしたのは良いと思います。

 

海外選手ではネペラ優勝のヴォロノフの良い演技が久々に見れたのがうれしかった。今の高難度・つなぎ演技を見慣れてしまうと違和感がありますがヴォロノフで見たいのはそういう演技じゃないんだと改めて実感しました。育った時代が違うし価値観も変わってきている。その中で生きている選手だからこそ時代が変わろうが変わらない自分らしさを持つ必要があると思います。昨季のプログラムは正直合っていなかったのでヴォロノフらしい演技が見れる今季が非常に楽しみです。

 

オータムSP2位のミーシャ・ジー。オフでは振付を多数こなしていたため引退か?なんて噂もあったもののしれっと4Tを着氷してくる辺りやる気が見れて好感です。以前はしばしばセカンドジャンプに回転不足があったけどしっかり回ってきた。トレーニングが出来ているということ。4Tがステップアウトの割にマイナス2点以上なのはステップ不足もあったからかな?たぶん4Tの方がコンボだったんだろう。あともう少しだから是非頑張って欲しい。

 

羽生の結果はすぐにヤフーに出たんで大凡の結果と点数は知って演技を見た。驚きの白衣装、靴カバーまで白というプリンスの衣装をモチーフにした。羽生単体で見ると悪くないゴージャス衣装だが今回のような白壁のリンクでは同化してしまってかなり見にくい。私は結構好きだけどプリンスと言われてしまうと健康的な印象です。(退廃さというか道を少し外れた感がない)
4Loは成功したが前日練習で成功したときより高さがない分余裕のない着氷だった。コンボは抜けと転倒のおまけ付き。ただあのセカンド何しようとした?明らかに3T回りすぎてますけど・・・w
初戦の緊張からか体調がそこまで良くないのか不明だが冒頭からスピード感がないのが気にかかった。スピンのレベルなどもこの辺りに原因がありそう。

羽生の初戦は毎年抜けるので点数は伸びません。それでも初戦でステップレベル4(GOE満点)と4Lo成功ならまずまず良い出足ではないでしょうか?
FSの衣装が楽しみです。