つれづれなるままに・・・

日々の思ったことを綴っていきます。

順当すぎる戦い―――スケートカナダSP感想

ケイトリーーーーン!!!と言う印象のスケートカナダSP。
女子は早起きして見たのですが男子は残念ながら仕事で見れず。こっそりスマホツイッターを覗いたりもしたのですが全然情報が流れてこなくて昼休みまで結果がわかりませんでした。私のようにお仕事中の方が多かったのかな?

 

帰宅して一通り演技は見ました。プロトコルも見たのですがやはりスケカナ、という感じですね。
GPS初戦だったロステレは例年点数が高めと言われていますが今シーズンはそこまで高いという印象は無くやはり五輪年は違うのかなと思っていました。そういう意味ではスケカナも流れをくんでいると言う事でしょうか。男子シングルのそれもSPのプロトコルでここまで回転不足表記が多いのは珍しいという印象があります。
ただ一方で上位3人に対してはどうなのかな、と演技を見て感じます。完璧に氷上で1回転したブラウンの3Aに+2が付いていたり氷上に先端がついてからくるっと回ってエッジが乗る宇野には回転不足がついていない。チャンのコンボもマイナスを付けたジャッジが一人しかいなかったりとPCSの出方といいジャッジが最初からこの3人を表彰台と決めているのかなとも感じてしまう採点でした。
順位として別に間違ってはいないと思うのですが・・・片手落ちのような採点では勝負事として見る面白みは薄くなります。

 

GPSというのはシーズンまだ始まったばかりと言う事で結構番狂わせや今シーズン上がってきそうな選手の勢いなどを感じる楽しみがあります。
例えばソチシーズンのハン・ヤンやコフトゥン、2シーズン前のボーヤンや宇野、昨シーズンのネイサンなどの若手の躍進。あるいは3シーズン前のベテランヴォロノフのファイナル進出と言った予想外の選手の活躍を見ることが出来る少人数の対戦だからこその面白さがあるのです。
ロステレコムはネイサンと羽生のガチバトルやSPアリエフFSクヴィテラシヴィリの頑張りなど流石五輪シーズンと言ったわくわく感があったのですが、スケカナで少し期待値が下がってしまった感じです。


勿論選手は頑張っています。上手くいかなかった選手も多かったですがそれは今後に生かしてくれると思います。この厳しいジャッジを乗り越えて明日のFS、更には次の試合に向けてより頑張っていくだろうと期待しています。

 

そんな選手たちに対して表彰台候補だとかネームバリューにかかわらず平等で公平な見方の採点をしてくれることをジャッジには願いたいです。