つれづれなるままに・・・

日々の思ったことを綴っていきます。

Lombardia Trophy FS感想

横浜JGPSは男子も女子も最終グループは見ごたえがあった。ジュンファンが平昌五輪韓国代表候補に一躍踊り出た印象だ。女子は日本人表彰台独占!って来週のロシアが心配・・・白岩さん頑張れ!

 

事情があってロンバルディアトロフィーは第一グループの途中から。結構快適にみていたものの終盤の全米選手権になる頃からオフラインの連続で・・・振り返りでもホクスタインとアーロンの半分がないという・・・アーロンのライオンキング楽しみだったのに・・・オータム出るんだっけ?そこまでお預けになってしまいました

 

シモン・オクー 総合147.03 FS98.89 TES45.89 PCS55.00 -2
SPに続いて不思議な曲。衣装の色も似ているおフランスのセンスがいまいちわからん。
転倒有りだけどこの時期ではそこそこ纏めた方かも。ただスピンはもう少し練習を。全体的にスピード感がないのでもっさりとした印象。疲れが見えてくると曲に負けている。

 

Conor STAKELUM 総合144.52 FS93.83 TES44.03 PCS50.80 -1
ジャンプの際女の子がびっくりしたときのような腕のたたみ方が気になる。肩をすぼめた感じで小さく見える。
柔らかいスケーティングだが腰の辺りに持て余した感が漂う。ジャンプはつまり気味で流れがないがフリーレッグを上げようとする意識が高いのは好感。
柔軟性も比較的高いので良い練習をつめばもっと出来そうな印象がある。


グラハム・ニューベリー 総合166.91 FS112.57  TES56.37  PCS56.20
曲を意識した滑りや表現をしようとする意識が高い。着氷が綺麗じゃなくても次につなげようとする力がある。ただちょっと強引で体がぶれやすいので流れで飛べるようになると大きなジャンプになりそう。
後半になると滑らなくなるのでもう少し体力配分を考えたい。スピンは男子選手にしては結構良いかも。

 

オンドレイ・シュピーゲル 総合166.56 FS110.73 TES51.43 PCS60.30 -1
ジャンプの際の腕の振りがもう少し一定になると安定するかも。種類によってばらばらなのが気になる。ここまでの選手より滑るのでジャンプミスがもったいない。でも大きく見える選手なのでジャンプが安定すれば高得点が出せそう。
キャメルスピンで足の持ち方が変わっていくのがスムーズで良い。
後半突然曲が変調するのがびっくりする。早い盆踊りみたいだけど何??ちょっと笑ってしまった。

 

キム・ジンソ 総合184.58 FS122.25 TES63.05 PCS61.20 -2
最近よく聞くけど流行ってるのかパリのアメリカ人。今季はアメリカワールドじゃないのに何故?
コミカルっぽい動きは上手いし見せ方も知っている。ただジャンプが全部猫足に沈み込んでしまうのでGOEが付きにくい。でも今更直せなさそうなので怪我しないように気をつけるしかないのかな?手首大丈夫だったかな?

 

ステファン・ウォーカー 総合207.81 FS137.64 TES69.84 PCS69.80
演技中いきなり映像が止まってしまい一部見れなかったが、柔らかい曲調に合ったスムーズなスケーティングの気持ちが良いプログラムだった。もう少し振付でメリハリを出せたら評価が上がりそう。
ジャンプはこの時期にしてはかなりまとまっていた。

 

宇野昌磨 総合258.93 FS172.25 TES86.35 PCS85.90
4Fは軸が曲がりSO。4TはOKだけど相変わらずの降り方だった。
衣装は一瞬かっこいいと思ったが滑ると足が短く見えて・・・もう少しお尻を引っ込めてスケーティングできたら良いんだけど。ハイウエストに見える意味がなくなってしまう。
後半4回転は両足の回転不足。後半3Aは流れて危なかった。でも降り方はともかくまずまずジャンプはまとめた印象。
途中から来る女性ボーカルががなりすぎというか年齢の高い熟女の迫力満点のため宇野が滑る意味があるのかよくわからない。ボーカルない方が良い気がする。


ジェイソン・ブラウン 総合256.49 FS174.91 TES88.91 PCS87.00 -1
ジェイソンその衣装何??貴方まで甘えの黒で来るとは・・・アメリカンの衣装誰を楽しめば良いの?髪をすっきり纏めたため肩幅のごつさが際立ってしまった。
足がすっと上に上がる振付が多くてそれが気持ちよく上がるのが実に爽快。スパイラルも綺麗。4回転は転倒だったがそれが終わったら気持ちよくジャンプが飛べるようになった。やっぱり4回転入れるとプレッシャーが違うんだろう。
難度は落ちるけど入れない方ジェイソンという個性を見るには合っていることは確かだ。スピンしながら終わるラストが情感があって良い。ただ全米やワールドがこれで勝てるのかというと難しいだろう。FSは転倒1つでトップだった。

 

グラント・ホクスタイン 総合198.77 FS1383.82 TES64.72 PCS71.10 -2
いきなりオフラインで前半見れず。見えたらいきなりものすごい転倒だった。ジャンプはまだ安定していない。
なんか似たような色の衣装が多いなぁ。コレオのイーグルは相変わらず長くて大好物。
小柄なのは確かだがもう少し大きく見せられると良いんだけど・・・

 

マックス・アーロン 総合218.73 FS145.80 TES70.60 PCS75.20
変な模様入りのグンゼ衣装。ライオンキングらしいと言えばそうかもだがパンツが黒すぎるの変。
アーロンは肩の使い方が上手くない。腕は腕だけなので体と連動していない。だからラインが綺麗に見えない。
スピンは上手くないけど頑張ってはいる。ただ持ち味のジャンプが抜けとお手つきで安定しない。ジャンプの加点が豪快さで付くタイプなのでばしっと決まらないと減点しかなくなってしまうのがもったいない。


残り二人からライストが駄目になってしまった。
ただ予想通り宇野・ブラウン・アーロンの表彰台になった。
しかしFSでは3クワドの宇野に対して1クワド転倒のブラウンが上回ったところが面白い。宇野の後半4回転は両足のダウングレード+REPでほとんど点にならず。(でも4Fだったから4Tよりは点が残ったんだ・・・戦略だろうけどなんか微妙)更にコンボ1回では3クワドでも勝てないしPCSも出ない。実際プログラムとしてはブラウンの方が纏めたと思うので妥当な結果だと思う。
宇野はスケーティングの評価をされているが前傾姿勢が多くその辺り美しく感じない。伸ばすところは伸ばす背中と肩のラインが非常にきれいなジェイソンの姿勢が際立っていたと思う。

B級が始まるとシーズンが始まったという感じがする。フィギュアスケートの季節になったということはいろいろ忙しいシーズンになったということ。寝不足にならない程度に試合を見ていきたいです。